牧師雑感

聖書のことばを中心に毎日の出来事を書いています。

引きつける力

2006-11-24 09:01:03 | Weblog
ポルトガルの北部に、ブレタという非常に信心深い?犬がいるそうです。日曜日は朝5時に家を出て、7時半の1部礼拝に出席します。なんとその距離は26キロ。彼は祭壇の前に座って、みんなが立つと立ち上がり、みんなが座ると座って、いっしょに説教に耳を傾け、祝祷を受けると、そそくさと26キロの道を歩いて帰るそうです。

 これがうわさになって、その教会には次から次へと、犬といっしょに礼拝したいという人が集められているそうです。

 牽引力(犬引力)ですかね。何とスゴイ献(犬)身者でしょう!

 磁石はものすごい力で鉄を吸引します。その力の秘訣は粒子が一定方向に流れているからだそうです。

 反対に鉄は鉄を吸引することはできません。鉄の粒子は一定方向ではなくバラバラだからです。ところが磁石に吸い付けられた鉄は、その瞬間に粒子が一定方向に流れるので、自分もまた他の鉄を吸引することができるようになります。

 イエス様の愛(引力)はものすごい力です。その秘密は十字架にあります。わたしが十字架の上で死んだら世界中の人をひきつけますと語られました。そのとおりに十字架のイエス・キリストの救いに世界中が引き寄せられています。中国では毎日2万人がクリスチャンになっています。アルゼンチンでは8,000人が、毎日救われてクリスチャンとして生きています。数年前、アルゼンチンの刑務所を訪ねる機会がありました。

 会場に集まってきた囚人たちは、刑務所の中で聖書の話を聞き、クリスチャンになっていました。大きな声で賛美歌を歌い、罪を悔い改め救われた喜びで輝いていました。

 イエス・キリストの愛の吸引力で救われ、聖く正しく、健やかに祝福され繁栄した人生を体験した人々が世界中で、永遠の天国の希望に輝きつつ幸せに暮らしています。

 私も今日でクリスチャンになって50年目になります。恵まれた喜びと幸せな日々をありがとうございますと、感謝しつつ過ごしています。

コリント人への第一の手紙

1:26 兄弟たち、あなたがたの召しのことを考えてごらんなさい。この世の知者は多くはなく、権力者も多くはなく、身分の高い者も多くはありません。
1:27 しかし神は、知恵ある者をはずかしめるために、この世の愚かな者を選び、強い者をはずかしめるために、この世の弱い者を選ばれたのです。
1:28 また、この世の取るに足りない者や見下されている者を、神は選ばれました。すなわち、有るものをない者のようにするため、無に等しいものを選ばれたのです。
1:29 これは、神の御前でだれをも誇らせないためです。
1:30 しかしあなたがたは、神によってキリスト・イエスのうちにあるのです。キリストは、私たちにとって、神の知恵となり、また、義と聖めと、贖いとになられました。
1:31 まさしく、「誇る者は主を誇れ」と書いてあるとおりになるためです。

[ 2 ]
  2:1 さて兄弟たち。私があなたがたのところへ行ったとき、私は、すぐれたことば、すぐれた知恵を用いて、神のあかしを宣べ伝えることはしませんでした。
2:2 なぜなら私は、あなたがたの間で、イエス・キリスト、すなわち十字架につけられた方のほかは、何も知らないことに決心したからです。
2:3 あなたがたといっしょにいたときの私は、弱く、恐れおののいていました。
2:4 そして、私のことばと私の宣教とは、説得力のある知恵のことばによって行われたものではなく、御霊と御力の現れでした。
2:5 それは、あなたがたの持つ信仰が、人間の知恵にささえられず、神の力にささえられるためでした。
  2:6 しかし私たちは、成人の間で、知恵を語ります。この知恵は、この世の知恵でもなく、この世の過ぎ去って行く支配者たちの知恵でもありません。
2:7 私たちの語るのは、隠された奥義としての神の知恵であって、それは、神が、私たちの栄光のために、世界の始まる前から、あらかじめ定められたものです。
2:8 この知恵を、この世の支配者たちは、だれひとりとして悟りませんでした。もし悟っていたら、栄光の主を十字架につけはしなかったでしょう。
2:9 まさしく、聖書に書いてあるとおりです。
  「目が見たことのないもの、
  耳が聞いたことのないもの、
  そして、人の心に思い浮かんだことのないもの。
  神を愛する者のために、
  神の備えてくださったものは、みなそうである。」