水戸市植物公園ではスノードロップが盛りを迎えていた。
とても可憐な花で、はにかむ様に下を向いて咲いている。
スノードロップ は、ヒガンバナ科スノードロップ属、
マツユキソウ属の総称と云う。
スノードロップは球根で育つが、種子からも育てる。
花が咲く大きさの球根に育つまで数年かかるそうだ。
冬の終わりから春先にかけ花を咲かせるので、
春を告げる花として知られる。
花は白で3枚ずつの長い外花被と短い内花被を持つ六弁花。
いくつかの種では、内花被に緑色の斑点がある。
夜になると花を閉じ、昼間吸収した温かい空気を保管する。
日本では、1月1日などの誕生花である。
シクラメンやソシンロウバイも咲いていた。
早春の植物公園には人影も少なく、長閑な雰囲気を楽しめた。