岐阜の住宅設計事務所の でいbyでい

岐阜の住宅屋 タマゴグミの日々の他愛もないことを綴ったブログです。

日曜日は

2011-05-29 | 日記

日曜日は なんやかんやで なんやかんやと やっています。

今朝は雨の中、6月より解体工事より始まる現場のお客様と一緒にご近所挨拶へ。そのあと、急いで部屋を片付けて見学していただくお客様をお迎え。

写真は、掃除のあとのモデルハウス1階の様子です。ビフォアー は・・・・・とても出せません。

こんなとき大活躍する部屋があります。それは「納戸」

一階には4帖ちょっとの納戸があります。見学された方の99.9%が私よりこの言葉を聞いているはずです。

「この部屋はちょっとお見せ出来ませんが・・・・」

はい、その部屋こそ納戸。急なお客様のときなどにザザーッと片付けられるのもこの部屋があるからです。

また、日ごろからひどく散らからないのもこの部屋があるからです。

 

コンパクトな家を計画するとき、居間を削ってでも造ると便利ですよ。

 

さて、話は変わって、今週5日は長良で見学会を行います。詳しくは こちら

今回は、タマゴグミ春の見学会 第2弾ですが、もう既に第3弾の準備も進んでいます。

今日は特別にチョロットだけお見せしましょう。

こんな感じで仕上がってきています。 結構カッコいいですよ。

これから内部の仕上げに入ります。


家に対する熱意

2011-05-28 | 日記

昨日、今日と浜松へ行ってきました。小池創作所の小池一三先生に会うためです。

建築屋としては、新しい技術や考え方を常に仕入れる必要があります。日ごろは本とかから知識を得ているのですが、もっともっとと思い技術向上のためになるグループを探していました。

そんな活動の中、知り合ったのが小池先生でした。

日ごろ、論文で厳しいことばかり書いていらっしゃるので、さぞかし恐い人だと思いお会いしたら、結構優しそうな方でした。

 

半日、久々に自社の理念や家づくりの思いなどを思いっきり語らせてもらいました。

 

午後より、新しいエコ住宅の打ち合わせがあるから見ていくかとお誘いを受けて、オブザーバー参加させていただきました。

 

 

 

打ち合わせでは、ドンドン出てくる国内外デザイナーの名前、技術的用語、私は知っているつもりだけだったと思い知らされました。

また、打ち合わせのメンバーもニューヨークで活躍している建築家や、システム住宅を造った技術者とかで、彼らの話を聞いているだけで刺激的で有意義な時間をすごさせていただきました。

 

今後タマゴグミは、こんなグループともお付き合いしながら、技術向上を目指します。

 


家具をつくりました

2011-05-27 | 日記

お客様からの依頼で、家具を作りました。

誰が作ったのかって? はい、私です。

家具屋さんに頼むと、すごく立派なものが出来るのですが価格もものすごく立派になってしまいますから。それと、半分以上私の趣味です。

 

大工さんからもらった丸ノコ1つと、チョッと前に思い切って買ったインパクトドライバー1つでつくりました。

作成途中の状況です。

さてさて、5時間かけて、1枚の板を加工した結果は

パソコンデスクです。

 

ダイニングテーブルです。

 

5日の見学会のときに見ていただけます。

しかし、決して細かいところまで見てはいけませんよ。 遠くから眺めるようにしてみてください。

 

話は変わりますが、今日の夜はさとこさんと名古屋へ。

ライブを見てきました。建築屋はこのような文化活動を通じ、よい家を造っていくんです・・・・な~~んていうことは言いません。 ただの道楽です。

 


掃除やさんに何で? と聞かれて

2011-05-25 | 日記

今日、現場で掃除やさんにあいました。 タマゴグミの家の引渡し前に掃除をしてくれる業者さんです。

女性の主任に「何でタマゴグミは白い壁が多いのですか?直ぐ汚れちゃうのに」

といわれました。

 

 

確かにそうなんですね。汚れちゃうんです。お子さんが落書きをしちゃったりするんです。

 

だからタマゴグミの家は全ての方にはお勧めできない家なんです。

 

小さな傷、汚れが気になる方はタマゴグミの家は多分無理です。

 

杉床は柔らかい材料ですので、直ぐに傷がつきます。というか、加工の段階から傷がついています。

 

白い壁は、手垢で汚れます。水拭きは出来るのですが、また直ぐ汚れます。

 

和紙の壁は、拭く事も出来ません。

 

こんなことを オオラカに受け止めてくださる数少ないお客様、それがタマゴグミのお客様なのです。

 

タマゴグミのお客様はみんな知っています。 傷や汚れが付く代わりに、思い出を一杯残してくれる成長している家だということを。

 

 

今日はコラムのような感じで書いてみましたが・・・・ どうです?? いま一歩かな??

 

お知らせ

6月5日は タマゴグミ春の見学会 第2弾 in 長良です。 詳しくはこちら タマゴグミホームページ

 


手作りのわけ

2011-05-23 | 日記

大垣の家 階段を造っています。

手作りです。 大工さんが一枚の厚い板に墨付けして、のこぎりで切って、親板(写真でぎざぎざのものです)を作り、厚い平板を切って段板を作ります。この作業だけでも1日以上掛かります。

実は、階段セットというものもあるんですね。工場できちっと刻まれて、梱包して現場に搬入、そしてサッと組みたてれば、数時間で階段完成、という品です。寸法の精度がよくて、合板を使っている品が多いので狂いも殆どありません。だから、階段を上がるとき、キュッキュッなんて、鳴りません。そんでもって安い。

 

それでは手作りはと言うと・・・・ 木は無垢だから痩せてきて隙間は空くし、割れてくるし、半分以上の確率でキュッキュッって鳴きます。

モデルハウスに来てもらうと解るのですが、うちなんかたまに「バキッ」なんて音もします。

 

比べると、手作り最悪!!なんて思われるでしょうね。

それでも、タマゴグミは手間とお金をかけて手作りをします。

理由は、長持ちのためです。

 

はあ~~長持ち?? 鳴かなくて精度が良いほうが長持ちじゃないか。 と思われるでしょうか。

 

そうともいえますね。強度的には手作りも既製品も変わりません。多分50年でも使い続けられるでしょう。

 

それじゃあ、何が違うのか??

タマゴグミでは 長持ち=経年変化の美しさ・楽しさ と考えています。

この階段は、将来的にはキュッキュッって鳴くでしょう。 けど、その頃には木は良い色になってきて、段板は磨かれて光り、手すりもツヤツヤになっているはずです。そして、住まい手は「この階段、いとおしいな~~」なんて思っていただけるはずです。

そうすると、この家に住み続ける意思がわいてきて、結果長持ちとなる  という方程式です。

 

長持ちする家は 永く住みたいという意思を与える力が必要なんだな、と思い日々家造りをしています。


お客様の色になっていくうれしさ

2011-05-22 | 日記

お客様よりいただきました。 イチゴなんてめったに買わないので家族は大喜びです。ありがとうございました。

と、まずは御礼をしておいてと。

 

今日は、昼からお引渡し後のお客様の家へメンテナンスへ。ちょっとした調整で終わりました。 

 

いつもお引渡ししたお宅へ訪問すると思うことがあります。

家がどんどんよくなっていっているなという感じです。

 

お客様が何気なくおいたもの、飾ったもので、家が、、、、  う~ん、なんという表現が合うかな???

家が、、、、「動き出している」というか、「歩き始めている」というか、そんな感じがするんです。

 

窓においてある小物でも、その家庭によってまったく違うのですね。

 

玄関でもそうです。

 

何かをたくさん置くとか、絵や小物を置くとかいうのばかりじゃなくて、絵本にせよおもちゃにせよ、物が入ることで確実に良くなっていっているんですね。

 

いつも訪問させていただくと、「ちょっと散らかっちゃって」とかおっしゃるお客様が多いのですが

いやいや、それでいいんですよ。普段の生活を包んじゃって、それでもなんとなくいいな、と思える家。それがタマゴグミの目指している家なんです。

 

お知らせです

長良の家 見学会日程決定しました。6月5日 日曜日です。詳細は近日中にお知らせします。

 


明日と書いていたのに・・・

2011-05-18 | 日記

明日と書いていたのに、遅くなってしまいました。

実は、お客様に大変迷惑をかけてしまうトラブルがありまして、落ち込んでいました。社内の連携が出来ていなかったと反省しております。このようなことをまた起さぬように、「優先順位」を明確にしようと思っております。

 

さて、それでは前回の回答です。

土地と建物どちらを優先させるかですが、私はあえて言うなら土地です。

また、当社にいらっしゃる土地からのお客様にもそのようにお話しています。予算組みも、まず、トータルでいくらまでなら支払えるかを決め、次に、希望する場所の土地相場の価格、そして諸経費を底から抜いて、残ったお金が家の価格、という方法をお勧めしています。

 

タマゴグミは丈夫で長持ちな家を建て続けたいと思っています。その「長持ち」とは家の仕様だけではなんとも出来ないことがあるんですね。

いくら200年 300年持つ家、快適な家を建てたとしても不便、もしくは環境が悪いところに、子供たちが住んでくれるでしょうか? また、その家を貸したりまたは売却したり出来るでしょうか? 

多分、快適性が落ちる家でも便利な土地のほうを選ぶ思います。(私ならそうします) 

長持ちな家とは、次の世代、次の人が住んでくれるものじゃないと実現できないと思っています。その重要な要素は立地条件だと思います。

ですので私はまず土地じゃないでしょうか、という話をさせていただいています。

 

ただし、快適とは 土地を選ぶ人の「価値観」です。

不便でも 自然豊な土地を選ぶ。 これも正解ですね。その場合は次の世代に残せるよう、その土地にあった家を計画することが重要ですね。 その場合は、なぜその土地を選んだのか。 ということから、家づくりをはじめると良いと思います。

 

上記はあくまでも私の意見です。 土地や建物については色々な考え方があります。ひとつの参考にしていただければ幸いです。

 

 

 

 

 


土地と建物どっちを優先するか?

2011-05-16 | 日記

日曜日は、モデルハウス(自宅)見学の方を2組お迎えし、その後、設計のご契約にお客様のところへ。御契約いただいたお客様のところでは、ケーキを御馳走になりました。そのあとよーく考えたら「おいおい、普通逆だろが!」と自分を戒めたくなりました・・・ 気が利かない設計屋です。。

 

さて、今日ご見学いただいた2組のお客様は、土地から探していらっしゃるお客様でした。

さてさて、ここで質問です。あなたなら、土地と建物どちらを優先させますか?

どっちも重要です。けど、あえて言うならということで考えてみてください。

私の考えは・・・・また明日。。(これいっぺんやってみたかったんです)

 

今日のモデルハウスの様子です。緑が映える季節になってきましたね。


いい家がまた出来ちゃいました。

2011-05-14 | 日記

同業の方がみたら「いやみな奴」と思われるでしょうね。

いいんです、私友達少ないから、Facebookですら、誰も相手にしてくれないんだよ!(自虐ネタ)

 

いつも完成前になると、ついつい長居してしまう。今日は大工さんも付き合ってくれて、1時間ほど縁側でたたずんでいました。

大工さんが「うちの娘の家も、こんな家にしたいな。」なんていってくれて、(身内で自画自賛)

 

ちょっとだけお見せすると、こんな感じに仕上がっています。

見学会は6月に行う予定です。 タマゴグミはオープンでの見学会はしていませんので、ぜひご登録を。詳しくはこちら

 

ついでに、さとこさんの自慢を

キッチンの収納引き出しにつける金具です。 ずっと探し続けてやっと見つけたらしいです。私に自慢するのですが・・・・・・何のことやら・・・・

やはり、キッチン関係はお任せしておいたほうが良いみたいです。

 

さてさて、今日の音楽は JRさんより・ Again

 

 

 

 


竣工検査を受けました

2011-05-13 | 日記

今日は長良の家の竣工検査でした。タマゴグミはぎふ住宅建築センター民間の申請業務の会社に出しています。

今日の検査官は、以前市役所の建築指導課にいらっしゃった方。設計事務所に勤めていたときは、よくバトルした方です。

法律は、解釈によって全く違ったものになります。設計事務所時代は商業建築が多かったので、結構無茶な解釈方法をして指導課の方々と言い合いをしたものです。

 

写真は、長良の家の照明の一部です。

タマゴグミとしては、「光はほしいけど、照明器具は要らない」という考え方でつけています。

器具の存在感を出来る限り消すために、色は白色、大きさは出来る限り小さく、デザインは目立たないようにしています。

理由は、照明に目がいかないようにです。

 

お客様が一生懸命選んだ家具や小物などを生かすには、建築はでしゃばらないほうがいいと思っています。