呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

中国の最新情報を上海・東京・神戸を拠点に活動する株式会社TNCリサーチ&コンサルティングの呉明憲が紹介します。

中国ショッピングモールの駐車場

2014年12月04日 | 日記

 日本で車で外出するとデパートであれショッピングモールであれ当然注射することになります。人気の場所だと結構長い時間並ばなければならないことがありますが、中国のショッピングモールの駐車場についてみてきましょう。

 

 地下を駐車場にいているケースが84%と最も多いのですが、上のフロアにも駐車場を設けるケースが出てきています。日本でも螺旋状に上がっていく形でありますよね。駐車場が隣接しているフロアということで、そのフロアのへのお客さんの流れもよくなり、賃料にそれを反映させる効果があるそうです。

 

 まず都市ごとから。黒の棒グラフが100平米当たり駐車台数、薄朱色が駐車場の平均回転数です。上海の駐車台数が少ないですが、まだ車両数が今ほど多くない時代に作られたショッピングモールが多く、その時代はここまで車両が増加することを予想することができず、結果として少なくなっています。鄭州や西安も駐車台数は少ないのですが、その代わり回転数が高くなっています。駐車場の割には小ぶりなショッピングモールが多いのでしょうか。

 

 

 

 次に駐車料金を見ていきましょう。

 

 

 黒の棒グラフは駐車場の一時間当たりの料金、薄朱色が公共駐車場の平均駐車料金です。いずれも上海がダントツ高くなっています。

 

 次に、駐車場の面積当たりの効率を見てきましょう。ショッピングモール1回の賃料との比較になっており、単位はいずれも元/平米/日です。

 

 

 黒の棒グラフが自動車の面積当たり収入効率、薄朱色がショッピングモール1回の賃料です。賃料が高いのはわかるのですが、それにしても北京と上海の賃料が高いのがよくわかります。駐車場に関しては上海が最も突き抜けて高い!

 

 

 

 駐車場なんて車さえ停められればいいと思うのですが、最近はいろんなサービスがあるようです。中国では車を運転しないので、あまりよく知りませんでしたが、車をどこに停めているかを調べるシステムがあります。ケータイのアプリで停車場所を確保するサービスがあります。停車場所をわかりやすくするための停車場所の区分け、これは日本でもありますね。A区とかB区とかいう表示で分けているケースです。女性専用停車場所が設けられているところもあり、面積を広くとり停めやすくしていたり、位置的にもよく場所で会ったりします。面積の大きいところでは電動自転車で送り迎えするサービスまであるようです。意外とちゃんとしてますねえ。電動自転車の送り迎えは一度見てみたいですね。


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