呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

中国の最新情報を上海・東京・神戸を拠点に活動する株式会社TNCリサーチ&コンサルティングの呉明憲が紹介します。

中国外食ブランドトップ25

2015年05月26日 | 日記

 全国チェーン展開しているブランドトップ25なるものを見つけました。これです。

 

 

 都市部では廃れつつある味千ラーメンも6位に入っています。あと気になるのが17位の鮮芋仙。いっときあちこちにあったように思うのですが、だいぶん店舗が減ってきているのでしょうか。最近あまり見かけません。店舗を拡大しすぎて管理面が弱くなったというのは聞いたことがあるのですが、それも原因なのでしょうか。結構好きだったのであまり食べられなくなったのは残念。14位のハッピーレモンと21位の仙踪林は同一系列ですね。25位の大漁鉄板焼きって確かに見かけますが、行ったことないなあ。

 

 次は外食ブランドの多いショッピングモールです。

 

 全部で11のショッピングモール。上海、北京、福州、寧波、深圳、重慶、成都、天津ですか。それにしても日月光広場ってこんなに外食ブランドがあったんですね。あまり行かないので知らなかったです。それと虹口龍之夢も。

 KFC、スタバ、満記甜品、ビザハットがこの中の9つをカバーしています。半分以上カバーしているのがマクド、DQ、面包新語(Breadtalk)、コールドストーン、禾緑回転寿司、黄記皇、一茶一坐、釜山料理、ハーゲンダッツ、バーガーキング、和民、パシフィックコーヒーです。和民も結構出展しているのですね。たぶん一回しか行ったことがないです。しかし結構値段の張るところも増えてきてますね。

 

 さて、今度はエリア別に見ていきましょう。大北エリア、華東エリア、華西エリア、華中エリアです。

 

 スターバックスがどこでも入ってます。しかし、すいているスターバックスをほとんど見かけない。出せば出すほどもうかっているような。にぎわっているところしか見ていないのだろうか。たくさんの種類があるのは華東エリア、逆に数区内のが大北エリアだそうです。とりあえず上海からというブランドが多いのでしょう。このリストには日系が一つも入ってないですねえ。

 

 中国全土にまで展開しているブランドはそれほど多くないようで、ショッピングモールについていくような形で2線、3線、4線都市へ広がっているという状況です。。先日某外食産業の人が今後の拡大のために独資形態にはこだわらないし、現地資本を入れてもいいという会社があったのですが、なかなかいいところを見つけれていないようです。よほど体力のあるところでもない限りこの会社が考えているように独自では限界があると思います。もっとそういう発想をする企業が増えてくるとまた違う展開もあるように思います。