日本人僧侶が韓国・群山市の名誉市民に 少女像設置などに貢献
3/25(月) 15:14配信 聯合ニュース
日本人僧侶が韓国・群山市の名誉市民に 少女像設置などに貢献
名誉市民証を授与された一戸彰晃氏(左・群山市提供)=25日、群山(聯合ニュース)
【群山聯合ニュース】青森県の雲祥寺住職の一戸彰晃氏が25日、韓国南西部、全羅北道群山市の姜任駿(カン・イムジュン)市長から名誉市民証を授与され、名誉市民になった。
一戸氏は曹洞宗の僧侶。日本が朝鮮半島を侵略する過程で曹洞宗が加担した罪を反省し悔いる意味で、2012年に同市の東国寺に懺謝(仏教用語で許しを請い謝ること)文を刻んだ石碑を建てるのに尽力した。
また旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」を同寺に設置するための費用を集める募金活動を主導したほか、日本で収集した韓国の遺物を群山市に寄贈するなどした。
名誉群山市民は市の行事に招待されるほか、市政の情報誌などが送られる。
【関連記事】
慰安婦被害者侮辱の日本人被告がまた公判欠席 身柄引き渡しにも応じず
少女像設置の米自治体トップ 「日本政府が間接的に圧力」
道徳主義では韓日関係解決できず 元駐日韓国大使が与野党議員に提言
韓国の慰安婦被害者死去 生存者22人に=今年3人目
ソウル郊外の「ジャパンタウン」造成で賛否対立=韓国