呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

中国の最新情報を上海・東京・神戸を拠点に活動する株式会社TNCリサーチ&コンサルティングの呉明憲が紹介します。

中国の自動車免許更新

2015年03月28日 | 日記

 今日はビジネスの話ではなく、免許更新について紹介します。

 2003年に日本の自動車免許の内容をスライドする形で中国の免許を取得したのですが、そのときの有効期限が6年。2009年に最初に免許を取得した場所に行ったところ建物が全くなっていて、別の場所で手続きをしたことを覚えてます。その轍を踏まないために今度はちゃんと調べてから行こうと思い、ネットで調べてみましたところ、こういうサイトを見つけました。

 

 

 

 ネットで予約できるということなので早速手続きをしたところ翌日電話連絡が来まして、必要書類と、当日健康診断することと、それらを合わせた手続き費用として500元必要といわれました。500元って高くないか?瞬間的にそう思ったのですが、とりあえず手続き場所に行ったところ、どうやら普通のオフィスっぽい。おかしいなあと思ってその日の手続きは断念。

 

 またいろいろ調べたところ同じようなサイトがあり、電話連絡したところ手続き概要を説明され、費用は350元。350元も安くないなあと思ってそのサイトをよく見たところ手続き場所は全く同じ。同じ場所で同じ手続き、でも値段は違う。よくわからんなあ。

 

 どうも免許更新業務をアウトソーシングしているようです。こんなことがアウトソーシングされているのか。それにしても350元とか500元は高すぎる!ということで、役所のサイトから調べに入りました。そうするとどうも更新に際して身体条件証明という身体検査を行った資料が必要ということがわかりました。発行する場所としては区級以上の医療機構とかいろんな条件があり、面倒だと思いつつ病院に行き身体検査を受けようとしました。病院に行って証明写真が必要だとわかったのですが、そんなものが必要と思ってなかったので用意しておらず、近所にも写真屋さんがなかったので、この日も断念。

 

 今度こそはと思い、写真を用意して病院に行ったところ、身体検査の待ち人数が31人。ちょっと多いなあと思いつつも読書しながら気長に待つ。やっとまわってきて、色盲検査、視力検査、聴力検査を行い、身長を聞かれたので181セントと答えたところそのままその数値を記入。計らないのかよ!

 

 さて、身体条件証明をこれで手に入れたので、今度は免許更新センターへ。ウェブサイトで場所を調べていたのだが、後からわかったことなのだが手続き場所と問い合わせ場所は別々のようで、最初に問い合わせ場所に行ってしまったので、あらためて手続き場所に移動。バイクで移動してたのでよかったのですが、歩いて移動する距離ではなかったので、交通手段がなかったらまた挫折していたかもしれません。

 

 やっとたどり着いた免許更新センター。入口で免許更新に来たと伝えたところ、「証明写真と撮るように」と言われ、既に用意していることを伝えました。すると次に、「身体検査をするように」と言われ、これもすでに終えていること伝えたところ、書類提出場所を教えてもらいました。せっかくいろいろ用意したのですが、「結局全部ここでできるのかい!」

 

 結局病院での身体検査から最後の新免許証受領まで約2時間は、トータルだとそれほど時間がかかったわけでもないのですが、とにかくめんどくさかったです。前の免許証の有効期間は6年だったのが、今回は何と10年!10年後だとまたどんな手続きをしたか覚えていないでしょうし、ルール変更もあるでしょうから、また同じようなことを繰り返すんだろうなあ。

 

 

 免許更新の受付窓口

 

 ちなみに写真代が30元、身体検査で52元、免許更新で10元の合計92元でした。500元って一体なんやねん!


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