牧師雑感

聖書のことばを中心に毎日の出来事を書いています。

恐れと不安から解放され安眠の日々に

2012-06-24 08:21:38 | Weblog
数年前ですが、東京でビジネスセミナーに出席しました。キリスト教会牧師ですと、自己紹介するとちょっと不思議な目で見られました。

 セミナーが終わるとひとりの紳士が声をかけてくれました。牧師に相談があるとのこと。お話しは奥様が出産し子育て中、東京に地震が来るという情報で、ものすごく恐れ不安になり、夜も熟睡できずに困っているとのことでした。

 田園調布に住み豊かな生活の中ですが、その不安はどうしようもなく深刻な悩みになっていました。

 お家に招かれ一泊させてもらい、いろいろお話をお聞きしました。聖書の詩篇91篇を開き読んでもらいました。

 「イエス様を心にお迎えし、信じます。アーメン」と、祈ってくださいました。不思議にその夜から安眠できるようになり、しばらくは毎晩詩篇92篇を休む前にお二人で読み、恐れは消え平安が与えられました。

 昨日、神学生たちが院長のことを何と呼んでいるか知っていますか?と聞かれ、知らないと言うと、教えてくれました。

 院長は聖書おたくですとのこと。それ何って聞くと、おたく・・・・つまりコミックお宅とか、ゲームおたくとか、いろいろあるおたくがあるけれど、院長は悩みを相談しても、何を聞かれても、聖書のこう書いていますというからだそうです。

 また説教や講義でも、自分の経験を語る時も、聖書の言葉ばかり引用して、すぐ聖書に書いてありますと言うそうです。自分では自然に言っているつもりですが、そう聞こえてしまっていることに気づかされました。

 何かに熱中するんだったら聖書おたく、イエス様おたく、教会おたくのほうがいいんじゃないかなと答え、神学生も納得したようです。

 何があり眠れないと睡眠薬おたくになったり、わけの分からない占いや手相を見てもらい、どうにもならなくなっている場合もあります。

 思い切ってイエス様を心に迎え、アーメン信じますと受け入れて見てください。すばらしい解決と自由が与えられ、恐れは消え平安になります。

 そして喜びと感謝にあふれ、信仰と希望と愛に輝くことができるのです。

 田園調布の家庭を平安につつみ、幸せに導いた詩篇91篇をそのまま引用します。

詩篇

91:1 いと高き方の隠れ場に住む者は、全能者の陰に宿る。

91:2 私は主に申し上げよう。「わが避け所、わがとりで、私の信頼するわが神。」と。

91:3 主は狩人のわなから、恐ろしい疫病から、あなたを救い出されるからである。

91:4 主は、ご自分の羽で、あなたをおおわれる。あなたは、その翼の下に身を避ける。主の真実は、大盾であり、とりでである。

91:5 あなたは夜の恐怖も恐れず、昼に飛び来る矢も恐れない。

91:6 また、暗やみに歩き回る疫病も、真昼に荒らす滅びをも。

91:7 千人が、あなたのかたわらに、万人が、あなたの右手に倒れても、それはあなたには、近づかない。

91:8 あなたはただ、それを目にし、悪者への報いを見るだけである。

91:9 それはあなたが私の避け所である主を、いと高き方を、あなたの住まいとしたからである。

91:10 わざわいは、あなたにふりかからず、えやみも、あなたの天幕に近づかない。

91:11 まことに主は、あなたのために、御使いたちに命じて、すべての道で、あなたを守るようにされる。

91:12 彼らは、その手で、あなたをささえ、あなたの足が石に打ち当たることのないようにする。

91:13 あなたは、獅子とコブラとを踏みつけ、若獅子と蛇とを踏みにじろう。

91:14 彼がわたしを愛しているから、わたしは彼を助け出そう。彼がわたしの名を知っているから、わたしは彼を高く上げよう。

91:15 彼が、わたしを呼び求めれば、わたしは、彼に答えよう。わたしは苦しみのときに彼とともにいて、彼を救い彼に誉れを与えよう。

91:16 わたしは、彼を長いいのちで満ち足らせ、わたしの救いを彼に見せよう。