岐阜の住宅設計事務所の でいbyでい

岐阜の住宅屋 タマゴグミの日々の他愛もないことを綴ったブログです。

お客様からの写真

2018-07-24 | 日記

こんにちは、珍しく連続投稿です。

題の内容のまえに。

今日の子供教室は失敗だった・・・なんか、うけなかったな。無表情の子供の前に1時間半立ち続ける地獄を味わいました。冷や汗タラタラで久々に逃げたい気分になりました。

まだ明後日1日ある。。どうしよう

と悲観的になっても仕方がないので、最近の現場の様子2ヶ所です。

羽島の現場です。久々に土佐和紙仕上げです。

岐阜ですので本来は美濃和紙を使いたいのですが、とても高くて手が出せないので土佐の和紙を使っています。

和紙の特徴は、何と言っても壁の表情が柔らかくなること。言葉で表すと「ホワっ」となるのです。そしてもうひとつ、調湿性能がいいのです。

梅雨時など、室内に入ると「おっ」と思うくらいスカッとした部屋になります。紙の持つ力ですね。

しかし大きな欠点があります。汚れたらどうすることも出来ないことです。ふき取ることは出来ません。 方法としては汚れた上からもう一度和紙を貼り足すことしか出来ません。その欠点を理解いただけるのであれば、結構良い素材です。

大垣の現場です。

基礎工事を行っています。真ん中のくぼみは地中梁の入る位置です。来週早々にコンクリート打設予定です。

さて本題です。

東白川村の現場です。お客様が写真を撮って送ってくれました。

東白川までは弊社はいけませんので、今回は設計を行い、知り合いの下呂の大工集団に請け負ってもらっています。とはいっても、構造材料等主要材料や、珪藻土等仕上げ材料はタマゴグミから支給し、タマゴグミのスタイルで造ります。

今回のコンセプトは「なじむ」ことです。

理想は完成したとき、近くにある幹線道路から見た人が「えっ?あの家昔からあるよね。」と言ってもらえるくらいなじむことですが、それはいくらなんでも難しいと思います。

ですので、少なくとも見た人が周りの自然と違和感を感じないようにしたいと思っています。

明後日 建前です。島田は朝から、私は子供教室後の午後参戦予定です。


今年の夏も安八町のお子様方に設計を教えます

2018-07-23 | 日記

あついですね。

 

お久しぶりです。タマゴグミいてです。

土曜や日曜日にお客様の家に伺うと、よく見る光景です。

お子様のために、日陰完備のプール設営。最近はすべり台までついたものがあるのですね。おとうさんの土日は大変だなとつくづく思います。

 

さて、子供続きで、

今年も安八町からの依頼で、小学校高学年を対象に子供設計教室を4日間にわたり行います。前年でもうないものと思ったら、今年もということでビックリしています。

前半の2日間は設計教室、後半2日間は模型教室です。模型教室では多分今年も出るでしょう、こんな家。

屋根に人、まあこれは軽いほうです。煙突から木が生えているのは当たり前、壁に血を流しながら人がくっついていたり、さかさまにぶら下がっていたり・・・

吉村先生に申し訳なくって。

 

さあ、明日からの設計教室の内容を少し。

今年の1日目は「ヒアリング方法」を中心に話そうかと思います。

まずは、うまいラーメンをつくる店主の見分け方を知ることにより、プロの話の聞き方を学んでもらいます。

プロって凄いということを理解できたら、次にシナプスとニューロンの話をして、脳の仕組み上どうしたら的確な解答を得られるのかを解ってもらいます。

そして、家族間の意見調整をする方法を学ぶために、あるドラマのワンシーンを見てもらって、「人は話し合っても解りあえない。」という事実を知ってもらいます。

これらヒアリングの重要項目を押えた上で、お隣通しでヒアリングをしてみるという実践的なカリキュラムです。

私の場合、子供だろうが手を抜きません。相手がついて来れなかろうが、全力で話して玉砕する覚悟です。(これで、来年の依頼は絶対ないだろうな。。)

 

なお、昨年も行いましたが、この教材を使って大人向けセミナーを8月に行う予定です。案内は、後日行います。

さて、あしたはどうなることやら。

 

と、いいながらちょっと不安なので不評な場合直ぐ切り替えられるよう、デザインセンスを鍛えるワークも用意しました。私、気が小さいので。