岐阜の住宅設計事務所の でいbyでい

岐阜の住宅屋 タマゴグミの日々の他愛もないことを綴ったブログです。

ウェアハウス 順調に進んでいます

2014-04-28 | 日記

見学会にご参加いただいた皆様へ、

見学会のときは、わけのわからない話をしまして失礼しました。

表面に惑わされることなく本質を見抜いていただくお話をしようとしたのですが、なんか専門的な話になってしまって・・・やはり30分でお伝えすることは難しいと感じました。

 

昨日の見学いただいた家の写真です。

和室の向こうに、階段、そして窓。この4畳の畳の間が結構いい空間なのです。

 

大きなフルオープンサッシに面したキッチン。風が気持ちよく通るキッチンです。なんとなく外で料理を作っているような開放感です。

今回の見学会も午後3時までにもかかわらず10組のお客様においでいただき、いろいろ宿題をいただきました。

ありがとうございました。

 

さて、施工中の現場の様子は

岐阜市でのコンパクトハウスの様子です。塗装が終わり、これから機器を取り付け始めます。来月中頃お引渡し予定です。

 

市之倉の現場です。杉貼りの軒裏、壁がいいですね。

ここは大きな濡れ縁になります。内でもない外でもないというファジーな空間です。贅沢な場所ですね。

 

ウェアハウスの様子です。順調です。

今まで倉庫で眠っていた材料をふんだんに使っていますので、断熱材もバラバラ、材種もバラバラ、けど生かされていない材料が日の目を見る様子は私はうれしく思っています。

なお、オープンイベント等は大々的には行いません。ホームオーナーさんへの案内と、タマゴグミに登録されている方へ案内する予定です。

 

なぜか目立つことが苦手で 何事もこそこそっと行っています。このウェアハウスも、外から見たら単なるぼろい倉庫です。

あけてびっくり という効果を狙うため、倉庫の外部は看板のみで手をつけない予定です。

 

追伸

ホームオーナー様へ、今年はキシラデコールの案内ができませんでした。すみません。

床下点検がぼちぼちと始まっていますので、お邪魔したときにご提案させていただきます。よろしくお願いします。

 


今週日曜日は見学会です

2014-04-24 | 日記

今週日曜日は見学会です。

こんな状況です。皆ばたばたと仕上げの取り掛かっています。

下屋のソトン壁も完了し、アプローチも何とか形になってきました。外構まで仕上がった状態で見ていただけないのは残念ですが、内部はばっちりです。

 

さてさて、ここ2日間ほど、サボらせていただいて富山へ家の勉強へ行ってきました。

富山の古民家特有の枠の内を生かしながら、地元の杉をふんだんに使用して、見事に再生されていました。

古民家はなんとなく復元という形や、黒くなった梁をなんとなく見せているだけのものが多いのですが、今回見せていただいた再生は、新しいものと古いものがさらっとつながってひとつの新しいものになったような感じを受けるすばらしいものでした。

さすが岐阜が誇る建築家、河合俊和先生の設計です。

 

その後、ホテルにて勉強会。この会は売るためにどうするかという話はほとんどありません。どちらかというと、家そのものの勉強会です。今回は木の含水率についてとか、町屋の作り方、プロダクト住宅の考え方など やっぱりマニアックな話でした。

その後懇親会では、全国からあつまったすばらしい工務店さんたちと交流。

人見知りで人との会話が苦手な私は、懇親会スタート時にまず飲んで意識を麻痺させお目当ての工務店さんのところへ行ってお話しを聞きます。今回も何とかお目当ての工務店の社長と懇意になり(と私は思っている)どさくさにまぎれて、ここ半年以内には訪問させていただくことにしました。(これも勝手に決めました)

 

そうそう、懇親会スタート時にお客様からお仕事のお電話をいただいたのですが、まともなお話ができなくて本当に申し訳ございませんでした。

 

富山は2回目ですが、きれいな町ですね。

富山駅のすぐ北にはこんな公園があります。ちなみに、右にある公園の一部になっているカフェは スターバックスです。

恐るべしシアトルパワー。

 

ということで、勉強の成果はぼちぼちと出していきますので 乞うご期待。

 

 

 


社員旅行の企画中

2014-04-20 | 日記

今は日曜日の午後11時、こんな音楽を聴きながらブログを書いています。癒し系です。 A little.... 有名な人なんでしょうけど、私は知りませんし、会ったこともありません(当たり前か。。)

 

さて、題材の内容です。社員旅行を企画しています。と、言っても2人だけですが。

5月の後半に3日程度でと思っていますが、思いつきで計画しているので、なかなか希望の旅程を取れません。

と、なぜブログに書いたかというと、途中で立ち消えさせないためです。ここに書いておくと、あった方々に「どうなった?」と聞かれるからですね。

 

ということで、来週27日日曜日は見学会です。案内はお送りしましたが興味のある方は連絡をください。

 

さて、現場の様子です。

 

いちのくらの現場です。外壁はほとんど終わりました。 杉貼りの壁、いいですね。この壁高級そう見えるのですが、そうでもないです。

理由は手間です。この板は材料を買ってきて、大工さんに貼ってもらって終わりです。(タマゴグミは木の塗装は社員の仕事になっていますので・・)また、ちょっとした交渉をします。すると、結構お値打ちに貼れるのです。

 

岐阜市内の現場です。準防火地域、しかも広くない土地に建っていますが、ここも杉の壁を貼っています。

これだけで雰囲気がぐんと変わります。準防火地域でも工夫次第では外にふんだんに木が使えます。

 

さて、最後にタマゴグミウェアハウスの様子です。

ここまで進みました。

倉庫に眠っていた余った材料や切れ端を持ち込んで造っています。正直なところ、お客様の家では絶対にやらないだろうということもしています。

うちで使う施設ですので、なんかいつもできないようなことをやって見たくなるのです。

また、寸法や仕上げも限界を超えたことをしてみて、今後に活かしてみたいと思っています。

しかし、思ったよりでかいな~


案内メールは今週末に送ります。

2014-04-14 | 日記

今日は、題材の内容からお話します。

4月27日に、現場に旗も立てないシークレット見学会を行います。 シークレットと書いてしまったので、最近よく案内をくださいとの連絡を受けます。

すみません、まだ案内出していないんです。 今週末には案内を出します。

 

今回は、ツアーコンダクタータイプを行います。午前10時30分と 午後1時30分の2回に分けて見学いただきます。

現場に旗を立てない代わりに、私が室内で旗を持って案内をして回る方式です。いつもの見学会と違い、穴場が見学できるかもしれません。また、見学会当日に「ほ~~~」とか「へ~~~」とか言っていただくと、コンダクターとしては調子に乗って裏情報まで言うかもしれません。ご期待を。

ということで、資料請求がまだでタマゴグミにご興味があって、ミステリーツアー 見学会に参加されたい方は、今すぐ資料請求をお願いします。

タマゴグミの資料

 

さて、ぼちぼちと床下点検を始めました。

先日お邪魔したお宅です。

写真はちっちゃくしました。けど、こんな使い方をしていてくださり嬉しかったです。

2階の4畳のちょっと上がった畳の間です。 お二人の女の子が、左右に机をおいて一緒に部屋を使っていてくれました。なんかいいですね。このまま中学、高校と進んでくれたらもっといいのになと思っているのですが。

 

よく、間仕切りのない子供部屋は子供が嫌がらないかと尋ねられますが、私は「慣れ」だと思います。

もし、今アパートでみんなが寄り添って生活されているのであれば、大丈夫です。

けど、年頃になったら・・・

そうですね。けど、結構大丈夫みたいです。子供としては、「うちはこんなもんだ」と理解してしまうようです。

現に、私の子供がそうでした。 部屋の引き戸は常に開けっ放しでした。

 

いちのくらの現場です。タマゴグミとしては大きな家です。(通常の2倍弱)

すごく景色がよいところですので、通常より窓が大きいです。2階に家族の居場所があるのですが、そのイメージは屋根のついている展望台です。6月末に見ていただける予定です。

 

岐阜市内の現場です。コンパクトな家ですが、2階リビングにしていますので結構開放的に仕上がってきています。

玄関の木貼りがアクセントになっています。

 

ちょっと前にお引渡ししたお客様へセルフビルド用の材料をお届けに行ってきました。

な、なんと、この目隠しやアプローチ、すべてお客様の手作り。すごいです。

うちの外構を請けてもらおうかなんて、考えてしまいます。

 

といった感じで進んでいます。

 

そうそう、ウェアハウスですが、今日2階の建前を行いました。

お披露目は、6月くらいかと考えています。

 

 

 


このブログを見られたらやばいな・・・

2014-04-10 | 日記

まあ、本題は後として現場の様子です。

じゃーん。

ウエアハウス1階部分の建て方が終わりました。今回は事務所ということで、通常の家とまったく違います。通し柱もありません。

昨日9日は大工さんと2人で人力で建て方。クレーンのありがたみを感じました。 ここまでで1時間程度かかりました。

ちなみに、昨日っていい日だったんだろうか? ゲッ、赤口じゃないか・・・・ おっ、8日は大安か、さっきのことは見なかったことにしてください。

建て方は おととい4月8日に行いました。(ということにしてください)

 

なお、店舗や事務所の私の考えですが、コストとパフォーマンスのバランスが重要だと考えています。見せるところは見せるのですが、必要のないところは省き、コストを押さえる。住宅では絶対使わないビニルクロスでも店舗や事務所なら私はOKと考えます。ちなみに、今回は使っていません。

住宅は引き継ぐものであり、店舗や事務所は稼ぐものです。この基本から考えれば、工法や仕様はおのずと出てきます。

 

 

長良の家では珪藻土を塗っています。作業しているのは左官屋さんでなく塗装屋さんです。

これも費用対効果です。

珪藻土は、コテムラが出てもよいと私は考えています。(最近ではお客様自身で塗る場合もありますから)珪藻土を塗る最大の目的は、室内環境、特に湿度調整のためです。それをできる限りやすく実現するためには、このようなことも行います。

ただ、漆喰塗りとかになると左官屋さんにお願いしないと無理です。

漆喰を使う場合、最大の目的はその質感ですので。

 

さて、本題です。

上で珪藻土を縫ってもらっている間、私は床下にもぐりこんでホウ酸を塗布していました。

で、誰にこれを見られるとまずいかというと、シロアリ駆除業者のSさんです。すごくいい営業マンなんです。

先日も、「新しい提案がありますから」とお電話をいただきました。会わせる顔がないので、いつも暇な私が「うん、今忙しいから・・・」と答えておきました。

 

半年くらい前からホウ酸処理でもシロアリの保障が出ることを知り、その後は全棟ホウ酸に切り替えました。

最近シロアリの薬剤が安全になったといっても、ホウ酸には適いません。それにホウ酸の効果は長いし・・・

 

どうかこのブログを見ていませんように。。

 

追伸

27日 日曜日は 現場に旗も立てず、外から見たら見学会をやっているなんて絶対気づかないシークレット見学会です。

案内はメールのみ。 ご興味のある方でタマゴグミに資料請求をしていない方は、ぜひこの機会に。

詳しくは  タマゴグミの資料


現場の様子です

2014-04-08 | 日記

長良の現場、足場が外れました。
足場をバラす時いつも緊張するのです。
プロポーションはこれで本当に良かったのかとか、色は間違いなかったのかとか。

周りを一周しましたが、我ながら良い外観になったと、一安心。



鷺山の現場です。
準防火地域で、なかなか木が使えない地域ですが、玄関と南側の外壁に木を使いました。
今回は、当社のエース島田君の頑張りもあって、コンパクトながら良い仕上げに仕上がっています。

外装の制限が厳しい準防火地域で家を建てる時のこつですが、一箇所でも外装の制限から外すことです。そうすればこのように木を使用して仕上げることもできます。

資料請求が増えています

2014-04-04 | 日記

見学会等を、資料をご請求した方にしか送らないという、生意気な方法をとっています。ご興味のある方には申し訳なく思っています。

何でかというと、チラシにお金をかけたくない、見学会はやっぱり1日10組くらいがいい(対応できないから)、家をお借りして行うから素性のわかった方だけにしておこう。という考えからです。

で、結果どうなっているかというと、ブログをのんびりと書いている後ろで、さとこさんが資料を必死で作っています。資料は開業当時からなぜか手作りなんです。冊子が3冊、レポートが2部、お手紙  大変だと思いますが、印刷屋さんにだすタイミングを逃しちゃったんですね。

タマゴグミの家づくりにご興味のある方はぜひお申し込みください。

ちなみに、4月末はシークレット見学会(って、いつもそうだろ!) 5月頃よりメールでの家づくり勉強会(30回ほどの) たぶん7月頃よりウェアハウスで少人数での家づくり教室(3回シリーズ)を企画しています。

お申し込みは  タマゴグミの資料  をクリック。

 

さて、その肝心のウェアハウスの様子です。

全天候型倉庫の中で大工さんが刻みをやっています。

プレカットにすれば楽なのですが、日々寸法を変えてしまうわがまま施主(私か・・)の対応にはこれが一番です。ちなみにプレカットよりコストはかかります。

 

以前ちょっと話しましたが、このウェアハウスの建築費と運営費用はタマゴグミの経費としては考えていません。

いったんタマゴグミより借り入れをして、ウェアハウスが返済していくという形をとります。これを作ることによって、タマゴグミ本体に負担をかけないという方針です。

 

長良の現場です。今回の仕上げは主な部屋は和紙で、離れを珪藻土にて仕上げます。

写真は和紙貼りの様子です。 紙は水分の調整能力が結構ありますので、梅雨時は結構いいです。

ただ問題は、汚れたら雑巾で拭いたりはできません。あと、傷がついても同じです。そういう場合はどうするかというと、上に和紙を重ね貼りをします。

それを味と感じられる方にお勧めしている仕上げ材料です。

 

この和紙ですが、土佐和紙です。高知から取り寄せています。 岐阜ですので美濃和紙を使いたいのですが・・コストが合いません。

 

市ノ倉の昨日の様子です。板金屋さんが外壁貼りの準備をしています。現場が広いので今回はメッシュシートは一部しか張っていませんので状況がよく見えます。

今週日曜日は、私がキシラデコールを塗ってくる予定です。

今回は久々に素地の色に近い「やすらぎ」色を使います。


消費税があがりましたが、いかがお過ごしですか?

2014-04-01 | 日記

消費税、上がってしまいましたね。けど、なんか実感がないのですね。

昨日、0時過ぎに家に帰るとき、コンビニによってコーヒーを買ってみました。ドキドキしながら会計。「100円です」  エッ?実質値下げか。どこがかぶるんだ?と不安になりました。今日の昼は、筋肉マンが行きつけのお店へ。「300円です。」エッ?20円あがっとる、計算合わんぞ、実質値上げかよ。

と、一人突っ込みをしながら、消費税増税を楽しんでおります。

 

さて、今日はどちらかというと、同業者さん(結構同業の方に人気があるのです、このブログ)向けの内容になるかもしれません。

その前に現場の様子を。

長良の現場です。ゼロエネ住宅です。今回はハイブリッドです。前の勾配がゆるい屋根で太陽光発電を、ちょっと尖がった屋根で、太陽熱の収熱パネルを設置しています。 もし、太陽光パネルの下部で収熱したとしたら、キメラ工法となるんだろうか。とちょっと生物学の知識をひけらかしてみる。

 

 

岐阜市内のコンパクトハウスでは、内部の造作中。

 

市ノ倉の現場です。2階の低いひさし、結構いいです。これから、内外とも仕上げに入っていきます。

こんな感じで現場は進んでいます。

 

さて、本題です。

消費税が8%になりました。住宅業界はどうかというと、やっぱり落ち込みがあるようです。

けど、けどですね、すまいの給付金や住宅ローン減税を上手に使うと5%のときよりもお得に家が建てられてしまうのです。

たぶん、住宅メーカーさんや大手ビルダーさんたちが、この事実を大々的に宣伝を始めることと思います。

そして、目の前に消費税10%が迫ってきています。

10%になると、さすがに5%のときよりもお得に、ということはありえません。

 

これらから考えると、たぶんこの秋から来年4月にかけて、増税前の駆け込み需要第2弾があると予想します。

その後駆け込み需要の終わる来年10月頃、住宅業界は本当の氷河期に入るでしょう。

 

ここ1年で住宅を計画される方にとって、住宅ローン減税や住まいの給付金は本当にいい制度です。けど、住宅業界にとってはどうでしょうか?

大変な事態を1年間先延ばしにするだけで、何も変わらない。その変わらないことに、税金を費やす。

 

なんかな~と思うわけです。

 

私たち住宅業界に残された時間はあと1年半位。その間にどんな変化をするかで、次が決まるんだな。

さて、タマゴグミ  どのように変化するのでしょうか?  

その前に・・・・今年の床下点検の案内をつくらなくちゃ。。

 

追伸

株式会社タマゴグミが株式会社ヒヨコグミに社名変更して「大改革や!」と叫ぶことはありません。    たぶん・・