2011年7月19日15時21分 朝日新聞
三菱化学が「塗布型」の太陽電池で、変換効率10%超を達成
ビルの壁や車のボディーで使える「塗る太陽電池」の実用化のめどが立った。従来の太陽 煙突や高速道路の屋根など丸みがある物のほか、衣服など曲がる素材に対応できる。通常
光パネルでは置きにくかった場所に塗ることができ、量産もしやすい。2013年春ごろに出
回ることになりそうだ。三菱化学が、光を電気に換える効率が実用レベルの10%を超える
試作品づくりに、世界で初めて成功した。従来のガラス板で挟む結晶シリコンではなく、
炭素化合物を使う。乾いて固まると「半導体」の役割を果たすようになり、配線を施せば、
光に反応して電気を起こす。
の太陽光パネルはガラス込みで厚さは数センチ必要だが、この方式だと1ミリ弱で済む。
重さも同じ面積なら、結晶シリコン系の10分の1未満に抑えられるという。塗る太陽電
池は、変換効率が課題とされ、世界中で開発が競われてきた。三菱化学は成分や構造を見
直し、変換効率10.1%と10%超えに成功。結晶シリコン系の約20%には及ばないが、薄型
として市販される膜状シリコン系の太陽電池の水準に追いついた。
・方式:
素材に炭素化合物を用いており、塗布後に乾燥し固まることで、半導体の機能を持つ。
これに配線を施すと、照射された光に反応して発電する。
・主な特徴:
・丸みが有る建造物(煙突、高速道路の防音壁など)や、柔軟性があり曲がる素材(衣
服など)にも使用できる。
・太陽電池の厚さは1mm弱と、非常に薄く済む。
(通常の太陽電池パネルは数cm程度)
また重量も、同一面積では結晶シリコン系太陽電池の1/10未満で済む。
・量産が容易。
・変換効率:10.1%
・実用化の時期:2013年春頃の見通し
事態は急変している。その国国力は、アドホックなキルケゴールがどのぐらいいるのかで
決まるんじゃないかと思い出した。それにしても有機薄膜系のソーラセルの変換効率が急
速に向上してきているということだし実に面白い (『プロジェクト・ヘーリオスのはじま
り』)。
【講習終了証明書届く。】
半分諦めていたのだが「住宅用太陽光発電システムに係わる施工研修証明書」が投函され
ていた。筆記試験はかなり厳しかったというのがその感想だが、理由は簡単。眼精疲労と
いうことで途中で霞み眼でなにを書いているのか自分でも分からない状態った。ご丁寧に
中性線欠相についての補足解説が内封されていた。
ここで、
P=複数→電極の数
E=素子数→過電流を検知し反応する電極の数
一般電気配線の単相の場合、3本線(LI,N、L2)のうちN線を中性線とし電柱上で、大他間
にアースします。したがって、N線は、漏電しても、大他聞と同電位の為、電流は、ほぼ
流れません。よってN線には、L1線又は、L2線より大電流が流れる事はない。そのためN
線をつなぐ電極=Pには、素子=Eは必要ない(よって3P2Eとなる)。一般電気配線の単
相の場合 3本線(L1,N、L2)のうちN線を中性線とし電柱上で、大他聞にアースする。一
方、太陽光発電システムを施設した電気配線の単相の場合は、パワーコンディショナから
もたらされるパワーコンディションからの逆潮流電流により、先の一般電気配線とは異な
り、中性線に最大電流が流れ、上図のように中性腺が最大電流となったとき、3P2Eでは中
性線の過電流を検出することができず、分電盤の主幹漏電遮断器は3P3Eが必要となる。
以上だという解説だ。覚悟はしていたがこの歳で電気回路とは、トホホ。 ^^;