今年1月から9月までの中国全土の離婚数は131万組、そのうち四川省が最多で10万組あまりが離婚しており、これは中国全土でトップである。
2010年1月から9月までで中国全土で約780万組が結婚し、一方で131万組が離婚している。四川省では38万組が結婚し、離婚数は全国最多の10万組あまりとなっており、数としては全国最多、パーセンテージで見た場合全国第7位となっている。四川省で離婚数が多いのはなぜかという分析が紹介されているが、主に4つの理由があるという。
1.離婚手続きの簡素化
2003年8月に改正公布された《婚姻登記条例》により離婚手続きが簡素化され、これにより年々離婚が増加していっているというもの。
2.出稼ぎ別居による家庭崩壊
四川省では毎年1000万人にも上る労働者が出稼ぎに行き、夫が出稼ぎ、妻が現地に残るという生活が多く、これが長く続くことにより家庭が崩壊してしまうというもの。
3.愛情に対する期待が大きすぎた
物質的に豊かになってきたため、結婚生活に対する期待が大きかったに関わらず、実際の生活はそれでもなかったことに起因するというものもの。性格の不一致に近いか。
4.震災による影響
個人的に注目したのはこれだ。四川省における近年の離婚数の増加は地震による影響があるという見方がある。地震により生命の意義、生活の幸福殿重視、個人の感性に対する関心が増し、婚姻生活が今のままでいいのかと思うようになり離婚を選択するというもの。これは阪神大震災のときの震災離婚と同じようなものといえるだろう。ネットで調べたところ、震災離婚とは、「1995年1月17日にあった阪神淡路大震災が原因の離婚のことである。地震と離婚がどう結びつくのか?これは震災が起きたときに妻を置いて逃げた(逃げようとした)夫が原因で不仲となり、離婚にいたったというもので、こういった夫婦のことを当時のメディアが震災離婚という言葉で報道した。」と紹介されている。
夫婦が震災により離婚するという現象が起きたように、それ以外の人間関係でもおそらく問題が発生したものと思う。というのも、阪神大震災のときには会社内の人間関係がおかしくなったという話を聞いたことがあるからだ。社内の人間関係については特に紹介されていなかったが、おそらく同じようなことが起こっていたのではないかと思う。やっぱり人間って同じなんだなあと思いました。
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もう平成22年なんですよね。昭和プロレスがだんだん過去のものになって行きますね。
今上陛下も結構なお年なので、呉さんのお子さんが成人されることには平成も遠くなっているかもしれません。