ちょっとサボってしまいました。すみません。
私事ですが先日、大学の同窓会でした。毎年恒例で20名ほど集まって開催しています。
会場入り口でいつもの仲間2人に会い、店員に場所を聞いて、部屋の障子を開けるとそこには知らないサラリーマン風の疲れた男が3人。
あっ、すみません。と障子をそっと閉じて 「おい、会場どこや?」と探そうとしたら 部屋の中から小声で「ここでいいよ~~」と誘う声。
この年代になると、同窓会ももうこんな状態です。
彼らのお名前を伺ったら、てっちゃんが「あ~あ~」 というものだから、「おいてっちゃん、知ってるんか?」と聞くと 一言「知らん」 まあ、こんなもんです。
さてさて、現場の様子ですが 長良の現場、やっと基礎工事が進みだしました。今日は鉄筋検査、なんとか今年中に建て方がいけそ・・・・・うじゃないんです。
国産材がまったく無く、ストップ。 担当の方から「急に国産材がなくなったんです。」という報告に「はあ~~ 急になくなるわけ無いじゃんかよ!大丈夫って聞いていたのに。」と久々にはしたないお言葉を使ってしまい、電話を切ってからポッとほほを赤らめました(なんのこっちゃ)
何とか来年早々で予定がつきました。
建築業界はよく施策で振り回されます。今回は木材利用ポイントの関係ですが、もう勘弁してくださいよ、もう政策はいりませんので。と言いたいです。
で、大きな声で言わないのは・・・タマゴグミも木材利用ポイントを活用させていただいているからです。
岐南町の現場は、床貼りの真っ最中です。 写真は、今度撮ってきます。
神戸の現場は、1階部分の造作です。
この床が抜けているところは吹き抜けではありません。上にも床があるのです。
最近タマゴグミで大流行の、「吹き抜けもどき」です。
昨年、お客様のヒントからの発案でやってみたのですが、好評でその後5棟で採用しています。
さて、本題です。
今朝は以前建てさせていただいたお宅に、荏油をお届けに。
このお宅は、玄関前に在宅のときは開いていて 不在のときは閉めておくための格子戸をつけているのですが、その格子戸にクリスマスの飾りが。
いいですね。 これを見て思い出したことがあります。
もう10年以上も前のクリスマス。 うちの長女がサンタさんにお願いしたおもちゃを、私が代理として購入するために2日かけて名古屋市内と岐阜市内のおもちゃ屋を探して歩いたことを。 疲れ果ててヤケで入った大須の小さなおもちゃ屋に、それはありました。そのときは、倍払ってもいいいなと思いましたね。
いい思い出なんです。
家族にとって、そのときしかしないこと、できないことがたくさんあると思うのです。
そんなことができる家、それが思い出となって残る家、そんな家にしたいと思っています。
たとえば、ブランコやハンモック。木の梁にぶら下げてしまえばいいんです。当然、穴は残ります。けど、それがいい思い出なんです。
たとえば、絵。うちのお客様でも 壁にお子様の絵をたくさん貼っていらっしゃる方がいます。当然、テープの後がついたり、塗装がはげたりします。
いいんです。そんなふうに使っていただければ最高です。
今しかできないことがあるのに、遠慮させてしまう家作りはしたくないですね。どんどん、釘を打ったり、ビスを打ったり、貼ったりしてください。
けど・・・・作り付けの滑り台とかは、たぶんうちは断ると思います。10年後にきっと あのときはしゃぎ過ぎたなと感じるはずですから。