岐阜の住宅設計事務所の でいbyでい

岐阜の住宅屋 タマゴグミの日々の他愛もないことを綴ったブログです。

食べ物は国境を越えて価値が変わる

2013-07-31 | 日記

はい、いつもどおりわけのわからない題名ではじまりましたブログです。

いつものごとく題の内容は後からとして、現場の状況から。

垂井の現場です。連日の雨で工程はガタガタ、けどコンクリートにとってはうれしい雨です。コンクリートは水と反応をして硬くなっていきます。ある程度固まったら、水があったほうがよいのです。大量の雨が降ってくれたのでこのとおり基礎は水浸し。いい感じです。

けど、もう来週からはふらないでほしいのです。来週早々より土台伏せ、そして8日の建前と続きます。

 

長良の現場です。床板を入れました。岐阜県の杉の木で作った床板です。これを入れるとあたりに杉の香りがホワンと香っていいのです。

たまにお客様から杉板以外の床はやらないのと聞かれます。 もちろんやります。 今までですと、無節のヒノキ板 カリン ナラ 唐松 ヒバなんかをやってきました。 でもなぜ節ありの杉をいつも使う場合が多いのかというと、ずばりコストパフォーマンスです。

タマゴグミで絶対に使わない床材は、合板フロアーです。 悪い材料というわけではありませんよ。ただ、私が使いたくないだけです。

 

さてさて、本題に

これ、カナダで食べたステーキ 確か20ドルくらい。日本円で2000円位

 

これベトナムの屋台で食べたステーキ。たしか3000ドンくらい。日本円で300円位。

味も形も似ていますが、これだけの差。 面白いです。エンタープライズ号の転送装置があったら、ベトナムで作ってカナダに運べば1700円の利益です。

ただ、エンタープライズ号がいくらかは知りませんが・・・(たぶん中古でも100万円では買えないけど)

しかし、残念なことが。。。下のステーキを食べた場合、3日後にお腹がえらいことになる場合があります。

以上です。(すみません。今日、面白いねたがなくて、携帯電話の写真を見ていたらちょうど見つけたのでアップしました。つまんないですよね)

 

食べ物つながりでおまけです。

「ビスが足りませんので買ってください。」とうちの島田。 「うん、わかった。10ケース買っておくわ。」

10ケースで37800円。ポーンと買っちゃう。

お昼、食事をしようと店に入って、「う~ん。380円と480円・・・・まあ、380円でいいいや。」

建築にとってビスは大切な部材。だから、当然よい部材を買います。食事は体にとっての部品、よいものを食わなくちゃと思うんですけど・・・

 


タマゴグミはケチです。本当に・・

2013-07-29 | 日記

そうなんですよね。タマゴグミってケチなんですよね。タマゴグミっていうか、私がけちなんですけどね・・・ 

まあ、この話は後からにして、最近の様子です。

いい味出してます。この猫?シーサーってネコ科??

調べてみたら、元々はライオンで、一人だったのが、本土のこま犬の影響を受けて一対になったみたいですので、犬のようなネコ科 ということでしょうか。

倉庫のお見積もりのために建てさせていただいたお宅で実測。ちょっとお待たせしているので、急いで見積もりをと思っています。

そして

大工さんと現場で掃除。やってみて分かったのが、材料の入れすぎと、おき場所があいまいなこと。掃除を繰り返しながら考えてみようと思っています。

一歩一歩魅力ある現場に変えていきたいと思っています。

 

さてさて、本題の内容です。

 

今日の午前中は、初めていらっしゃったお客様と面談、そしてお昼からはプレゼンテーションでした。

両者ともですが、お話の中でやっぱり問題になるのが予算。

ご希望を目いっぱいかなえようとすると、予算オーバーになってしまう。 それをお客様に伝えるわけですが、そのときのちょっと悲しげなお顔をみると

「え~い、じゃあ、ガバッと引いちゃえ。。」と心の中はいつも叫んでいるのです。しかし現実は

 

タマゴグミは案外ケチで、今まで値引きはしたことがありません。施工中に失敗してその分お金をお返ししたことは正直ありますが、契約時には100円単位の端数を便宜上切るだけです。

理由は簡単です。ご提出させていただくとき、これ以上なんとも出来ないという価格で提出しているからです。

 

それで、契約が破棄になったことがあるかというと、契約時はありませんが、設計契約の前で価格が合わないということで破棄になることはあります。

 

タマゴグミにいらっしゃるお客様は皆よい方で、なおかつうちの様な建物が好きな方、だから何とか希望を叶えたいのが正直な気持ちです。

しかし、値引きをしてしまうと癖になり、会社として徐々に耐力が落ちていき、最後には継続不可能になり、結局建てて頂いたお客様に迷惑をおかけすることになります。

また、特別な扱いをしてしまうと、今まで建てて頂いたお客様へ顔向けが出来なくなってしまいますし。

 

そこで、企業努力としてやっているのが「コストダウン」

先日もコストダウンの専門家と半日ほどいろいろ話しました。さすがメーカーさんの建材の仕入れ単価にはびっくりします。いろいろ価格交渉などを行い、結構安くはしている当社ですが、残念ながら年間数棟の私にはメーカーさんの価格まで持っていくことは不可能です。

だけどメーカーさんには出来ないコストダウンでタマゴグミは対抗しています。それは宣伝広告費を使わない、経費をかけないということです。

タマゴグミは、チラシは巻いていません。そして家造りの雑誌や本にも載せていません。このことで、見学会を年間7回やるとしたら、40万円の7倍で280万円、雑誌年間4回載せるとしたら、70万円の4倍で280万円、合計約560万円のコストダウン。つまり1棟あたり80万円のコストが落とせる計算になります。(単純にはそうはいかないところもありますが・・・)

まあ、このことで自分で自分の首を絞めているところもあるのですが。

チラシや雑誌をやらないと宣言してしまったから、ネットでしか集客が出来ないのです。これまたネットの集客方法も詳しくないので、結局お客様との出会いが少なくて・・・・ まあ、ぼちぼちという商売になっています。

 

いかん、愚痴になってきた。

 

そうそう、今日はちょっと足をのばして夕方に美術館もいってきました。

この美術館は、以前私がお世話になっていた設計事務所が設計した物件です。

この事務所独特の手法やデザインを懐かしく感じるとともに、細部までこだわったデザインを見て、なんか頑張らなくちゃな、と感じました。

 

おお~今日は小学生の作文みたいな終わりかただ・・

おまけ 今日のプレゼンのために島田君が作ってくれた模型です。

 

 


全体会議を開催しようと決めた日

2013-07-25 | 日記

最近更新をさぼっているタマゴグミ。何をやってきたかをちょっと報告します。

その前に、

大垣の現場では、バルコニー前外壁の杉板張りが始まりました。一部ですがこのような材料を使うとかっこいいですね。ということで、軒が深いバルコニーは最近この仕上げが多くなってきています。

 

ちょっと以前たてたお客様のところへ不法侵入です。目隠し板を建てたいということで業者さんを連れて採寸へ。

 

垂井の現場です。朝は晴れていたので水撒きに。しかし・・・夕方は豪雨。  まあそんなもんです。コンクリートにとっては好条件の天候です。

 

さてさて、今週前半は千葉の成東というところに行っていました。

住まいの発見館さんという会社。年間30棟弱の家を丁寧に建てている会社さんです。レンガの家を造っていらっしゃり、タマゴグミとは雰囲気やスタイルは違うのですが、家の考え方など共通するところが多々あるので、勉強をさせてもらいにいってきました。

 

 

大工さんが作業が終わってすぐ掃除をしていました。

この点が、タマゴグミにとってまだまだ弱い部分です。2日間で考え方をしっかりと教えてもらいタマゴグミもこの現場を目指そうと決心しました。

全体会議を開いて、私より協力業者さんにお伝えして写真のような現場に近づけるように努力してまいります。

 

ちょっとづつですが、成長し続けるタマゴグミの今後にご期待ください。。私も期待しています(って、人事にしちゃ~だめだな)


キッチンの価格は

2013-07-21 | 日記

今日は建築らしい内容で書きますよ。珍しく・・・

さてさてその前に、現場の様子です。

長良で建前をさせていただいたお宅でお客様と電気コンセント打ち合わせの様子です。

御主人が奥様に優しく説明する様子です。(実は、ご主人のやってみたいことを奥様に説得中の様子です)22坪の家にいっぱい夢をつぎ込んで建築は進んでいます

垂井の現場の数日前の様子です。基礎鉄筋が組みあがり来週中頃にコンクリート打設予定です。真ん中の鉄筋は地中梁といって、基礎が折れちゃうのを防ぐためのものです。これらは適当に入れているわけでなく、すべて構造計算をして入れています。

凄いでしょ。計算しているんですよ、私じゃないけどパソコンが・・・

 

大垣の外構はまず洗い出しのアプローチ部分と、家の周りのコンクリートを打設しました。途中の三角形のところに植栽をする予定です。木と木の間をすり抜けて玄関にたどり着くというイメージで造っています。

さてさて本題です。

昨日お客様とショールームに行きました。タマゴグミで建てられるお客様の8割がたはタマゴオリジナルキッチンを採用されますので、キッチンは見ません。

キッチンってびっくりするほど価格の差があるんです。30万円くらいから300万円オーバーなんていうものもあります。一体何が違うんでしょうね。

 

実は価格差が出ている主な原因は「扉」

あの仕上げの方法で価格が大きく開いています。

扉の仕上げがプリントなのかそれとも塗装なのか、無垢なのか合板なのか

使い勝手はあまり変わらないのに・・・と思うのは旦那さんだけ。

奥様はその仕上げが重要なのですね。

 

じゃあということで、アイロニー(皮肉)な性格のタマゴが提案した方法は

扉を造ったらいいじゃん。

 

改装させていただいたお宅のキッチンです。

既存のキッチンを使用して、扉を杉ですべて作り直しました。

お~い、写真は? と思いますよね。

すみません、この内容でブログを書くとは思っていなかったので撮ってきていません。

丁度この裏がキッチンなんですけど・・・・

 

 

 


平屋は価格が高い?

2013-07-17 | 日記

さてさて、まず現場の様子です。

長良の現場の昨日の様子です。岐阜県産材ブルーシート包み仕上げです。ブルーに光っている室内は幻想的でいいですね。

 

岐阜の木の家の制度と木材利用ポイントを活用した家です。

いま、手元に木材利用ポイントで交換できる商品一覧がありますが内容は・・・・面白いです。家具や肉、魚、カニ、タコ。お~~~ダルマなんていうのもある。ダルマに交換する方は日本全国で何名いらっしゃるんでしょうね。あっ、選挙関係者の方か。

 

大垣の家です。この家も岐阜の木の家の制度と木材利用ポイントを活用した家です。

枠をくっつけ中です。この写真の道具、ほしいなと思っています。これがあったら、机の脚のバリエーションが増えそうです。経理のさとこさんに言ったら「何でいるの!」といわれそうですから、説得するる方法を模索中です。

 

大垣で建てさせていただいたお宅の外構工事にかかりました。

コンクリート舗装の中に木が生えているような感じで仕上げようと思っています。ただ、植栽は秋になってから行う予定です。真夏に植栽するとかれる可能性が高いので・・

 

さて本題です。

先日建築ご相談にいらっしゃった方に、尋ねられたことです。

「平屋って高いですか?」

 

30坪の家を建てるとします。 総2階(1階と2階の形が同じ家)ですと、基礎が15坪、屋根が20坪弱(タマゴグミの場合はしっかりと軒を出しますのでこのくらいになります)になります。 平屋の場合は、基礎が30坪、屋根が38坪程度になります。あと、外壁もちょっと増えます。

ですから割高なのですね。

 

けど、高いわけではありません。

 

家づくりのスタートは予算決めからです。その予算内で満足するものを造れば、その家はどういう形であれ価格相応になります。

ということは、30坪の面積を20坪程度に抑え、それでも快適な間取りやデザインを実現させればいいのですね。

現に、タマゴグミで造らせて頂いた方で21坪(だったと思います)の平屋に4人家族が楽しく暮らしています。

 

結論です。平屋の家は、面積当たりの価格は割高ですが、決して高い家ではないのです。

 

それではまた。

 

 


この時期の建築屋と青年実業家との見分け方

2013-07-11 | 日記

また変な題材で始まったブログ。内容は後からとしてまず今日の現場の様子です。

 

22坪の家、建て方を行いました。

暑かったですね。むちゃくちゃ日焼けをしてしまいました。現在事務所でぐったりとしています。

お客様にも一日立ち会っていただきました。今頃寝込んでいらっしゃらないかと心配です。

 

総勢8名、今日消費したお茶20L以上、大変な建前となりましたが、無事すんでほっとしています。

次回は8月に予定、さらに過酷かも・・・

 

建前 朝の様子です。これらの材料が組まれていって、上の写真のようになるのです。

なんかすごいですね。

 

さてさて、本題です。この時期、建築屋と青年実業家の見分けが難しくなります。

理由は、建築屋はこの時期の建前のような外仕事のとき、こんがりと日焼けをしてきます。そして、あまりの暑さに食欲が減り、体がちょっと締まってきます。そして、昼間の熱で頭がやられ、夜、飲みに行ったときなど普段いえないかっこいい言葉とかを間違えて発してしまいます。

かたや、青年実業家も、この時期ちょっと早めの夏休みなんていいながら、ハワイとかパラオ(ってどこ?)とかで、リゾートを楽しんでいます。(たぶん・・・)

そして、一般の方は、まだ本格的な夏前ですので、まだまだ日焼けをしていません。

 そうです、見た目 青年実業家と建築屋の若い人と同じに見えてしまうのがこの時期。 危険な時期です。

 

で、見分け方です。

まず、どこで日焼けをしたの?って聞いてみましょう。 「ワイハ~でね」といった瞬間、こいつ建築屋だなと判断できます。いまどき普通の人はワイハーなんていいません。この20年前に絶滅した言葉を言うのは、普段からおっさん相手に仕事をしている証拠ですね。

顔の日焼けをよ~く観察してみましょう。耳の後ろからあごにかけて白くなっている(日焼けしていない)部分が見つかったら、それは建築屋の証拠です。ヘルメットのあご紐部分は日焼けしていません。

それでも見分けがつかない場合は、「この店の広さって、どれくらいだと思う?」と聞いてみましょう。そのときとっさに「うーん、サンケン(3間)のロッケン(6間)くらいかな」と答えたとしたら、それは建築屋の証拠です。 また、5000の8000位かなとミリ単位で答えてしまうも建築屋の証拠です。普通の人は5メートルの8メートル位かなとメートルで答えます。

 

他にも見分け方はありますが、まあ、この3つくらいをおさておけばいいでしょう。

 

今日は普段になく役に立つ情報を発信したブログでした。

それでは。。

 

これは年頃のお嬢さん方にとっては一大事です。ここで間違うと、うちのさとこさんのように大変な生活が待っています。


「どうせ」は私にとってプラスの言葉なんです。

2013-07-09 | 日記

なんのこっちゃ? という題材で今回のブログもはじめました。

そうそう、最近ホームページを作っていまして・・・もっと自由に文章だらけのものを作ってみようと計画中です。今日の内容はそのページにも載せたいなと思っている内容です。

 

さて、本題に行く前に

垂井の現場が始まりました。表面の草などをめくっているところです。お客様とのプラン構想1年以上。お客様の思いが詰まった家を造らせていただきます。

 

大垣の家です。3畳しかない和室。ここにこだわりをすべて入れ込んでいます。天井には照明をつけない、天井高さはムチャクチャ抑える。座ったときが一番いい空間になるようにこだわって造っています。

長良の現場の様子(昨日)です。掃除機を持ち込んで基礎内掃除です。11日建前予定。22坪のコンパクトな住宅。けど、部屋うちにブリッジはあるし、吹き抜けはあるし、スキップはあるしのてんこ盛りのいい空間の家になる予定です。

 

さて、本題に。

私は8年前に本格的に住宅造りに入りました。その前までは、工務店さんの施工や心構えを指導する先生のかばん持ちをしていました。

すばらしい先生で、優秀な工務店さんより依頼を受けて全国を飛び回っていました。

その先生に、私が独立直後に贈っていただいた言葉  「どうせ・・・・」

 

はあ~ どうせって、マイナス言葉じゃないの? どうせだめなんだからとか・・・

そうですね。けど、私の家づくりの方針を揺るがぬものにしてくれたのがこの言葉なんです。

 

住宅づくりを本格的にやり始めて1年ちょっとのときです。年間2棟程度の施工をさせていただいていました。その報告を先生にしたら、

「どうせお前は年間2~3棟の受注だろ。だったらな、絶対に信念を曲げた住宅は造るな。」

この言葉に本当に救われましたし、決心がつきました。

この、どうせという言葉は、私の受注能力の無さ、資金力の弱さ、人脈の無さを明確に指摘した言葉です。

それに対して、もっと何とかせんか、じゃなくて

だったらせめて造る家は、折れるな、曲げるな そして世間に媚を売るな、あせるな。と勇気付けてくださいました。

 

あのとき、「もっと受注に力を入れろ」とか言われていたら、もしかしたら今頃タマゴグミらしさなんてまったく無い家を造っていたかもしれません。

いま、タマゴグミが曲がりなりにも信念を崩さず、お客様に気に入っていただいて、造っている私たちも満足できる家を造らせていただいているのはこの言葉があるからです。

前向きな言葉じゃなくても力を持った言葉はあるみたいです。

 

今日はちょっと回顧録を作ってみました。

 

 

 


ヒアリングは何を言ってもいいのです。

2013-07-07 | 日記

まずは活動の様子を

3年ほど前に大垣市で全面改装(リノベーシ)したお宅へ不具合の手直しとデッキ作成のご相談に。

玄関部分をちょっと出して、ルーバーをつけるだけでこれだけ雰囲気が変わります。つたがはっていて良いですね。

お父様から受け継いだ家を間単に壊すわけにはいかないというお客様の強い思いで構造体と屋根だけを残して解体、基礎補強を行い、間取りも全面的に変えました。

このような大改装の場合、気を使うのは「性能がよくなる・強度が強くなる」ことから来る弊害です。

 

なんのこっちゃ? 弊害なんかあるの? と思われるでしょうか。

実は大ありなのです。

 

強度が高まるということは、今まで以上に柱に負担をかけたり梁に負担をかけます。もしかしたらそれが原因で柱や梁が折れちゃったりするかもしれません。だから、以前の柱に負担をかけないように、もしかけるとしたら、お手伝いの柱を一本入れてあげるようにと考えて行います。

性能もそうです。断熱補強も行ったのですが、全部しっかりやらないと弱い所、手を抜いたところに以前よりもひどい結露が起こります。そうなると、以前よりも寿命を縮めてしまう恐れがあるのです。

建築屋はそんなことを考えながら、改装しているのです。

 

今日は、先月お渡ししたお宅へ塗装の手直しなどで訪問しました。

風通しがよくて、エアコンを使うことが少ないとの感想を頂きました。

そうなんです、タマゴグミの家に住むとガマン強くなるのです。。。うそです。

部屋単位に2つ以上の開口、隅から隅まで通るようにつければ、ほらちゃんと風が通るのです。

何も難しいことをやっているわけじゃないんですね。

 

さて、本題です。

昨日、ヒアリングをしてきました。ヒアリングとは間取りを作る前にご家族のご希望を聞きだす作業です。

私のヒアリング方法は、とにかく思いついたことをどんどん話してもらいます。

よく、お客様から伺うのが、「この予算で、そんなこと不可能よね。」という言葉です。

 

いいんです。不可能なことは私は無視しますから・・・・・いやいや、無視しません。

 

20帖ほどのリビングがほしいわ。  中庭に池がほしい。 土間がずっと続いていて、そして趣味の部屋がほしい。

OKです。思いついたらいってください。遠慮は要りません。

 

私はその言葉から、お客様がどんな感じの空間を望んでいるんだろうかと想像します。

広い という言葉でも意味が深いのです。

物理的に広いのか、それとも視覚的? 嗅覚・・・・

そうしたらその広さを何かで代用できないだろうか?

 

ヒアリングでは、よくこんな言葉で質問します。

「家が出来たとしたら、そのお部屋で何をしているでしょうね? どんなふうに使いたいですかね?」

もっと具体的に

「日曜日の朝は、そのお部屋でどんなことをしていると思いますか?」

 

その答えから。お客様の本当の希望を探ります。

「あっ、そうか。遠くを見ながら家事をされたいんだ。」とか「気兼ねなく休める場所がほしいんだ」とかです。

 

そして、それらを予算内で出来る方法を考えます。

 

そんなかっこいいこと言っていても出来ないこともあるだろうと思いますか?

正解です!

出来ないときは、「すみません!!、このご希望は無理です・・・」と素直に謝ります。

 

そうです、私は岐阜県一 頭が低い建築士なのです!! (そんなこと自慢にならん)


ダメモトでちょっと書いてみる

2013-07-05 | 日記

題材の前に、まずは現場の様子を

11日に長良で建て方を行います。長良地区でタマゴグミ7棟目の現場です。(地区と書いたのは長良近辺でということです)

いままで40棟ほど建てさせていただいたのですが、なぜかこちらからのご依頼が多い。うれしいことです。

で、話を戻して、現在プールになっております。 

タマゴグミの基礎は一体打ちといって、立ち上がりとベースとをいっぺんに打ちます。そうすると打ちつなぎがなくなって、強度はもちろんのこと、気密や水密性もぐっと上がります。

 

しかしいったん雨が降ると、こんな感じです。思わず金魚なんかを放し飼いにしたいほどです。(残念ながら、コンクリートのアルカリ分で金魚をいれると数時間でお空にいっちゃいますが・・・)

土台伏せの前の水抜き、大変そうです。

 

 

さて、本題です。

CADが扱える主婦を探しております。パートの在宅勤務です。

出来高じゃなくて、なんと時給でお支払いします。それも結構いい金額を・・・

岐阜市内近辺の方が理想ですが、月に一度程度、岐阜の事務所まで来れる方ならどこにお住まいでもかまいません。

 

時間は自由、

お子様が学校に行った後の10時から午後3時までとか、赤ちゃんが寝静まった1時間程度とか、

子供が生まれる前は、設計事務所や工務店に勤めていたけど、今は時間の自由が無くってという方、

学校は建築系だったけど、その能力を生かすところが無いな~という方にに最適です。

 

扱うCADはJWCADです。残念ながらCADの取り扱い指導までは出来ません。なぜならば・・・私が上手に使えないからです。。

連絡は 058-253-6588 担当いて まで。

 

と、書いてみたものの、これで募集があったらびっくりするな。。

 

 

 

 

 


住宅ローンと覚悟の関係

2013-07-03 | 日記

なんかすごい題材で始まりましたが、重い話は後として現場の様子です。

大垣の現場です。外部足場が外れたらカッコいい外観が見えるのですが、今のところ内部を。

最近、高さを抑えた建物を造れるようになってきました。周りの家よりも30~50センチは低い建物。

落ち着きがあって安定感があるのです。

内部もそうです。通常は天井高は高く高くとするのですが、低い天井高さの中に吹き抜けを作ったり、2メートルちょっとの天井高さの部分を作ったりすると、感じがいいのです。これは体感してもらわなくてはわからない部分ですが。

ぜひ次回の見学会のときは、そんなところも見て感じてください。

 

さてさて、題名の内容です。

現在、住宅ローンを使用して家をご計画の方、また、今後計画されている方へ質問です。

A:「住宅ローンが払えなくなったら、まあ家を売っちゃったらチャラだろ。」

B:「住宅ローンが払えなくなったら、家を売って残債を軽くして、ぼちぼちと払っていこう。」

 

どっちが正解ですか? Bですか?  実はどちらも不正解、不可能なことなのです。

住宅ローンを借りたら、もう途中棄権は出来ません。

 

いや~うそだろ。確かに建物の価値は下がるかもしれないけど安くても売れるだろ。

と思われるでしょうか。  

はい、無理です。

 

なぜならば、住宅ローンを借りた瞬間に、あなたの土地は、あなたの家は あなただけの物じゃないんです。

だから、あなただけの判断で自由に扱えないのです。

 

理由は、抵当権を金融機関がつけるからです。 これをはずさない限り自由にはなりません。

はずす方法は・・・・全部お金を返すことです。

 

住宅ローンってそんなものなのです。だから、慎重に慎重に。

 

今日はちょっとまじめな話でした。