岐阜の住宅設計事務所の でいbyでい

岐阜の住宅屋 タマゴグミの日々の他愛もないことを綴ったブログです。

金曜日は建前でした。

2021-08-30 | 日記

土曜日は二回目のワクチン接種。土曜日から徐々に不調になり、日曜日の夕方まで気分がよくなく何も食べれませんでした。日曜日のお打ち合わせさせていただいた方には、ご迷惑をおかけしたかもしれません。すみません。

もしかしてダイエット効果もあるのか?ワクチンは。。

 

ということで、金曜日は建前でした。(急に話を変えます)

敷地自体は広いのですが、進入路が狭く今回も特殊装置に頼っています。狭小地には便利な電気式の小型ポターンクレーンです。

いつもこのクレーンのことをポターンクレーンと呼んでいるのですが、やっぱり気になるのが、なんでポターンクレーン??ですよね。

貴方も気になりますよね。

そこで調べてみました。

どうやらメーカー名みたいです。マニトウォック社が4社のクレーン会社を束ねておりその一社がポターンです。1928年創業で、タワークレーンや自走式クレーンの大手メーカーです。今回使用した機器もポターン社製のものです。

ちなみに、このクレーンの形は一般的にはトンボクレーンといってよいものです。

やっとスッキリしました。

貴方も明日会社や学校でこの話を自慢げにしてみてください。1000人中2人くらいが「へ~、知らなかった。」と感動してくれるはずです。

さらにご興味のある方は こちらを見てください。ポターン社

2階の屋根組の状況です。登り梁にしてその上に24mmのヒノキ合板を貼っています。この合板の役目が重要で、水平構面の役割をしています。

 

水平構面って?? 

簡単に言えば、風や地震の力に耐える縦の耐力壁をより有効に働かせるための横の耐力壁とご理解ください。

 

壁の白いものはモイスです。耐力壁でありながら耐火性能や耐水性、そして湿度を通しやすい材料です。難点はちょっとお高いです。

使っている材料一つ一つには理由があります。そして特徴があります。

年内完成に向けて、工事をします。

 

そして

もうすぐ完成の岐阜の狭小住宅のお隣では、ご実家のフルリノベーションを始めました。2階を解体した状態です。

これから耐震改修・断熱改修と進みます。

 

 

 

 


道具はちょっとした手間でよみがえる

2021-08-20 | 日記

なんちゅう題のブログかと思いますよね。

けど、感動したので今日はこの内容で。 まずは近況報告を。

写真なしですが、一ノ宮の狭小住宅、サッシまで入りました。来週待望の木製玄関引き戸が入ってきます。楽しみです。かなり重いそうで総出で受け入れます。

瑞穂の現場は土台敷きをやりたいのですが、この雨でどんどん予定が狂っていきます。梅雨って今?と思う天気何とかしてほしいです。

岐阜の狭小住宅は

こんな感じで進んでいます。仕上がりまでもう少しです。そして、そのお隣でご実家の改装工事が始まりました。

大工さんと私で内装の解体をしました。と言えばなんか私が結構働いてるようですが私はもっぱらゴミ拾いです。昔の家は面白いです、めくってみると「おお~っ」という予想外のことがしてあります。

今回も耐震補強の方法を大幅変更せざる得ないかと思っています。なんせ、この時代に鉄骨ハイブリットの家なんて・・・

こんな感じでゴミ捨ても行きます。リノベーションの時はなんせ、予算取りが甘いので「この仕事誰がやるん?」というものが多々発生します。その時は見積もったものの責任としてやっています。(情けない・・・)

さて本題です。

晴れ間を縫って秋着工の現場の樹木を切ってきました。

電気チェンソーで切ってきたわけですが、この量をなんと1時間ちょっとで処理をしました。

実は、3日ほど前にチェンソーの刃の目立てをしたのです。

ここでチェンソー豆知識。

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写真の上の部分がチェンソーの刃なんですが、その刃はすごく柔らかいです。木の下の方を切っているときに土とかを切ってしまうとそれでもう刃は切れなくなってしまいます。

だから、土の一杯ついた根っことかは切っちゃいけないそうなんです。これを早く聞きたかった・・・

前回使っていた時は、横に伸びた根っこを切るために、チェンソーを土に突っ込んで切っていました。だから切れ味がすぐに鈍って、細い木を切るのも必死でした。

「やっぱりホームセンター、それも一番安いチェンソーはだめか」

と思っていました。

で、調べてみたら「土は切っちゃダメ」「切れなくなったら目立てをしなさい」と書いてありました。

そこで、目立てに挑戦しました。 刃を一本一本棒やすりで研ぎます。刃は柔らかいので簡単に研げます。

そして、今日切ったら 

そりゃもう、バッサバッサ切れるのなんのって。

その様子を見ていたお母さまから「あらま~プロは違うのね。手際がいいわ」と褒められてしまいました。(プロじゃないですけど)

道具のメンテナンスは必要だなと感じた今日でした。

 

 

 


外部にも木をいっぱい使っています。

2021-08-10 | 日記

岐阜の狭小住宅、仕上げ段階に入ってきました。

道路に面した巾5メートルチョットで街並みにあった外観を作り出しています。

タマゴグミの外観は街並みにあったものにするのが鉄則となっています。奇抜などその場の空気を乱すものはご法度としています。

今回は、時間が経つほど味が出て町の風景になじんでくる外観、木を豊富に使いました。まずは、2階の濡れ縁はこんな感じ

内部には優しい感じの屋久杉を使っています。もうちょっと完成に近づいたら逆側もお見せします。逆側には家族がチョット腰かけられる穴を作っています。

そして表は

チョット凹凸を持たせるために、下呂の杉板を貼っています。

1年ほど前に倉知製材さんに訪問して、見つけてきた材料です。このウッドショックと言われてる中、倉知社長にお願いして材料を手配してもらいました。

まともな3mや4mの板を使うと価格がすごく高いので2メートルの材料をとって途中で継いでいます。継いでいる部分も小口から雨があまり侵入しないように小さな水切りをつけてあります。

この木が太陽の光や風雨にさらされ、年々味のある色に変っていくのが楽しみです。

 

最近はこのように木の仕上げをお勧めすることが多くなってきました。塗り壁のそとん壁はちょっと高くて手が出なくても、木の仕上げなら結構安価で採用できます。

現在進行中の一宮の狭小住宅でも木の外壁を使用する予定です。

 

お盆中は、営業しています。いつでも事務所に遊びに来てっください。

たまにいないこともありますが・・・