岐阜の住宅設計事務所の でいbyでい

岐阜の住宅屋 タマゴグミの日々の他愛もないことを綴ったブログです。

たまには世の中のことを

2008-10-08 | 日記
明日は十八条の家の建前です。今日は土台敷きの様子を見てきました。

さてさて、株価が1万円を割ったとか。
お金がお金を生む世の中、本当に弱い世の中になったものです。
投資って、普通は「頑張れよ。俺がお金を出してやるから。」って言う意味だと思うのに、投資家は危なくなると直ぐに逃げる、結局は社会の豊かさより自分だけの豊かさを求めるのですね。まあ、当たり前でしょうけれど。

お金は、衣食住という生活の基本や、安全、健康、豊かさ、楽しさへ貢献した代償としてのご褒美だと思います。そして、そのご褒美をもらったものは、その嬉しさや、払ってくれた人の思いがわかっているから、また、大切に使うのですね。

そういう生産活動やサービス活動が行われるからお金が流通している。

いま、経済が崩れているのは、その基本を忘れつつあった世の中に、もう一度基本に戻るためのチャンスかもしれません。

活動があるからお金が廻っていると、理解してくれる投資家が多かったら、こんなことは起きなかったはず。 「頑張れ、応援するよ」という思いでお金を出している人だとしたら、危なくなったら引き上げるんじゃなくて、増資するのが普通ですから。

お金の無いものの、ひがみかもしれません。ただ、私は、お金がお金を生む仕事より、今やっている仕事のほうが実感がわきますし、誇りを持って仕事が出来ます。
お金を払う側、もらう側がお互いに「ありがとう」といいながらお金が動く商売。これが本当の商売じゃないでしょうか。

今回の危機が、また一つ成長した社会になるきっかけになることを願って明日も屋根の上に上ります。