当ブログでも過去に何度か紹介してきましたが、中国における外資スーパーの中で大潤発がぶっちぎり独走状態に入ってきています。まずは売上高ランキングをご覧ください。どこもかしこも成長率はすごいのですが、売上高(米ドルベース)では桁が一つ抜きんでています。
ちなみにヨーカドーは店舗当たりの売り上げは最大になるかと。
次に店舗数を見ていきましょう。全体で219店舗ある中で、華東地域に124店舗、そしてその華東地域の中でも江蘇省に52店舗もあります。
これを色塗りしたものがあるのでそれを見てみましょう。どこに分布しているかがわかりやすいです。
奥のエリア以外はほぼカバーですね。ちょっと古いデータですが、2011年の新規店舗のうち、三線都市での出店比率は76.2%にもなります。
そして、最後に主なスーパーの2012年の出店数と閉店数を見てみましょう。
大潤発は1店舗も閉店していません。というか、1998年7月に進出して以来まだ閉店したことがないそうです。同社の出店戦略を研究すると面白そうですね。