岐阜の住宅設計事務所の でいbyでい

岐阜の住宅屋 タマゴグミの日々の他愛もないことを綴ったブログです。

お客さまの家で見つけた省エネの心得

2009-11-28 | 日記
今日、来春より家造りをはじめるお客様を、ホームオーナーさんの家へお連れしました。
そのき、ホームオーナーさん宅で見つけた省エネの張り紙

1、ペンのぷたはしめる
2、Weeは30分だけ
3、パソコンは目が悪くなる

幼稚園に通うお子さん作った標語


省エネの家はさまざま出てきています。
けど、小さい頃からの省エネ教育に勝るものなしです。


資料をご請求いただいた方へ

2009-11-25 | 日記
まずは業務連絡です。
資料をご請求頂き、返信メールが届いていない方へ。お手数ですが、もう一度メールアドレスをお送りください。ご質問に関するお返事を書きましたが、送信できませんでした。お手数ですが宜しくお願いします。

と、連絡はここまでです。

さて、写真は大垣の現場の物入れ前に設けた書斎コーナー。
当社の場合机は杉の板で作っています。通常、傷などを嫌い硬い木にウレタン塗装という硬い塗装をするのでしょうが、あえて、柔らかい杉そして塗装は荏油仕上げとしています。

なぜかというと、手を置いたときにまったく違うのです。サラッというか、ツルというか、なんともいい感じの手触りです。
確かに、ペンのあと、ホチキスを落としたあとなどは直ぐにつきます。けど、それは杉の木の色の変化とともに味になっていくはずです。

使い込んだ証拠が残る机。いいですよ。




総額を知ることからはじめましょう

2009-11-23 | 日記
昨日の勉強会は、マンツーマンになりました。ここ4年間の勉強会で2回目の経験です。(自慢じゃないですが・・)
大体、ホームページに出しておいただけで、人を集めようなんていうのが甘い。と自分に言い聞かせました。
土地の探しの話と言うことでしたが、その方の不安材料を一つ一つ整理してお話をさせていただきました。

土地探しでまずやらなくてはいけないこと、それは何だと思いますか?
私は、「総額を知る」ことだと思います。

自分の希望する大きさの家はいくらなんだろうか? そのときの諸経費はいくらなんだろうか? アバウトな数字でなく、出来る限り細かい数字まで追います。
そうすることによって、土地に使える価格が見えてきます。

もし、その価格では土地購入に足りないとしたら、建物の価格を削ります。
それを繰り返し、土地と建物の価格のバランスを決めます。

上記のことが出来ていないと、土地は買ったけど建物が建てられない、なんていうことになりかねません。

尚、土地の価格には不動産屋さんの手数料や登記費用はもちろんのこと、地盤改良費用(かからないところもあります)も入れておいたほうが比較がしやすいでしょう。


写真は、大垣リノベーション現場で、温水床暖房を設置している様子です。このパイプに温水が流れ床を暖めます。




囲炉裏は寒い?

2009-11-21 | 日記
私のブログをチェックしていらっしゃる方は、もうお気づきかと思いますが、現在の現場管理は大規模改装の現場のみです。今後の予定は、今年末から1棟と、あとは来年からの物件となります。
最近は、見積もり調整や計画など机の上の仕事が増えてきて事務所にこもっていることが多いです。

さて、写真はある民宿の囲炉裏です。あったかそうに感じますか?
実は、囲炉裏の回りは寒いのです。
正確に言うと、背中が寒いのです。


火は上昇気流を発生させます。暖かい空気が上に行くのと同じ原理で、さらに激しいものが「燃える」と言う現象です。
上昇する気流は、周りの冷たい空気を引っ張ります。その冷たい空気は床上すれすれを走ってくることになります。

もう解りましたね。その冷たい空気は囲炉裏を囲む人々の足腰に直撃するのです。

暖炉や薪ストーブも同じような現象が起こります。吸気計画が大切ですね。

山を考える日

2009-11-18 | 日記
昨日、今日と 名古屋のNPO法人の企画した里山のビジネスを考える会に設計者の立場として参加、間伐の様子や天然乾燥材を中心とした製材工場を見学、そして夜は地域の林業家や工務店さん、大工さんなどと討論会。

材木の価格暴落、後継者不在、山の地権者がわからず手がつけられないという困難の中、山を守ろうと必死に仕事をする方々の熱い思いを感じました。

こんな方々が、木を一本一本見極めて、切ってくれているんだと解り、材木をもっと丁寧に扱わなくちゃと反省です。

木を切っている様子などをビデオで撮ってきました。来週あたりホームページにアップします。また、里山を守る討議の内容も少しアップします。



バスでの移動中、携帯電話に電話が。

職人さん
「○○だけど、大垣の○○邸現場近いんだと思うけれど、道に迷っちゃった。教えて。」
私「・・・・何見えます? ああ、線路ですが、それじゃその踏切を・・・・」

一級建築士の仕事、普段はこんなもです

お客様訪問日

2009-11-15 | 日記
昨日は一日ホームオーナーさん訪問日でした。
鍼灸院さんは、順調にお客様がいらっしゃっているようで一安心です。日ごろの努力が実っているのでしょう。

ほかのホームオーナーさんには使い勝手のことで、いろいろお話を頂き、なるほどとヒントをいただいたりと有意義な日でした。

そして、最後のお宅では、ユニットバスのドアの修理。メーカーの「ドライバー一本で直せるから」という言葉を信じ格闘すること2時間半。断念しました。
しかし、直すことによって扉の構造を覚えたり、部品の消耗具合や洗面室の経年変化が良くわかり、こんな取り組みもいいものだと感じました。


追伸
今日明日と出張予定でしたが火・水だけになりました。

反省

2009-11-13 | 日記
最近お客様に大変な迷惑をかけてしまいました。私の対応の悪さです。
これを忘れないためにも、ここに書かせていただきました。
反省し、同じことを繰り返さぬようにしていこうと決心しました。

昨日数組のホームオーナさんにお電話させていただきました。前に進むばかりではなく、支えてくださった方々にもっと顔を向けなくちゃいけないと思います。

さて、ここからは通常ブログです。

写真は、今日の懸賞です。実は先日お客様にある質問をされ、そして、正解だったらチロルチョコを頂くことになっていました。
今日、ご訪問させていただいたら「暫定正解」ということで、頂きました。
早速食べています。

次に連絡です
明日の夜から、水曜日まで留守します。日曜日と月曜日は研修で、火曜日と水曜日は長野の大町というところの森林組合さんのところへ参ります。様子はブログでアップする予定です。

色々な人と話した日でした。

2009-11-12 | 日記
今日は色々な方と話し込みました。
来年着工予定のお客様と、資金計画で話し込んだり、材木屋さんと床材について話し込んだり、トステムさんと今の工務店のありかたについて話し込んだり

話すとアイデアがわいてきたり、考えがまとまったりしていいですね。

業者さんとお話しするとやはり景気が悪いということが中心的な話題となります。


景気が落ち込んでいることは悪いことばかりじゃありませんね。 と考えるようにしています。
うちとしては、厳しい時期に当社を頼りに家造りをしていただけるなんて、本当にありがたいなと感謝しています。(本当ですよ)


お客様にありがたいなと本当に思える時代。良い時代になったと思いませんか?

景気が良い時代は、少しがんばれば何とかなってしまう時代、だから全ては自分の実力だと驕ってしまうけど、
こういう時代になって自分の無力さに気付き、結局は人に助けられてやっているんだと気付けるんですね。

ありがとうございます。

写真は、うちのトラちゃんがさとこさんと会話している様子です。

構造は集成材か無垢材か。

2009-11-09 | 日記
集成材とは、木をある程度の厚さで切って接着剤でくっつけて作った梁や柱のことです。暑さは3~4センチのものから、数ミリの薄いものまであります

無垢材を使っている自然素材住宅屋さんは、集成材をなぜか嫌います。
私は、集成材をあまり使っていないだけで、敵対しているわけではありません。

集成材の利点は、狂わないこと。強度が予想できること。曲げに対する抵抗力が強い材料が出来ること。でしょうか。
欠点、というよりも懸念事項は、接着剤の歴史が短く、長期にわたって接着剤の能力が保てるかどうか。特に水にぬれるところは危ないといわれています。

無垢材の利点は、今まで使われてきた材料なので信用が高いこと。見た目が自然そのものなこと。割れることはありますが、はがれることは無いこと。(これは、集成剤との比較での利点です)
そして、私が一番大切にしている理由は、当社のように、構造材を表しにしている場合、長年使っていくと味が出てくること。

欠点は、痩せる、割れる、狂うがあること。材料に多少なりばらつきがあること。


それじゃどちらの材料を選んだほうがいいのか?当社の場合無垢材をお勧めしますが、それはあくまでも当社の場合。
集成材を薦める会社さんとであったら、先ずはお話を聞いてみることです。そして、あなたが家造りで大切にしていることに沿っているかどうか考えてみることです。

そうそう、無垢材といってもグリーン材を使う場合は気をつけてください。
無垢材にはKD(機械で乾燥した材料)とグリーン材(山から切ったままの材料)があります。
グリーン材の場合、強度も安定していませんし、木が乾く段階で大きく狂う場合があります。

タマゴグミでは、それが怖いため安くてもグリーン材は使っていません。


写真はとある港町です。年末までは1棟のみの監理ですので、ちょっとサボらせてもらっています。日曜日のお昼から出かけて、港町の小さな定食屋で刺身定食を並んで食べてきました。