岐阜の住宅設計事務所の でいbyでい

岐阜の住宅屋 タマゴグミの日々の他愛もないことを綴ったブログです。

見学会の予約状況と 最近のタマゴ

2016-05-23 | 日記

まずは、大垣の家の見学会予約状況です。

 

案内メールを受け取った方へ

平日は、現状の予約は一日2組程度ですので余裕があります。土曜日はあと1組 日曜日はあと3組 ご予約いただけます。

なお、夜もOKですので、お仕事帰りとかご希望の方は遠慮なくお申し出ください。

また、タマゴグミに登録してなくて興味のある方はお手数ですがタマゴグミへ資料請求をください。資料を送ると共に案内のメールを送ります。

タマゴグミの勉強セット

 

見ていただくお宅はこんな感じで仕上がってきています。

 

そして、今回も作りました。プレゼント用の机・今回も丸のことインパクトレンチのみで作っています。

脚が斜めです。もう一年前くらいからほしかった斜めの定規を購入しました。

今回も、天板以外は倉庫に眠っている残材で作成しています。部品点数を減らすこと、つなぐ箇所を減らすことが格好が良いものが出来ることが少しわかってきました。

ぜひ見に来て下さい。

 

さて、最近のタマゴグミは

羽島で地鎮祭を行いました。

久々に大きなお宅です。7月頃から本格的に工事が始まります。

 

細畑の家の数日前の様子です。

木製の玄関扉を取り付けました。結構重い扉ですので日ごろタフな大工さんもへたばっています。

 

プレカット工場を視察してきました。今は殆ど機械で木材を加工しています。たまに見に行って、今はどんな加工が可能かを担当の方に聞いたりしています。

タマゴグミで計画中でご希望の方はお連れすることも出来ます(平日になってしまいマスが)

ただ、見てもあまり面白くありません。

 

こんな感じで進んでいます。

 


大垣の家の見学会は来週火曜日からです

2016-05-19 | 日記

大垣の家の案内メールを発送しました。ただしパソコンメールの方のみです。

明日かあさってに携帯メールの方にお送りします。携帯に送る場合はちょっと手間で、時間がかかるのです、すみません。

さて、今日は昼から大垣の家の荏油塗りです。

杉床はそのままが一番いいのです。肌さわり、香り、吸湿性・・・

けど、そのままですと汚れが直ぐ付いてしまいます。特に、コーヒーや醤油、お子様の絵具など落ちたら直ぐしみになってしまいます。そこで、荏油などを塗ることで汚れをつきにくくするのです。

欠点として、杉の香りが少し落ちますが肌触りは変わらず手触りも変わりません。利点を沢山残せる素材としてタマゴグミでは荏油を使用しています。

この家を見てみたいという方で、まだタマゴグミに登録いただいていない方はお手数ですがタマゴグミに資料請求をしてください。

請求先はこちらです。  タマゴグミの勉強セット

 

そして、午前中は

コンクリート打設後の水養生をしてきました。

まだ、水道が来ていないので愛車の軽トラに水タンクを積み込んでもって行きました。

なぜ水をまくのかは何回と無く説明していますので、聞きあきた方もいらっしゃるでしょうが念のため。

コンクリートは水を得て固まります。それを水和反応といいます。水和反応を簡単に言うと、接着剤の役割のセメントが水を得てさらに小さくわれて結晶化することです。

じゃあ、コンクリートに沢山水を入れて打てばいいじゃないか。と思われるのですが、それは強度が落ちてしまうのです。

コンクリートは打つ状態のときは水は出来る限り少なく、有る程度固まったら水は沢山与える、と結構わがままなものなのです。

 

そして昨日の夜は

土地購入のご相談に、お客様のところへ。

2時間ほどお邪魔したのですが、実は私が説明するのは10分程度なのです。法規的なこと、日当たり、周りについてなどを説明すれば終わりです。

そして私として「この土地にしましょう」とも言いません。

じゃああと何をやっているかというと、ひたすらご夫婦のお話を伺い、相槌を打っているだけです。それと、ご質問に対して建築屋として経験をお話しするだけです。

 

土地選びのプロは、実はお客様なのです。 ご主人や奥様の勤め先、お子様の通学、買い物、また将来的なこと、交友関係、一日の生活リズム、洗濯物の干し方、趣味・・・ 一番良く知っているのはお客様自身です。最終決定できる唯一の方はお客様自身でしかありません。

私に役割があるとしたら、鏡です。

土地についてご夫婦で話し合うと、当事者と当事者で話し合いの目的が自分の意見を通すことになりがちです。

それを、第三者の私を相手に話すことで「ああ、夫は(妻は)こんな事を考えていたのか。」と冷静に聴けると思うのです。そして、相手の考えていることを一緒に考えることが出来ると思っています。

そんな機会を作っていただくのが私の役割かななんて思っています。

 

ご相談を受けているときの私の返事っていい加減ですよ。

「やっぱり子供にとってこの通学路は遠いですよね。」

私:「はあ~  遠いですよね。」

「けど、高学年になったら大丈夫だよ。」

私:「ええ~ 大丈夫かもしれませんよね。」

 

だって・・・・解りませんから・・・


大垣の家 完成に向かっています

2016-05-12 | 日記

今日は良い天気でしたね。

羽島市正木町の現場では基礎の鉄筋組が完了、明日のあさJIOによる検査があります。

コンパクトな家を得意としているタマゴグミの家で一番小さな家になります。

しかし・・・・内容はフル装備 というか高級なつくりになっています。まるでバンデンプラスプリンセス!(って知っている方は少ないか・・・)

6月中頃に建て方予定です。

 

さて、完成間近な大垣の家は

こんな感じで仕上がってきています。

今日は左官工事を行っていましたので中には入れませんでしたが、内部は設備機器の取り付け等が始まります。

24日頃から完全予約制の見学会を行います。案内は今週末から来週頭にかけて資料請求やメルマガに登録いただいている方にメールのみでご案内します。

ご興味があり、登録がまだの方はこちらから資料請求して登録ください。 タマゴグミの資料

このお宅は単純明快な建物です。後々なんとでもなるように作られています。

 

ちょっと話しはずれますが、昨日20年前に建てられた中古住宅を見てきました。お客様から購入前のご相談のためです。

まだまだ使えそうな良い建物なのですが、構造が整理されていないのが残念でした。だから将来的に改装するときに間取りを変えることが難しそうなのです。

これは仕方が無いことなのですね。

日本の家は以前は田の字の構造でした。構造が明快で後々改装しやすい。だから直しながら長く使うことも出来ました。

量産ハウスメーカーさんたちが出てきて、家の作り方がコロッと変わりました。

応接室・和室・子供部屋・寝室・リビング・・・ 名前が付いた室がいくつあるかが家の価値に大きく影響するようになりました。設計も部屋と部屋の組み合わせになってしまい、必然的に構造も部屋を基準として作られてきました。(なんか難しいですね。本当は黒板に図を書いて話すと一発でわかるのですが)

だから、後々壁を抜こうとすると、構造に影響しちゃうものですか大変なのです。

 

タマゴグミとしては、設計は構造からと考えています。明快な構造をつくりその中に仕切りを作っていく。そうすれば、後々なんとでもなる家が出来るのです。

そんな様子も見ていただける見学会です。と強引に話を戻す。。

ぜひおいでください。

 

さて写真をもうひとつ

今朝は、洗濯物干しを取り付けてきました。

少し前に依頼されていたのですがコロッと忘れていて、ご連絡を頂きあわてていってきました。。。すみません。

「大工さんに頼むとお金かかるけど、いてサンに頼むとお金要らないから・・・」と奥様

いやいやかかりますよ。材料原価と実質労働時間×500円位は。まあ、いい感じに仕上がったので満足ですが。


連休のご相談で感じたこと

2016-05-07 | 日記

大型連休も長い人でも明日で終わりですね。

私は連休中も事務所にいたり、現場に行ったり、建築の相談を受けたり、空き家の調査に行ったりとブラブラしていました。

そして今日の夕方は今月末完成する大垣の家のお客様がいらっしゃって、ご夫婦でベンチを作っていかれました。

その完成品がこれ

凄いですね。

中央がちょっとくぼんでいるのがミソです。剛床の合板のあまり、破風のあまり、杉板30ミリパネルのあまりで作成してもらいました。

電動のこぎりを使うのだけは危ないので、カットは私のほうで行いましたがその他は殆どご夫婦で行いました。

作っている間のご夫婦の「貸してみろ。あっ」「ほらいがんじゃった。」「いいの、味なの」という漫才のような会話が面白かったですね。

ホームオーナー様へ

端材は差し上げますし、道具もお貸しします。ぜひ、色々つくりに来て下さい。

 

そしてお昼間は

お引渡しの現場で、床下の掃除です。不気味に緑色に見えるのはホウ酸を吹き付けたあとです。

こんな感じで色々進んでいます。

 

さて本題です。

連休にはじめてお会いするお客様のご相談を受けました。2組は土地探しからのご相談、もう2組は資金計画等のご相談でした。

土地探しについてはホームページに内容を書きましたのでこちらをご覧ください。

タマゴグミホームページ

ここでは資金計画でのお客様の印象深いエピソードを書きます。

某一流メーカーさんと2000万円ちょっとの予算設定で契約をしていたそうです。

設計も終わり、メーカーの担当者さんと銀行へ。そのとき初めて見積もりを見てビックリ3000万円ちょっと。。

ビックリしたお客さま。  

そのとき、その某メーカーの営業マンが救いの手を差し伸べた!

「大丈夫です。奥様も正社員だから収入合算すれば払っていけます!」

 

「あっ、そうか~~~   って、何でやねん!!」と突っこんでほしかったのでしょうか?

 

多分この例は、稀です。メーカーさんでもいまどきこんな営業をする方はいないとおもいます。たまたまこのお客様が変な担当についてしまっただけなのだとも思います。(けど、この担当のお陰で受注を逃した某メーカーさんは悲しいですよね)

 

ただ、この話を聞きながらふと感じたことがあります。

建築の予算を話すときって私もお金の感覚が狂い気味じゃないかな? ということです。

私がお客様とこんな感じで会話をしているのに気づきます。

「このくらいの大きさなら2000万円程度ですかね。けど、地盤が悪かったら60万円程度、水道引き込みで40万円程度で 100万円くらいは上がっちゃいますかね。」

なんか、「今日は1000円のワイン買っちゃお。コップ出すのが面倒だから、紙コップ100円も買っちゃうか。」

てな感じと同じような話し方になっていないかなということです。

 

建築のお金の話をするとき、万円の単位をあたかも無いような話になりますが やっぱり忘れちゃいけませんね。

最後に、その感覚を忘れないように刺激的な写真をひとつ

100万円の束です。