岩崎邸庭園を見て 湯島天満宮を参拝した。
受験シーズンで合格祈念の絵馬が多く奉納されていた。
南北朝時代の1355年に創建された湯島天神は、亀戸天神、
谷保天満宮と「江戸三大天神」として知られている。
1478年に太田道灌が再興、天神様・菅道道真を奉り、
学問の神様として参拝者の多いところである。
湯島天神は泉鏡花の名作「婦系図」があり
「湯島の白梅」でお蔦の言葉が有名である。
「別れろ切れろは芸者の時にいう言葉、
私には死ねとおっしゃってくださいな」は、
すずの苦悩の表現として有名である。
湯島天神は梅の名所としても親しまれている。
梅園は戦災にあったが復旧され
昭和33年から梅まつりも復興された。
その年、卒業して東京を離れ茨城に住むことになった。