2012年第3四半期までのB2Cショッピングサイトのシェアは、Tmallが46.8%でトップ、2位が京東で21.5%、そして第3位は蘇寧易購ですがわずか3.8%のシェアしかありません。特に3位以下は大きく引き離されているのですが、それでも易迅網、優購網、1号店、国美といった各社も含めて熾烈な競争を行っています。
そして11月11日がやってきます。11月11日と言えば私の応援している大日本プロレスはタッグの日と名付けており、二人が組むという意味合いを込めているようですが、中国では「双11光棍節」と呼ばれており、これは独身節のことを意味し、全く逆の意味になっています。面白いものですね。
さて、この11月11日、ネットショッピング業界は非常に従事しており、各社は様々な販促計画を打ち出しています。
Tmall |
50%off |
蘇寧易購 |
蘇寧電器、蘇寧易購、ラオックスの三ブランドで全品種同一価格を実施 |
1号店 |
1000万元相当のチケットを配布。1000件の商品につき50%off |
京東商城 |
金券配布 |
易迅網 |
貴就賠:京東より高ければ差額を賠償 |
安物はいつ買ってもいいでしょうが、ちょっと値段のはるものであればこのタイミングに買うのはいいでしょうね。ただ、どこが一番安いかというのは各社のうたい文句だけではわかりません。京東が価格線を仕掛けたときも、きっと京東や蘇寧あたりが一番安くなるかと思い、豆乳機を買おうとしたら実はアマゾンが一番安かったというオチもありました(私の経験)。それでも少しでも安く買いたいというのが消費者の気持ち、この日は日曜日ということもあり、家にこもってネットショッピング三昧の人も出てくるでしょうね。