4月も終わりですね

今日で４月も終わりですね。早いものです。

今日の私は潜りからスタートです。

１年ちょっとのお宅の床下点検です。配管からの漏れはないか、壁体内結露や雨漏れからの漏水はないか、シロアリ等変な虫の侵入はないかチェックします。

ここ数ヶ月で何度も床下写真をアップしていますが、多分どれを見ても同じように見えると思います。けど、もぐっている本人は差を感じているのです。

出会う昆虫（残念ながら床下には昆虫がいます。主にムカデ系です。チョウチョがいたこともあります。それはびっくりしました）　木の色、風の感じ、違うんですね。

もし、その差を感じてみたいという方はご連絡を。　　床下点検ツアーでも組みましょうか。結構大変ですが。

 

そのあと、ご依頼を受けた土地を見に行って各務原の現場へ

 

現在基礎工事中です。　２０坪ちょっとの面積に家族４人が暮らすよていの家です。

間口が狭い土地なのに、私のわがままを聞いて頂き路地をつけた家となります。５月末の建前を目標に工事は進んでいます。

 

最後に長良の現場へ。３２坪に２世帯が暮らす予定の家です。

写真が横を向いていますので、ちょっと首を横に曲げてみてください。３畳の大きさの秘密の場所。春から夏にかけては少人数のビアガーデンとなり、と秋はこれまた少人数の鍋屋さんとなる場所です。大活躍してくれるだろうと予想しています。

 

そうそうさっきサラッと書きましたが、今日は土地を見に行ってきました。タマゴグミは土地探しの段階からご協力させていただいています。

土地を見に行くのはプレッシャーがあるんです。私の一言で、その土地を購入するかしないかを決める大きな要素になるからです。

今日は初回の調査ですので、まずは周りをよく見ます。　その土地も大切ですが、周りの空き地、年数が建っている家もじろじろと見ます。

将来的にこの土地にはどんな家が建つだろうか？　子の大きな家はどんな改装をするのだろうか？　建てかえをするのなら、どんな感じになるだろうか？

出来る限り予想して、購入を検討している土地に家を建てるとしたらどんな感じがいいのかを考えます。

その結果を元に簡単な報告書を作ってお客様に報告します。

 

結果がお客様の思いに沿った回答場合はいいのですが、まっタック違った回答を出す場合もあります。そんなときには、プレッシャーを感じますね。

 

土地選びは大切です。タマゴグミでお手伝いできることがあればいつでも相談ください。

 

 

 

 

 

東京にて勉強会

東京に来ています。なぜか有明にいます。乗り物好きとしてはちょっと夜のユリカモメに乗ってみたいと思いホテルを有明でとりました。

さて、今日はゼロエネルギー住宅の勉強会でした。

全国からたくさんの工務店さんが集まり勉強会です。

今後住宅づくりにおいてエネルギー問題は必須です。タマゴグミも、つい最近より家に対して冷暖房付加がどれくらいの数値かを計算して出しています。

その延長線上で、エネルギーをすべてまかなえる住宅を造れないかと検討しています。

 

太陽光発電、断熱性能、気密性能　そして設計力、これらを加味してゼロエネルギー住宅を考えて行きたいと思っています。

 

講義の後、昨日名古屋でお世話になった気密断熱屋さんの本社へ、面談に行って来ました。

私の取り組みを本社の担当に知ってもらうため、PRしてきました。

東京のオフィスはいいですね。　会議室からスカイタワーが見えるんですよ。

一週間でいいからこんなオフィスで働いてみたかった・・・

 

見学会の様子は明日アップします

昨日見学会を行いました。　雨の中おいでいただいた８組の皆様には、この場を借りてお礼を申し上げます。見学会とその後の打ち上げは写真の整理をしてから明日報告します。結構面白かったのです。

さて、今日は

ソフトピアへ行ってきました。今年より人材も増えましたので、全員が同じ管理が出来るようにデータベースを整備しようと計画しています。

普段は作業着で現場に行っていますので、こういうなんかカッコいい建物の中に入ると「出来る男」みたいに感じられていいですね。

 

住宅屋にとってデータベースは結構重要です。効率化ということもありますが、一番の目的は家づくりに参加するメンバーに漏れなく伝えることです。プログラマーと二人三脚で作り上げていきます。

 

昼からは私用を済まし土地調査。　昨日の見学会でもわかったのですが、土地探しや購入で悩んでいらっしゃる方が多いのです。少しでも不安が取り除けるようにアドバイスが出来たらと考えています。

その後はお引渡ししたお宅へメンテナンスへ。そこで見つけたもの

なんかいいですね。

タマゴグミの白い壁はキャンパスです。自由に飾り付けをして楽しんでもらいたいと思っています。

 

キッチンの打ち合わせ

現場でキッチンの打ち合わせ中です。担当はさとこさん。タマゴグミの家の９割がたは、オリジナルキッチンになってきました。

現場ごとに同じように見えて微妙に寸法が違ったり、物入れの大きさや数が違います。また、高さも１センチ単位で変えることができますので、ジャストフィットのキッチンを作ることが出来ます。

通常オリジナルキッチンというと、高くて手が出ないと思われるのですが、そもそもタマゴグミがオリジナルキッチンを採用しだした理由はコストアップの抑制なのです。

 

タマゴグミでは、契約寸前になると少しでも安価にしようと、いろいろ工夫しながら５０００円、１万円と予算を削ってご契約させていただいています。そのことは、タマゴグミのお客様はにはご理解いただいているので、値引きは一切していません。

以前キッチンはメーカーさんの廉価版を見積もりに入れていました。使うには十分すぎる装備がついたものです。コストを押さえつつよいものを提供しようという考えからです。　

しかし・・・・・

確認をしていただくためにショールームにお連れすると　なぜか価格がどんどん上がっていくのです。

理由は簡単です。よいものを見せられ、ショールームのお姉さん方の巧みな話術に酔わされてついつい「これも、これも」で上がっていきます。

その傍らご主人は「まあ、キッチンは女の城、女房に任せますわ。。」と引きつった笑顔。　　しかし我慢の限界が来ると、奥様を部屋の陰に引っ張っていき怖い顔で・・・（学生のころの、体育館の裏に呼び出すのと同じですね）

せっかくの楽しい家造りがこりゃまずい、と感じて　ならばオリジナルを作っちゃえ、それならショールームに行く必要がなくなるから。と作り始めました。

 

価格はメーカーさんの廉価版よりほんの少し上がりました。しかし、追加額は極端に減りました。通常で１～２万円（引き出しを増やしたり、扉を増やしたり）、シンクを変えたとしても５万円ほどの追加です。　ですので、打ち合わせ時もご主人は安心してみていられます。　

奥様が「引き出し一つ増やしていい？」とご主人に言うと、ご主人が私のところへ来て目で合図、私が耳元で「ウン千円の追加。」　とつたえると、「ええで、ええで、お前の好きにしーやー」と、男気が見せられるのです。

 

そんな、シアワセキッチン（いま勝手に名前をつけました）がついた家、６月末に見学会予定です。

 

そうそう、明日日曜日の見学会ですが、後半の部（２：４５～）あと１組入れます。　お手紙が手元にある方でご希望の方は明日１２時までにお電話ください。　電話番号は０５８－２５３－６５８８　いて　まで。

 

22日の見学会は後半の部が空いています

２２日、日曜日はタマゴグミの４年間住んで頂いた家の見学会です。

１：３０からの部と２：４５からの部がありますが、前半１：３０からの部は定員となりました。後半の部はあと２組空きがあります。

ぜひお早めにお申し込みください。

詳しくは　　タマゴグミ見学会

 

今日は午前中に長良の現場へいってきました。

うちの島田より「大工さん、髪の毛ばっさり切りましたよ。必見ですよ。」と面白そうにいうので、そりゃすぐに見てこなくちゃと思い可児へ行った後によってきました。

写真は本人の許可を得ていませんのでアップしません。見た感想は　「お～　へ～～　ヘヘッ・・」という感じでした。

 

さてさて、現場の状況です。

 

まだ、足場が外れていませんので足場の隙間からこそっとお見せします。

準防火地域ですので、ガルバリウム鋼板がいつもとちょっと違います。色は濃いこげ茶。結構しまって見えていいですね

。

内部の状況は

こんな感じ。この吹き抜けが２階のホールと気配をつないでくれます。それと夏は暑い空気を放出してくれます。

６月末ころに完成。高富街道沿いという解りやすいところにありますので、見ていただく機会を作りたいと思っています。

今回の壁は土佐和紙を予定しています。そろそろ土佐（高知県）の和紙屋さんに電話してすいておいてもらわなくちゃ。

 

目の前に家がある場合は

まずは長良の現場です。木部分にキシラデコールを塗りました。今回の色はピニーといって、いつもよりちょっと明るめの色です。塗り手はタマゴグミの島田君です。　明るめの色になって、彼も喜んでいました。

「いてさん、明るい色になってズボンがいつもより汚れないんです！いいです！！」　　

確かにそうだけど・・・・まっいいか。

内部では、ボード貼り、枠づけなどの最盛期です。　今回の仕上げは土佐和紙を使用しますので枠の荏油は先行して塗ります。６月末に完成予定です。

 

さて、今日の夕方はさとこさんといっしょに、以前お引渡ししたお宅のキッチンの直しに行ってきました。

現在タマゴグミでは９０％以上のお宅で採用されているオリジナルキッチン。設計担当はさとこさんですのでメンテナンスも担当です。

私は指示されるまま「ここ削って！」といわれれば「はい。」といって作業するだけです。

写真は、そのお宅の庭の様子です。　すぐ南にはお隣さんの家が迫ってきています。そこでご提案したのが木の高い壁。

この壁の役目は、絵で言えばキャンバスです。　これをバックにお庭を造っていくという考え方です。

南に家が迫っているからといって悪い土地とは一概に言えないのです

 

お知らせ　

２２日に特別見学会を行います。　限定１０組様のみです。

本日段階で残り５組様となりました。ご希望の方は、お早めにお申し込みください。

詳しくは　　タマゴグミ見学会

 

お供え物はこうなりました

春ですね～。タマゴグミの倉庫の前にタンポポが咲きました。ちなみにここ駐車場。倉庫の周りは雑草だらけです。

さてさて、昨日は雨の中各務原で地鎮祭を行いました。

朝に竹を切り出してきて、テントを張って、、　準備の間、あまり雨が降らずに助かりました。

地鎮祭はもう何十回とさせていただきましたが、いつも「ああ始まるな。このプランで大丈夫か、この計画で大丈夫か。」と頭の中に問いかけながら、神主さんの声を聞いています。タマゴグミには企画商品がありませんのでいつも形は違いますし、コンパクトな家を得意としていますので　寸法がぎりぎりというところもあります。確認確認の連続です。

 

さて、ここから題名の内容です。

写真の祭壇　最上段の右側にうっすらと赤いものが見えませんでしょうか？スズキ目スズキ亜目タイ科の魚です。（俗に言うタイですね）神様にお供えしたものを、その後どうするかといいうとおいしく頂くのがお勧めです。

そして今回のタイの報告がお客様から入りましたので皆さんにもシェアします。

はい、こうなりました。アクアパッツアという料理だそうです。正式なものとは一部具材が違うそうです、私には解りませんが。

タイはきっと塩焼きになるもんだと思っていたでしょう。それがイタリア料理になれてさぞ満足しているものと思います。

 

今回地鎮祭をさせていただいたところには、２階に居場所があるコンパクトな家を計画しています。

 

 

 

今月22日は特別な見学会です

 

4月22日は　一宮の北方で見学会を行います。　タマゴグミが建てさせていただいた20坪の家です。住んでいただいて4年ほど建った家なんです。

内容はホームページで見ていただくとして　（ここをクリック）　多分何度も書いている　タマゴグミのお客様について。

 

今回も、偶然事務所にいらっしゃったお客様にお願いして実現する見学会です。快くご協力いただけて感謝です。

 

さてさて、タマゴグミのお客様についてですが、皆さん本当にいい方ばかりなんです。　嘘だと思いますか？　これが本当なんですよ。

 

何でかということを説明しますと、「価値観が同じ人の集まり」だからです。

タマゴグミのイベントなどでお客様どおし、初めて会うのにすぐ意気投合をしてしまう。そして私に「あの人っていい人ね。」とおっしゃってくれます。

これも当然な話で、価値観が同じもの同士があってお話をするからです。

 

タマゴグミの年間の着工棟数は7棟程度。365日で7組のお客様にご依頼いただければそれで十分すぎるほどです。ですので、特別宣伝に力を入れていません。　現に、お金のかかる家づくりの雑誌にはここ5年間出していませんし、チラシも出していません。

今後もしかしたら出すかもしれません。けど、多分それは何かを提案したいからというときだと思います。

 

殆どのお客様は　見つかりにくいタマゴグミのホームページを見てくださり、誤字の多い内容を読んでくださってから連絡をいただけます。

多分その段階で、タマゴグミが合わない方は連絡をしてこないでしょう。　だから、連絡をいただける方はタマゴグミと価値観が同じ方なんです。

 

価値観が同じだと、タマゴグミとしては好きな家造りが出来るのです。　好きな家造り　いってみればワガママな家造りを提案してもお客様は「OK,OKこれがほしかったんです。」といってもらえるのです。

そして私は舞い上がるほうだから「いいね！」といわれると張り切ってしまう。だから自慢できる家を造ることが出来ると思っています。

 

と、書くと、すごい家を造っているように感じるのですが、あくまでも「価値観」が共有された　輪の中の話です。

 

価値観が違う人から見れば、タマゴグミの家は、魅力も何も感じず　単なる箱にしか見えないと思います。

 

家を建てようとしている方の大切な仕事として、価値観が共有できる作り手を探すことです。

 

 

価値観を共有できるか出来ないかは、その工務店が建てた家にいってみて、作り手の話を聞いてみることが一番なのです。

ですので、、

はい、これにつながるんですね。（われながらうまい宣伝）

 

詳しくはこちら　タマゴグミホームページ

 

土日は床下点検でした

この土日の午前中は床下点検に行かさせていただきました。

このお宅は、階段室に大きな窓をつけています。朝日が階段のスリットからこぼれ落ちることと、風の通り道の中心となってくれればと思いこのようなプランにさせていただきました。

床下点検を終え、お子さんが梁からつるしたロープで今にもテレビにぶつかりそうな状態でターザン遊び？？をする居間で近況を伺う時間が一番楽しいときです。

ぐるっと見渡すと、物が増えそして木の色がいい色に変わってきています。造っていた時とぜんぜん雰囲気が違う空間に育っていてうれしくなりますね。

「散らかっちゃって」というお客様。いえいえ、それがいいんです。それがこの家をいい雰囲気にしていてくれると感じました。

 

今日お邪魔したお宅も、成長していました。梁の色　床の色がいい感じになってきているのです。　そして、お子様も1年で育っていました。顔つきがシャープになって話す内容もすごく進歩している。　すごいなと思うばかりです。

私は、家の仕上げ素材選び、特に内装は「育つ素材」を多用したいと考えています。だから、「ビシッ、ビシッ」と決まっている材料じゃなくて「ホワ～ン」としたにこやかな材料を選んでしまう。にこやかな材料はたとえ傷がついても、たとえ落書きされても「エエワ、エエワ」と許してくれる。そしてそれが味になっていく。

そんな家造りをし続けたいと思った今日です。

 

しかし・・・

今日ですが、私の対応不足でお客様のお父様に大変心配をおかけしてしまいました。申し訳ございません。最近何気なくで工事をやっていないか、対応をしていないかという反省をさせていただくよい機会を頂きました。

自信のある家に加え、よい対応を心がけなくてはと思っています。

 

追伸です

22日の勉強会ですが、ホームオーナーさんのご協力が得ることが出来、住んでいるお宅の見学が出来そうです。

小グループで、その家を見ながら座学を行いたいと考えています。詳しくはホームページに近々にアップします。

ディテールって何？

長良の現場です。

羊毛断熱材が入りました。これを入れるとちょっと空気が変わったような気がします。羊毛断熱材を作っている坂本社長は、有害VOC（揮発性物質）を吸着しちゃうだとか、音を吸収しちゃうだとか、はたまた電磁波まで・・・と言っていますが、私はマユツバモノと思っています。（ヒドイ！！！）羊毛を使用するのはただただ、壁体内結露を防ぎ、壁の中の木が腐朽菌などで腐って寿命が短くならないようにするためです。　私はそれだけをやってもらえれば満足なのです。

タマゴグミの社員はニュージーランドには足を向けて寝れないのです。行ったことないけど。。

 

さて本題です。

ディテールについてです。

ディテールという言葉、聞いたことありますか？　日本語では「細部」といいます。設計事務所ではよく飛び交う言葉です。設計屋はディテールに命をもやす人々の集まりです。

ディテールは主に物と物がぶつかるところに発生します。たとえば、壁と天井とか。どんなふうに収めるかをディテール図を描いて検討します。窓の枠もそうです。既製品を使っていない会社は、自分たち独自のサイズを持っています。　厚さは何ミリか、とか自分たちが経験してきて一番よいと思う寸法を採用しています。

また、ディテールの考え方には「隠す」と「見せる」という二通りがあると私なりに思っています。

一概には言えませんが、隠すとは、施工上どうしても空いてしまう隙間とか、経年変化や揺れで出てしまう隙間や狂いを見えなくするようなもの。見せるとは、それら隙間や変化を積極的にデザインに活用するようなもの。と私は考えています。

 

ディテールを考えるときは、葛藤の連続です。特にタマゴグミのように施工もやっている設計事務所になると、「これな～こうしたいけど、これをやると大工さんの手間が増えて余分にお金がな～」とか、「これをやるとカッコいいんだけど、問題が出るんだな」とか、頭を抱えることばかりです。

そんな葛藤を経て、何気ない枠とか家具とかが出来ているのです。

 

追伸：最近ちょっとまじめな文書が多いって、気づきました？？実はFace book と連動したのです。だからしばらくの間は猫をかぶっています。

ホームオーナー様と資料をご請求いただいた方には秘密のページへのお誘いメールが来週中にいくはずです。よろしければご登録ください。