岐阜の住宅設計事務所の でいbyでい

岐阜の住宅屋 タマゴグミの日々の他愛もないことを綴ったブログです。

いい感じで育てていただいています

2011-10-30 | 日記

今日の夕方は、お引渡しさせていただいたお宅へ訪問しました。

お子様が、階段途中に設けた本棚で本を物色中。

ここがお気に入りの場所らしく おとうさん おかあさんに「階段いこ、階段いこ」ってさそって来るそうです。 なんかいいですね。

けど、もしこの子に誰かが「家で一番好きな場所は?」と尋ねたとき「階段!!」なんて答えたら「えっ? 階段?? もしかしてこの年からスポーツ選手目指して階段でうさぎ跳び??」と思われはしないだろうか。。。。

 

お引渡しさせていただいた家に伺うと感じることは、皆さんいい感じで家を育てていてくれることです。色々持ち込んで物が増えていくことで、居場所ができ、家に役割が生まれています。

家は住んでいる状態がいいなと感じられるものが一番いいと思います。いい感じで住んでいただいていて感謝です。

 

ホームオーナーさんのお宅へ行く前は、岐阜市内でお客様と棚等の打ち合わせ。

羊毛断熱材が入りました。この断熱材が入ると部屋の中が「し~ん」として一変します。チョッと高い断熱材ですがいい味を出しています。

来年早々に完成ですが、この家もお客様に育てて頂けるのを期待しています。

 

その打ち合わせの前は、安八モデルハウス(といっても自宅)へお客様と面談。

「宣伝もしていないうちをどうやって知りましたか?」の問いに「ネットで相談したら、ある人がタマゴグミがいいよ。と教えてくれたんです。」とのこと。 その教えてくれた人は、うちのホームオーナーさんではないそうです。家を建てるならタマゴグミと決めている方らしいです。

(なんか、自慢話みたいで・・・いやらしいですか??)

びっくりしましたね。嬉しかったです。 早速その方を探して 夜討ち朝駆けで営業を掛けまくって・・・・・・・ なんてしないので御安心を。

 

も、し、か、して、、、 うちのカーちゃんだったりして

相談受けたとき、第三者のふりをして

「タマ子で~っす。家を建てるならタマゴグミがいいよ。ダンナ、、じゃなくて 社長さんいい人だし、信頼できるし~~ けど男前じゃないけど・・・」    

うん、彼女はやってない、新幹線の予約取るのも私にやらせるインターネットオンチだし。


岐阜市内で完成見学会のお知らせです

2011-10-29 | 日記

岐阜市内で建てていました町屋タイプの家が完成します。

お客様のご好意で見学会を行うことになりました。詳細はまたホームページに載せますが、取り急ぎ日程をお知らせします。

11月20日日曜日 午前10時から午後5時までです。

 

今回は、完全予約制で行います。1時間に最大2組づつとさせていただきます。

 

タマゴグミ、なんかたくらんでいるな?もしかして数人で取り囲んで契約させようとしているんだろ。。

と、思われても仕方がないですね。 正直言います。 駐車場がないんです。ですので、歩きや自転車でいらっしゃる方は、時間の予約は不要となります。

 

詳細につきましては、数日後にホームページとメールにて公開します。

なお、案内メールは当社に資料請求頂いた方、メルマガ登録頂いた方にお送りします。

タマゴグミの見学会にご興味のある方は、ぜひ資料請求をお願いします。

資料請求はこちらです  タマゴグミの資料請求


青空がきれいな一日

2011-10-27 | 日記

昨日建前をさせていただいたお宅です。屋根が形を現しました。

勾配と形が違う屋根を三つ組み合わせています。玄関部分の屋根が低くなっていて、家に入っていくんだという感じが良く出ているとわれながら感じています。

 

このように屋根をいくつも重ねるときは漏水のリスクも高まります。デザインに考慮しながら、重なった部分の防水仕事(板金やかわら工事)がやりやすい寸法を押さえるのが肝心です。

この部分は今回の監理項目の大きな場所です。

 

もうひとつの瑞穂の家です。ソトン壁の下塗りがもう少しで終わります。 下塗りだけでも家に質感が出てきて良いですね。内部では1階部分の床暖房工事および床貼りが始まっています。

下塗りが終わった段階で、窓周りの防水チェックを行います。

 

さてさて、今朝の私は

こんなこともやっています。愛車の軽トラにここ数ヶ月の現場から出てきたダンボールを目一杯載せて回収やさんへ。

このダンボール なんと980円になりました。

 

最近現場をやりながら思っているのが、ごみの量が多いことです。現場が重なっているのもありますが、納入方法が悪いのではと反省し、少しコストが上がってもカット商品や養生が少ない材料を検討しようと思います。

エコという面もありますが、原価計算をすると多分そうしたほうが安く抑えられると予想できるからです。ダンボールを一杯運んだな~なんて喜んでいちゃ、いけないのですね。

 

 


秋の建て方シーズンです

2011-10-25 | 日記

明日は瑞穂で建前です。いつもより足場が低いです。

そうなんです。平屋なんです。 そうそう、最近凄く忙しそうですねと言われますが、実は昨年と変わっていません。タマゴグミは小さな会社です。年7棟程度しか施工をしません。

建前は重ねる癖があり、それで凄くやっているような雰囲気を出しているみたいです。

今回の家は、切妻屋根と片流れ屋根2枚が組み合わさるデザインを取っています。不動産さんの御好意で、隣の土地をお借りできたので楽な作業になりそうです。

 

そして今朝は

昨日コンクリートを打った現場の水まきです。

こんな感じになるまで水をまきます。

写真で長いボルトがホールダウンアンカーボルトです。

家は、地震や風に抵抗するために構造壁というものを設けます。スジカイや構造用合板を貼った壁ですね。この構造壁は水平の力を受けたとき、回転しようとします。すると引き抜きの力がかかるのですね。その力に対抗するためのアンカーボルトがこれです。

と、説明するとややこしいですね。じゃあ実験を。

近くにある本かノートを立てて持ってください。そして、上の端っこをグーっと指で押してみてください。すると、指で押しているほうが机から浮きましたよね。これが引き抜力です。なんとなく解っていただけましたでしょうか。

 

じゃあ、引き抜きに抵抗するボルトだから沢山あったほうが丈夫だろう。と思いますよね。 私としてはこのボルトを一本でも減らすように壁量計算をしています。

ボルトで押さえる=無理な力がかかる恐れがある

と考えているからです。(これは、いろいろな考えかたがありますので、私が正解というわけではありません)

木造は、一人だけ(一本の柱)ががんばるんじゃなくて、みんな(全部の柱)が一緒にそこそこ働くのがいいのです。 それが長持ちの秘訣なんですね。 なんか、会社に似てますよね。

 

そこそこしか働いていない いてでした。


凄いぞ!生コン屋さん

2011-10-24 | 日記

今日は、可児で基礎コンクリートうち。いつも同じ写真で、数少ない読者の方も飽きるかと思いなんかいい写真は取れないかなと思ったら・・・・凄いぞ生コン屋さん。まず写真を見てください。

ねっ、凄いでしょ! 

えっ?何が凄いの Hが?55のぞろ目が???

いえいえ、「加水禁止車両」ですよ。  と 言われても「はあ~~ナ~二が凄いの」と思いますよね。

 

チョッとプロだと言うことひけらかしちゃいますか。

生コンは、水とセメントの比率が大切です。これで強度が決まっているといっても過言でありません。ですので、生コンを工場でませて作ってからは絶対に水を混ぜたりしては駄目なんです。

けど、生コンは粘度があるのです。ネバネバしているんですね。強度が高くなればなるほど粘りは強くなる傾向があります。また、時間がたつと固まってきますので、流れにくくなるのです。

そんな時、昔は「飲ませる」ということを通例みたいにやっていました。要は水を混ぜて流れやすくするのです。

この車、それが出来なくなっているのです。当たり前と言えば当たり前なのですが、製造側がちゃんと仕組みとして防ごうと言うのが凄いと感じたのです。

 

ついでに

これが生コンの伝票です。

管理者としてぱっと確認する数値が、24 18 25 です。

24は24N/ミリ平米の意味で、強度をあらわします。18はスランプといって、作業性を表します。数値が少ないと強度は上がりますが、作業性が悪くなります。数値が多いと逆です。建築では18が多いですね。(けどスランプといったらDr とつけたくなるのは・・・40代の証拠ですかね)25は骨材、単純に言うと、生コンの中の石の大きさでです。建築の場合は鉄筋の量が多いので25ミリが多いです。

コンクリートの指定は、この3つを指定して注文します。(高層ビルなどの現場はもっと細かいですよ。塩分率や流動化剤の指定、骨材の含水率なども指定したりチェックします。住宅の場合は、JIS工場で作っていることで、それら管理が出来ていると私は判断しています。)

 

そして次に確認するのが、上の時間です。着時間よりも発時間をみて、今の時刻を見ます。90分以内にコンクリートを打ち終わるの事が決められています。

 

いかがでしたでしょうか?面白かったですか?? 面白くないですよね。

 

そんな面白くない話をした私は昨日は

はい、基礎に掃除機をかけています。案外きれい好き・・・じゃなくて、今度建て方をする現場の土台を伏せていましたので、1階床の合板を貼る前に、基礎の水をすべて取り除いていました。

尚、掃除機はそれようの掃除機ですので、家庭用の掃除機ではこんなことはしないで下さいね。  って、やんないですよね。

 


収穫の秋ですね

2011-10-21 | 日記

私の住んでいる岐阜県安八郡の今の様子です。稲刈り真っ最中ですね。

今、タマゴグミのお客様で土地を探していらっしゃる方が数組いらっしゃいます。こんな風景を見ると「土地なんでどこにでもあるのに、、、」と思われるでしょう。このようなどちらかというと田舎の土地は、ほとんどが家を建ててはダメの土地なのです。

家を建ててはダメってどういうこと? 地盤が悪いから? 地主さんが売らないから? それとも海抜が低くて洪水になりやすいから?

 

いえいえ違います。お役所さんが、「ここは家は建ててはダメ」と決めているからです。

意地悪をしているのではなくて、ここは農業をするところ。ここは物を作るところ。ここは住むところ。と分けることで、全ての環境を少しでも良くしようという考えから決められています。そのおかげで、こんな風景も残されているのですね。

 

さてさて、今日の朝はJIOの鉄筋検査を受けました。

しっかりと見ていただきました。当然合格ですが、私から基礎屋さんにちょっとダメだしをしました。鉄筋のかぶり厚が足りないところがありましたので修正を依頼しました。

瑞穂の家には集中換気の装置がつきました。 天井表しが多いタマゴグミの仕様でダクト(蛸足のようなものです)のルートを確保するのは大変です。計画のときに考えてはあるのですが、最終はいつも現場で電気屋さんと話しながら一番良いルートを探して配置しています。

この装置をつけると坪単価が5000円~10000円ほど上がってしまう高級な機械なのですが、効果は絶大ですので家が小さくなっても外せない装置です。こう書くと「こだわりが強い」と言われるのですが、こだわりというより単純に空間の質が上がるからつけているだけです。

これ以上のものが見つかれば迷いなく変更します。今のところ変わるものはありませんが。

 

今週土日は雨のようですね。現場作業がちょっと大変です。

 

 

 


随分空いてしまいました。

2011-10-20 | 日記

随分空いてしまいました。

実は・・・日曜日にホームオーナー会をしまして・・・その日から2日酔いで、 というわけではありません。

それではひとつづつ報告します。

日曜日ですがホームオーナーさんにおいで頂きビアパーティを行いました。

今回は日程を失敗しました。この時期行事が多くなかなかおいでいただけません、また場所も悪かったです。お酒を出すのに駅から遠いなんて最低な場所選択と反省しています。 来年は時期場所とも検討しなおしをして行います。

当日は10名ほどでパーティを行いました。写真は・・・・ありますが、出せません。。皆さん機嫌がよい顔=すきだらけの顔をしていますので、ちょっと出すのはまずいかと。お昼から4時ごろ終了の予定が結局夜の8時ころまでの開催となり、少数で大盛り上がりでした。多分、その日の記憶は全員がないと思いますが・・

普段にない本音トークが沢山出来て大変よい時間を持つことが出来ました。

 

可児の現場の様子です。鉄筋組みが始まりました。この段階で、位置の最終チェックを行います。基礎図面とともにプレカット業者からの土台図面を一緒にもって行き位置のチェックを行います。

 

岐阜の町屋タイプの家、内部塗装が終わりました。これから器具付けや棚など造作の仕上げに入ります。

写真の部屋は2階ですが、今回は天井高さをグッとおさえて、窓の付近では2メートルを切る高さになっています。椅子などに座ると落ち着きを感じる高さです。

 

瑞穂の家には床材が入ってきました。杉のフシ有床です。この床は5年ほどかけてゆっくりと色が変化していきます。夏はサラッとしていて冬は暖かいよい床ですよ。けど傷がつきやすいのが欠点ですが。

 

岐阜市内の家です。軒先に換気材をつけました。

これをつけることで、風が見方になり、風の力で屋根と断熱材の間の空気をぐんぐん引っ張っていきます。

夏、2階でより快適に過ごすために働いてくれる装置です。

 

こんな感じで進んでいっています。

 


雨が降るというのに水まきを

2011-10-14 | 日記

今朝は西岐阜近くの現場の構造検査の立会いをした後、昨日コンクリートを打った現場へ。

何しに行ったかというと、水まき。 今日の昼から雨が降るというのに、水巻。  趣味ですから・・・

何といったらいいんでしょうね。なんか、赤ちゃんにおっぱいをあげるような(っていっても、あげたことないですが)感覚で、大きくなれよ(っていっても、大きくなってもらっては困りますが)という感じで水まきをしました。

この写真を見ると多分基礎屋さんは苦笑いをします。たまった水を抜く係は基礎屋さんですので。

 

瑞穂のもうひとつの現場では、ソトン壁を塗る準備でラス網を張っています。

この写真を見るとプロの方は通気がないと気づくはずです。

通常モルタル等塗り壁の場合は、通気層を設けます。ソトン壁の場合は通気層を設けなくても良い材料です。詳しくは ソトン壁

通気層を作らないことで、コストダウンをして比較的安価で感じの良い塗り壁が実現できています。 とはいっても通常の仕上げより高いですが・・・

 

通気層をとる採らないに関わらず、開口周りの防水は大切です。この部分だけは毎回自社検査をしっかりとしています。また、庇は沢山出ていたほうがいいですね。外壁に可能な限り雨を当てない、これが漏水防止の基本です。

 

 


10月16日はホームオーナー会ですけど・・

2011-10-13 | 日記

10月16日はホームオーナー会です。参加人数がやっと二桁になるめどがつきました。しかし、まだまだ募集しています。先日九州で購入してきました40度もある焼酎も待っています。ぜひぜひおいでを。

今日は瑞穂の家で基礎のコンクリート打ちを行いました。

立ち上がりとベース部分をいっぺんに打つ工法を採用していますので、まず立ち上がりの下部にコンクリートを流し込み、ちょっと固まるのを待ってから上部のコンクリートを打ちます。


さて、私はというと、まず現場に着いたら生コン車(水色の車)を見ます。流れているコンクリートをボーっと見て骨材の大きさのばらつきを確認します。次にポンプ車(赤い車)のところへ行き伝票を見ます。 コンクリートの配合が打ち合わせ通りかを見るためです。

ちなみに、水色と赤色の車の間にある、小さな白い車が私の愛車です。走行距離9万キロ、最近壊れて修理に3万円もかかりました。ということはいいとして、


次に行うことは
、アンカーボルトとホールダウンボルトの位置の確認をします。

 

とかくと、数少ないこのブログのファンの方は「あれっ、前にも聞いた話だな。」と思われるはずです。

そうです、毎回毎回同じチェックをしているのです。 コンクリート打ちのときにたまにいけないことがありますが、そのときには職人さんにお願いして、同じことを全て行ってもらい写真を撮ってもらっています。

 

 

ところどころになんか黒いものが生めてあるのが見えますか? これは、基礎のテンバを水平にするための道具です。

といってもコンクリートを打っただけでは水平なりません。そこで、コンクリートの上にセルフレベリング材を流し込みます。

セルフレベリングの意味はそのままで、流し込むと自分で平らになる材料です。じゃあ、そのまま流し込めば水平がきちっと出るじゃないの と思われるでしょうか? 一応はなるんですが、3ミリくらいすぐに狂っちゃうので自分で水平になるという売り文句をあまり信用していません。

この材料で、流し込む目安を正確に出して、慎重にセルフレベリング材を流し込みます。

タマゴグミの水平の合格値はプラスマイナス1.5ミリまでです。それを外れると・・・・削ってでもあわせてもらっています。

お願いしている基礎屋さんはきちっとした仕事をしてもらっていますので、最近はばっちりですが。