ヒガンバナ科ヒガンバナ属。多年草。 和名は葉が水仙に似ていて、花が夏に咲くことから、また、花期に葉がないことから俗にハダカユリ(裸百合)とも呼ばれる。 秋から翌年の春にかけて水仙に似た葉を出す。ただし、植物学上は水仙でなくヒガンバナの仲間です。 原産地:中国原産。 日本では本州から九州の人里近くの山野や道端などの木陰に生育する。 古く中国から渡来した帰化植物と考えられている。カラスノカミソリ(八戸市)、ピーピーグサ(神奈川県)などの地方名がある。 ヒガンバナは花を咲かせて枯れた後に葉を出すのに対し、ナツズイセンは春に葉を出し枯れたのち花を咲かせます。 開花期:8月中旬~8月下旬。 花は鱗茎一つに1本、60㎝程の花茎を伸ばしピンクの花を咲かせる。普通果実は出来ない。 8月22日の誕生花。 花言葉:「快い楽しさ」、「悲しい思い出」、「深い思いやり」、「あなたのために何でもします」。
写真 ナツズイセン(夏水仙) 8月16日・楢原町 晴