岐阜の住宅設計事務所の でいbyでい

岐阜の住宅屋 タマゴグミの日々の他愛もないことを綴ったブログです。

本年の業務を終了しました

2013-12-30 | 日記

 

 

年末の挨拶だって言うのに、なんかわけのわからない写真から始めてしまいました。

これ、コンクリート圧送車です。

今年の現場業務のおさめは、基礎(土間)コンクリート打設でした。

そして、お昼からリノベーションのプレゼンテーションをさせていただいて本年の業務は終了しました。

ちなみに来年は、私は3日より、会社は6日より行います。

 

今年は、後半に駆け込み需要等の影響で予定ががたがたに崩れ、お客様や関係さまにご迷惑をかけてしまいましたが、今年もたくさんのよい家を造らせていただいて、満足しています。

来年はたぶん暇になります。今までできなかったことや、タマゴグミウェアハウス計画をきちっとやってまともな会社になろうと決心しています。その内容はまた年明けにでも。

 

昨日は最後の現場周り

 

神戸の現場もきちっと片付けられていてGoodでした。

岐南町の現場です。来年早い段階で足場を解体します。 なかなかよい感じで仕上がってきています。

 

作っている私たちや、大工さんをはじめ職人さんたちが「いい家だな」と思える家を造らせて頂いている喜び、来年もそんな喜びの多い年にできたらと思っています。

 

 

 


今日も年末の挨拶です

2013-12-25 | 日記

今日も年末の挨拶に走っていました。

今日は長良地方・岐阜市内・瑞穂・一宮と周り90%以上のお宅へ伺えました。

ワインとお菓子とクリスマスカードを持って回ったのですが平日ということもあり、約半分の方にはお会いできませんでしたが、いろいろなものが出迎えてくれました。たとえば

手形が迎えてくれたり、(あっ、このお宅は奥様にお会いしたんだった)

 

ワンコとニワトリさんが迎えてくれたり、

 

クリスマスの飾りが迎えてくれたり。

 

最終は2日後くらいに回ります。カードもちょっと変えなくちゃ。

 


年末の挨拶をスタートしました。

2013-12-22 | 日記

今朝は今年最終の地鎮祭を行ってきました。

お客様が持っていらっしゃった鯛の大きさと価格にびっくり。すごく立派なタイを久々に見ました。

野菜もこだわりがありそうなものばかりで、さすがカフェを経営されているだけあるなと感心しました。

 

地鎮祭の後は少しお打ち合わせさせていただき、恒例の年末挨拶へ。本日は東濃 各務原地方へ。

皆さん笑顔でお迎えいただきほっと一安心。 年末まで数回に分けて回る予定です。

 

夕方にお邪魔した各務原のコンパクトハウスの様子です。

玄関まで、こんな通路を通っていくのですが これが感じがいいのです。

我ながらいいもん作るじゃん。と自画自賛してしまいました。

 

さて、新しい倉庫兼事務所兼サロンでは

まず、資材を移動させるために倉庫部分を作っています。

コンパクトにまとめるように、物は立てておくように計画しています。

しかし、こう見るとどう見ても古い倉庫。 本当にここが事務所やサロンになるのだろうかと、ちと不安になっています。

まあ、とにかくやってみよう。


まだ無名な画伯

2013-12-19 | 日記

先日、ある方にお会いするためにうかがったところ

病院です。

その方は入院されているわけでなくて、この施設の中でお店を出されている方です。

 

生活協同組合が運営する病院で、組合員さんの意見がふんだんに取り入れられた病院です。

フィットネスクラブがあったり、自然食のレストランやパン屋さん、そして市民のための講座をやっていたりと、まるで町の中を歩いているような病院です。

この施設を見て感じるのは、人々をうまく巻き込めば新しいものが生まれるんだなということ。

いま、計画しているタマゴグミウェアハウス(仮称)も、社内だけで考えるんじゃなくて、ホームオーナーさんやその周りの方々をうまく巻き込みながら面白いものを作っていこうということです。

 

で、思い立ったら何でもやって見ようの私としては、来年1月末にウェアハウスの意見交換会を行うことにします。

まずはホームオーナーさんとそのお知り合いの方々にお集まりいただき、どんな事務所や集まる場所がほしいのか聞いてみようと思います。

詳しくは年末までにHPにあげます。

 

さてさて、最近のタマゴはというと、

現場は、順調に動いています。写真がとっていないので、説明は以上です。

そして、昨日は第2回目の業者会。 当社の今年と、来年の取り組み、そして基本理念を皆様にお伝えしました。

内容は、デトロイトに始まり、人口の増減のグラフと物価のグラフ、満足と落差との関係、締めは来年は受注を減らしますからという宣言をしてから、アンケート。

いつもながら訳のわからない内容で終わりました。ご参加いただいた皆さんから「協力してやるからよ」という温かいお言葉をたくさんいただけたのがうれしく思います。

 

やっと本題です。

昨日、まだ無名の画伯の絵を見ました。そしてなんと写真まで撮らせていただきました。

 

すごいでしょ。

たけのこを描いた絵です。色使いに感動です。

思わず画伯を捕まえて「本当にあなたがお書きになったんですか?学校の先生からのべったりの指導があったんじゃないですか?」と問い詰めてしまいました。

この絵はすごいわ~

 


羊毛断熱材を使う理由は

2013-12-13 | 日記

寒くなってきましたね。そろそろ冬の準備をと思い、軽トラのスタットレスタイヤを先週買ったのですが、いまだ車屋さんに預けっぱなし。

来週こそは行ってタイヤ交換してこようと思うのですが・・・・そのまま春が来ちゃったりして。

さてさて、長良の現場は

鉄筋配筋が終わりました。来週前半にコンクリート打設です。基礎は一体打ちですので、コンクリート打設は一度で終わります。

岐南町では

大工さんがボードをはっています。この三角形のところが一番手間なんです。

切って、削って形に合わせていきます。タマゴグミは梁をみせる収まりが多いので、どうしても手間がかかってしまいます。

 

さてさて、昨日プレゼンをさせて頂いたお客様に「タマゴグミは何で羊毛断熱材なの?セルロースファイバーは使わないの?」と尋ねられました。

セルロースファイバー、実は使ったことはあります。いいですねあれ。

 

で、なんでタマゴグミは羊毛断熱材かというと、改装や雨漏れやいろいろなことを考えてです。

家を設計していると、いろいろよからぬことを考えてしまうのです。

もし、将来むちゃくちゃよい断熱材が出てきてお客様が「変えたい」とおっしゃったらどうしよう。

もし、将来電気のやり直しがドバットでたらどうしよう。

もし、雨漏れで内壁をはずして修理なんてなったらどうしよう。

そんなときに、対応しやすいのはやっぱ羊毛でしょ、という理由なのです。

 

材料には利点と欠点があります。

この材料は、こういうことには強いけど、こういうことには弱い。 じゃあどっちをとるの? 

その、「どっち」を建築屋は判断して使います。

そして、使うときにできる限り欠点を個性じゃん、となるように施工でカバーするのです。

 

だから、どの材料を使うのが正解かは、その工務店によって違ってくるのです。

 

 

 

 

 

 

 


四角くても軒を出すんです。タマゴは

2013-12-11 | 日記

今朝は、床下点検に大垣へ。建てさせていただいて5年目のお宅です。

2世帯住宅+事務所、タマゴグミとしては大きい家です。床下点検をさせていただき、問題はありませんかと伺うと、快適に過ごしていただいているようで安心しました。

四角い形と、白い壁がお客様のご希望で、決まった形ですが、タマゴグミとしては軒は出すことを条件としていますので、このような形にさせて頂きました。

この軒のおかげで、外壁はあまり汚れていません。ということは、壁にあまり雨が当たりませんので窓回りなどからの漏水リスクが減るのです。

 

なぜ、このような収まりにしているかというと、私が気が弱いからです。お伺いして「雨がもれちゃって腐っちゃった。」なんて聞いたら倒れてしまいます。

おかげさまで、タマゴグミをはじめて約8年間、雨漏れはありません。

 

神戸の現場、足場が外れました。

最近気に入っている仕上げです。深い軒の内部を杉板貼りで納めています。

将来的に色が変わったり、割れたりしますが、やはり味がある仕上げで、暖かさを感じます。

デッキを大工さんに貼ってもらったあとに、キシラデコールで仕上げます。

 

 

 


いましかできないこと。

2013-12-09 | 日記

ちょっとサボってしまいました。すみません。

私事ですが先日、大学の同窓会でした。毎年恒例で20名ほど集まって開催しています。

会場入り口でいつもの仲間2人に会い、店員に場所を聞いて、部屋の障子を開けるとそこには知らないサラリーマン風の疲れた男が3人。

あっ、すみません。と障子をそっと閉じて 「おい、会場どこや?」と探そうとしたら 部屋の中から小声で「ここでいいよ~~」と誘う声。

この年代になると、同窓会ももうこんな状態です。 

彼らのお名前を伺ったら、てっちゃんが「あ~あ~」 というものだから、「おいてっちゃん、知ってるんか?」と聞くと 一言「知らん」 まあ、こんなもんです。

 

 

さてさて、現場の様子ですが 長良の現場、やっと基礎工事が進みだしました。今日は鉄筋検査、なんとか今年中に建て方がいけそ・・・・・うじゃないんです。

国産材がまったく無く、ストップ。 担当の方から「急に国産材がなくなったんです。」という報告に「はあ~~ 急になくなるわけ無いじゃんかよ!大丈夫って聞いていたのに。」と久々にはしたないお言葉を使ってしまい、電話を切ってからポッとほほを赤らめました(なんのこっちゃ)

何とか来年早々で予定がつきました。

 

建築業界はよく施策で振り回されます。今回は木材利用ポイントの関係ですが、もう勘弁してくださいよ、もう政策はいりませんので。と言いたいです。

で、大きな声で言わないのは・・・タマゴグミも木材利用ポイントを活用させていただいているからです。

 

岐南町の現場は、床貼りの真っ最中です。 写真は、今度撮ってきます。

 

神戸の現場は、1階部分の造作です。

この床が抜けているところは吹き抜けではありません。上にも床があるのです。

最近タマゴグミで大流行の、「吹き抜けもどき」です。

昨年、お客様のヒントからの発案でやってみたのですが、好評でその後5棟で採用しています。

 

 

さて、本題です。

今朝は以前建てさせていただいたお宅に、荏油をお届けに。

このお宅は、玄関前に在宅のときは開いていて 不在のときは閉めておくための格子戸をつけているのですが、その格子戸にクリスマスの飾りが。

いいですね。  これを見て思い出したことがあります。

もう10年以上も前のクリスマス。 うちの長女がサンタさんにお願いしたおもちゃを、私が代理として購入するために2日かけて名古屋市内と岐阜市内のおもちゃ屋を探して歩いたことを。  疲れ果ててヤケで入った大須の小さなおもちゃ屋に、それはありました。そのときは、倍払ってもいいいなと思いましたね。

いい思い出なんです。

 

家族にとって、そのときしかしないこと、できないことがたくさんあると思うのです。

そんなことができる家、それが思い出となって残る家、そんな家にしたいと思っています。

たとえば、ブランコやハンモック。木の梁にぶら下げてしまえばいいんです。当然、穴は残ります。けど、それがいい思い出なんです。

たとえば、絵。うちのお客様でも 壁にお子様の絵をたくさん貼っていらっしゃる方がいます。当然、テープの後がついたり、塗装がはげたりします。

いいんです。そんなふうに使っていただければ最高です。

 

今しかできないことがあるのに、遠慮させてしまう家作りはしたくないですね。どんどん、釘を打ったり、ビスを打ったり、貼ったりしてください。

けど・・・・作り付けの滑り台とかは、たぶんうちは断ると思います。10年後にきっと あのときはしゃぎ過ぎたなと感じるはずですから。