呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

中国の最新情報を上海・東京・神戸を拠点に活動する株式会社TNCリサーチ&コンサルティングの呉明憲が紹介します。

《保税監管区域外貨管理弁法操作規程》

2007年10月22日 | 未分類
日綜(上海)投資コンサルティング有限公司の呉明憲と申します。弊社が設立されてから3年近くになりますが、まだまだ弊社のことを知らない方もおられると思い、またホームページもリニューアルしましたので、これを機会に不定期でありますが「呉明憲日記」なるものを始めていこうと思います。マジメな話からくだらない話まで混ざってしまうかもしれませんが、どうぞ宜しくお願いいたします。

 さて、ここ最近で一番関心を高く持っているのが《保税監管区域外貨管理弁法操作規程》です。これは8月に公布されました《保税監管区域外貨管理弁法》のいわば実施細則といえるようなものです。本来ならば実施細則というのは大きな枠組みとして出された通達に対して、それをより詳細に説明する意味合いのものといえるのですが、《保税監管区域外貨管理弁法操作規程》は非常に難解です。外高橋保税区管理委員会の方に聞きましたところ、元々はもっと細かく書かれていたそうですが、実際に発表する段階になって細かく分かれていた部分をまとめてしまったようです。そのため、一つの条文の中で複数のスキームを取りまとめてしまっている部分があり、非常に難解なものとなっています。外高橋保税区管理委員会の方と色々とお話しているうちに見えてきた部分があったのですが、その打ち合わせ内容を管理委員会の方にフィードバックしようと作業をしていたところ、あらたな発見もありました。最終的にはスキーム図までを会員向けニュースレターに反映させたのですが、現段階としては一応の内容のものができたのかと思います。

 今回はたまたま保税区の外貨管理について書いてみましたが、今後はこのような話からもう少しくだけたような話まで書いていこうと思います。どうぞ宜しくお願いいたします。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。