呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

中国の最新情報を上海・東京・神戸を拠点に活動する株式会社TNCリサーチ&コンサルティングの呉明憲が紹介します。

中国では71%の従業員が仮病休暇の経験あり

2011年09月06日 | 日記

 有給休暇の多い国では仮病で休み従業員は少なく、逆に有給休暇が少ない国では仮病で休む従業員が多いようです。中国ではこの仮病休暇の経験のある従業員が71%でトップ、次がインドの62%です。かなりの数値ですねえ。まさかこれを読んでドキッとしてませんか?少ない国としてはフランスの16%、メキシコの38%があります。結構高いように思いますが、これでも最も少ない二国です。アメリカとカナダは50%、オーストラリアが58%、イギリスが43%です。

  

 フランスは法定休暇が最も多い国のひとつで、毎年有給休暇が30日もあるそうです。中国とインドはそれぞれ10日と12日しかありません。これが仮病休暇をとる取らない直接的な原因と見られています。休みを闇雲にあげればいいというものではないですが、なんとかしたいところです。病院の診断書を提出させるという方法がありますが、一日中家で寝込んでいたといわれればそんなものはないですし、そもそも診断書にどれだけ信憑性があるのかという問題もありますので難しいところですね。

 

 皆さんは仮病で会社を休んだことはありますか。参加したくない社内行事に適当な理由をつけてサボったことはありますが、私は仮病休暇はないですねえ。そんな私からすると、71%なんてとんでもないです!皆さんの周りはどんな感じですか?