タデ科イヌダデ(タデ)属。 一年草、ほかの植物などに寄りかかりながら蔓性の枝を伸ばし、よく分岐してしばしば藪状になる。 つるの長さは1~2m、茎は赤みを帯びた部分が多く、四稜があり稜に沿った逆向きの鋭い棘が並んでいる。 別名:トゲソバ(棘蕎麦)。 和名はこの棘だらけの茎や葉から、憎い継子の尻を拭うという想像から来ている。 韓国では「嫁の尻拭き草」と呼ばれる。 原産地:東アジアの中国、朝鮮半島から日本の全土に分布する。やや湿り気のある林縁や道端に生える。 開花期:5月~10月。 小さくて可愛いピンクの花を咲かせる。 金平糖のような蕾を付け花をちらほら咲かせ、実を結ぶと蕾より大きく膨らみ、閉じた花被(ガク)の間から黒い種をのぞかせている花もあります。 花色は、赤、桃,白など。 花言葉:「見かけによらぬ」、「変わらぬ愛情」。 誕生花は無し。
写真 ママコノシリヌグイ(10月5日・浅川) 曇