岐阜の住宅設計事務所の でいbyでい

岐阜の住宅屋 タマゴグミの日々の他愛もないことを綴ったブログです。

柿畑のなかから

2008-10-13 | 日記
柿畑の中に浮かぶ家です。大工さんは私との打合せ後に腰痛で帰って行かれたそうです。
午後からお会いしたお客様が「指示書が貼ってありましたよ」との報告を頂きました。
今朝打合せした事を午後から来る職人さんにちゃんと伝えてくれているんだとちょつと感動しました。

健康第一です。リュウさんお大事に。

びみょーな調査結果

2008-10-11 | 日記
今日の朝は北方の地盤調査の立会いをしてきました。
結果は良い結果で喜ばしいのですが・・・微妙なんですね。
1.5メートルまでは自沈(錘だけで沈んでいく)して、そのあと、沈まなくなりました。

この1.5メートルの間、どうすりゃいいんだ??と頭を悩ませる始末。


調査会社の考察を待つしかないですね。

けど、良い結果でまずはよかったです。

たまには世の中のことを

2008-10-08 | 日記
明日は十八条の家の建前です。今日は土台敷きの様子を見てきました。

さてさて、株価が1万円を割ったとか。
お金がお金を生む世の中、本当に弱い世の中になったものです。
投資って、普通は「頑張れよ。俺がお金を出してやるから。」って言う意味だと思うのに、投資家は危なくなると直ぐに逃げる、結局は社会の豊かさより自分だけの豊かさを求めるのですね。まあ、当たり前でしょうけれど。

お金は、衣食住という生活の基本や、安全、健康、豊かさ、楽しさへ貢献した代償としてのご褒美だと思います。そして、そのご褒美をもらったものは、その嬉しさや、払ってくれた人の思いがわかっているから、また、大切に使うのですね。

そういう生産活動やサービス活動が行われるからお金が流通している。

いま、経済が崩れているのは、その基本を忘れつつあった世の中に、もう一度基本に戻るためのチャンスかもしれません。

活動があるからお金が廻っていると、理解してくれる投資家が多かったら、こんなことは起きなかったはず。 「頑張れ、応援するよ」という思いでお金を出している人だとしたら、危なくなったら引き上げるんじゃなくて、増資するのが普通ですから。

お金の無いものの、ひがみかもしれません。ただ、私は、お金がお金を生む仕事より、今やっている仕事のほうが実感がわきますし、誇りを持って仕事が出来ます。
お金を払う側、もらう側がお互いに「ありがとう」といいながらお金が動く商売。これが本当の商売じゃないでしょうか。

今回の危機が、また一つ成長した社会になるきっかけになることを願って明日も屋根の上に上ります。

看板をつけました

2008-10-06 | 日記
やっと看板をつけました。
現場の前は小学校です。

20年後の受注のために、小学生にアピールです。


よいこのみんな、20年間覚えていてね。タマゴグミも20年後にも活躍している会社になるからね。

秋の気配

2008-10-04 | 日記
うちのモデルハウス(って言うとカッコいいのですが、自宅です)にも秋の気配。
そろそろ寒くなってくるのですね。現場での仕事がちょっと辛くなる時期。

唐突ですが、家の性能って比較のしようが無くて困りますよね。
どこまで性能を求めればいいのか? 何を基準にすればいいのか?

昨日、新幹線に乗りました。N700という奴。以前の新幹線より静かにそして早くなりました。500系という先っぽがトッキントッキン(って、今言いますかね?)の新幹線と同じスピードで、乗り心地ははるかにいい。

新幹線の性能の考え方ってものすごくシンプルなんですね。
お客様の希望は
1、早く移動したい。
2、快適に移動したい。
そこで、企業側は、
一度に多くの人を、早く(回転率を上げる)安全に(ブレーキ・安全装置)安く(燃費の向上)環境に優しく(音・Co2など)移動させたい。
という思いで、新幹線を開発しています。

住宅の場合、これが逆転しているからややこしい。
企業側が
寒いのいやでしょ。だから
地震で不安になるのいやでしょ。だから
空気が汚染されている家はいやでしょ。だから
価格が高い家はいやでしょ。だから

その「だから」の後に付く性能がまちまち。
そりゃそうです。お客様の希望をキチットつかめていないから。

住宅産業は、自分たちが想像で勝手に造りだしたお客様に対して、最高のサービスを用意しています。
だから、本当のお客様は、迷ってしまっている。
困ったものですね。