岐阜の住宅設計事務所の でいbyでい

岐阜の住宅屋 タマゴグミの日々の他愛もないことを綴ったブログです。

ディズニーランドに行かなくても・・

2014-07-24 | 日記

ディズニーランドはこの時期人でいっぱいですね。

ディズニーランドでの楽しみのひとつ、かくれキャラ探し。あれはディズニーランドでしか体験できないのかと疑問に思い、探してみました。

ありました。 今日、解体のために調査に伺ったお宅で見つけました。

本当に隠れキャラのつもりで作っているんだろうか?? 何のための耳なんだろ???

まあ、解りませんが 確かに隠れ猫です。

けどな~~~~ 壊しにくくなっちゃったな。。 見つけるんじゃなかったと、いまさらながら思っています。

 

内部の様子です。

サンドブラスと仕上げの窓ガラスです。

粋な窓ですね。

確かに現在の窓の性能は上がりました。けど、このような粋な部分がなくなってしまっているような。。

 

デザインは面白いです。

ここに必要だから窓をつける。じゃあ、窓を格好良く見せちゃおうというのが写真の例

いま、タマゴグミが取り組んでいるのは、じゃあ存在感を消しちゃおうというデザインです。

 

照明もそうです。

昔 流行したシャンデリア。これは光を発生しながら自己主張する照明

タマゴグミが取り組んでいる照明は、光があるけど「あっ、こんなところに照明があったの」と感じてもらえる存在感のないもの。

 

50年、100年後、タマゴグミの家がどう評価されるのか、知りたいのですが。。そのころはいないだろうな。

 

 

 

 

 

 

 


ぞっとする思い

2014-07-22 | 日記

毎日暑いですね。

下の写真は、大工さんの道具です。 といってもこの道具を使っている大工さんは少なくなってきました。

何の道具かといいうと、柱や梁にホゾ穴を開ける機械です。 ホゾ穴というのは、柱と土台をつなぐときに掘る穴なんです。詳しく知りたい方は検索してみてください。

最近はプレカットといって、あらかじめ工場で材料を切ってきますので、このような道具を使って加工することはほとんどないのです。今回は、改装の現場ですので、新たに柱を建てるため現場での加工をしてもらっています。そのために使用しています。

このように、現場で加工できる大工さんは貴重な存在になってきました。

 

さて、その現場での写真をもう一枚。

解体したときに発見した柱の状態です。完全に朽ちていました。 まだ、建てられてから20年も経っていないのに。

原因は雨漏れです。上部のバルコニーから少しづつ雨漏れしていて、そしてこのような状態になってしまっていました。

 

このようなところを発見すると、ゾッとします。

もし、タマゴグミで建てた家がこんなんになっていたらと思うとゾッとするのです。

 

私は、設計事務所にいたときよりも今、タマゴグミで造っている家を考えると、本当に無難な家を造るようになりました。要は普通の家になったということです。

軒を沢山出す。屋根の形は基本的には切妻で複雑な形にはしない。防水を使用したバルコニーは使わない。デザインが良いからと、木造での真四角な家は造ってはいけないとタマゴグミの理念書にも書いてあります。

 

建物とは、もともとおかしなものなのです。

落ちてくる雨を防ごうとしていたり、吹いてくる風を入らないようにしたり、温度を保ったり・・・

自然へ思いっきり逆らっているものが「家」といっても良いほどです。

 

それを長持ちさせようとしたら「自然に逆らっているんだ」ということを、作り手が認識して、屋根とかの部材の役割分担をきちっと決めて、出来る限り部材に無理をさせないように造ることだと思います。

そしてデザインは、上記の条件を満たした上で美しく仕上げる努力であって、決して主張であってはいけないと思っています。

 

うん、久々にいいこと言ってしまったな・・・

 

 

 

 

 


久々の建前でした

2014-07-17 | 日記

今日は久々の建前でした。

タマゴグミの場合、なぜか建前時期と完成時期が固まる傾向です。 予定では今後月1棟のペース位で建前が、あるはずなんだけど・・・

今日の成果です。なんかいい写真でしょ。たそがれていて。電動クレーンが鉄塔となじんで、なんからしい感じになっています。

屋根の上でワラワラと人が固まって作業をしています。

タマゴグミの家の屋根は、屋根断熱および通気を取っていますので、屋根の作業が通常の倍かかります。骨組みの組み立てが2時ちょっとに終わっても、終了は午後6時ころとなってしまいます。

 

このすぐ横が、お客様の実家ですので、お客様は実家の2階から一日様子を見ていただけました。

たまに、見学中のお客さまと目が会うと こっぱずかしくて、目をそらしてしまうのは気が小さい証拠でしょか。

 

そのころ、建て方の現場から約200メートル離れたリノベーションの現場では、

大工さんが2階の床に穴を開けました。なんと、吹き抜けを作っているのです。

 

吹き抜けをつくると当然面積が減ります。その減った分を間取りで補い、吹き抜けを可能としました。

これで、1階のみんなが集まる場所がグンと明るくなります。

 

建て方の現場に、看板をつけました。

この看板、おんとし7歳です。

文字だけの看板。写真の看板場買えなかったのです。

一文字いくらだから、どんな言葉にしようかと考えに考えた末作った看板です。

 

この言葉の他に、候補に上がったのが

「まずずし あります」

「あれっ」

とかです。

なんかふざけているようですが、その当時は、真剣に考えていたんです。

 

 


久々の建前でした

2014-07-17 | 日記

今日は久々の建前でした。

タマゴグミの場合、なぜか建前時期と完成時期が固まる傾向です。 予定では今後月1棟のペース位で建前が、あるはずなんだけど・・・

今日の成果です。なんかいい写真でしょ。たそがれていて。電動クレーンが鉄塔となじんで、なんからしい感じになっています。

屋根の上でワラワラと人が固まって作業をしています。

タマゴグミの家の屋根は、屋根断熱および通気を取っていますので、屋根の作業が通常の倍かかります。骨組みの組み立てが2時ちょっとに終わっても、終了は午後6時ころとなってしまいます。

 

このすぐ横が、お客様の実家ですので、お客様は実家の2階から一日様子を見ていただけました。

たまに、見学中のお客さまと目が会うと こっぱずかしくて、目をそらしてしまうのは木が小さい証拠でしょか。

 

そのころ、建て方の現場から約200メートル離れたリノベーションの現場では、

大工さんが2階の床に穴を開けました。なんと、吹き抜けを作っているのです。

 

吹き抜けをつくると当然面積が減ります。その減った分を間取りで補い、吹き抜けを可能としました。

これで、1階のみんなが集まる場所がグンと明るくなります。

 

建て方の現場に、看板をつけました。

この看板、おんとし7歳です。

文字だけの看板。写真の看板場買えなかったのです。

一文字いくらだから、どんな言葉にしようかと考えに考えた末作った看板です。

 

この言葉の他に、候補に上がったのが

「まずずし あります」

「あれっ」

とかです。

なんかふざけているようですが、その当時は、真剣に考えていたんです。

 

 


この時期は富士山はあまり見えないらしい

2014-07-16 | 日記

昨日から今朝まで富士山のふもとにいました。

富士山ですが、まったく見えませんでした。聞くところによると、この時期は晴れでも雲がかかって見えないことが多いです。富士山がない県としては(といっても日本の大半が富士山なし県ですよね)ちょっと残念。

 

で、何しに行ってきたかと言うと、地元で活躍している工務店さんの訪問と、制震ダンパーの工場見学です。

 

訪問した工務店さんには、こんなすばらしい家を見せていただきました。

弊社が今後標準化していきたい珪藻土、外部に自然素材を使った仕上げ、そしてコンパクトでオープンな間取り、すべてを標準仕様として家を造っていらっしゃいます。

コスト面やご提案の仕方、お客様との関係作りなどいろいろお教えいただきました。

小規模の工務店は、他県になればよほどのことがない限り商圏は重なりません。 お互いに情報を交流しながら少しでも良くなっていこうとこんな活動をしているのです。

 

制震ダンパーの工場見学です。

車の部品で有名なHKSという会社が制震ダンパーを作っています。

工場を見せて頂いたのですが、何が凄いのかわからず かろうじて印象に残ったのは 小田切ジョーそっくりのお兄さんが渋い顔で格好良くダンパーを組み立てていたことだけなんです。

しかしその後の説明および質問の場で開発者に質問をしたところ、帰ってきた答えが合理的かつ数値で説明されていて

なんていって良いんでしょう、、、、、うん、 とにかくスッキリ納得でき、その製品に秘められた思いと力に「凄い」と感じました。

 

車の部品屋さんが、ダンパーが得意だから何となく作ったというレベルでなく、いちから研究開発したという意気込みをひしひしと感じました。

あとは・・・・一棟あたり40万円ほどの金額と 断熱の問題をどうクリアするかなんですね。

 

さて、最後に

 

明日は建前です。今日の材料搬入の様子です。

「本物の富士山は見えなかったけど、これは材料の富士山だ~~~~」

なんて、くだらない事は口が裂けてもいいませんよ。私は。

 

 


ホームページもブログも更新しなくちゃ

2014-07-08 | 日記

日曜日に自宅をご見学いただいたお客様がおっしゃった言葉。

「もう1年以上前からブログやホームページを何度となく見ているんですよ。そしてやっと見学にこれたのです。」

うれしかった反面、恥ずかしかった。

建築事例に関しては、ここ数年分が更新していない。ブログは更新頻度が減っている。。。

もうちょっと更新しなくちゃと思い、ホームページに記事をひとつだけ書きました。

よろしければどうぞ。下の写真の女の子の家が出てきます。  タマゴグミHP

 

 

さて、現場の様子です。

リノベーション現場では、基礎の補強が始まっています。

構造に無理がないように、計算をして骨組み全体から変更する予定です。

 

べた基礎に穴を開け、ケミカルアンカーという樹脂で固まる薬剤を入れて鉄筋をさしています。

通常基礎幅は15センチなのですが、横に揺れたとき転んでしまうといけないので倍の30センチの幅でコンクリートを打ちます。

今日は、防水屋さんを呼んで、現状の様子と以前の雨漏れの様子を見てもらい、そうならない工法を現場にて検討しました。

結果、少し予算オーバーになるのですが、その点は業者さんの努力とタマゴグミからの持ち出しでカバーします。

と、格好良く書きましたが、その工法を予想できなかった私がいけなかったのです。 反省です。

 

柳津の新築現場は、基礎型枠の解体工事です。

天板レベルのチェック、対角のチェックを行い規定内であることを確認しました。(すみません、写真なしです)

 

台風が近づいていますね。くれぐれもお気をつけください。

 

 

 

 

 


この一週間は

2014-07-02 | 日記

すみません。なかなか更新できずに。

忙しいというわけではないのですが、毎日出歩いていることが多いのでなかなか更新できませんでした。

 

さて、何をしていたかというと。

今日の夕方は床下点検へ。広いお庭に2本の株立ちの木。これだけあるだけでも家が引き立ちますね。

点検に伺うと、お子様に会うことが多いのですが、いつもびっくりします。1年間で、赤ちゃんの顔が子供の顔に変わっていたり、人見知りになっていたり。

1年って、成長するのに十分な時間なんだということを、改めて感じさせれます。

ちなみに延び延びになっています床下点検ですが、ぼちぼちと回っていますので気長にお待ちください。

 

柳津の現場です。

基礎の型枠工事中。

タマゴグミでは基礎の一体打ちを行っていますので、このように型枠が空中に浮いています。

コンクリートもいっぺんに打てて、効率的なのですが型枠組みが結構難しいのでなかなか施工してくれる業者がいません。

零細のタマゴグミに協力いただいている型枠屋さんには感謝しています。

 

もうひとつの柳津のリノベーション現場です。一次解体が終了しました。今日は大工さんとの打ち合わせ。

タマゴグミのリノベーションは、耐震や断熱回収は当たり前で、吹き抜けなどを作ったり間取りも完全にかえてしまいます。

解体する前からどのように補強してということは考えてあるのですが、この段階で大工さんに私の考えを伝え、さらに良い方法を探ります。

 

私の構造補強の考え方は、まず上からの加重を考え、次に横への力の伝達を考え、そして地震などのときにかかる引き抜きや曲げなどを考えます。

今回は既存の梁に新設の梁を抱かせて、構造用合板で一体化する方法を多用します。

 

なお、今回断熱材は羊毛を使用しません。タマゴグミの家への理念は、丈夫で長持ちです。今回は外壁をカバー工法で行いますので、外壁のサイディングはそのまま残します。 となると透湿抵抗が内部より高くなるので、内部の水蒸気が外部までうまく出て行かない状況になります。

そのような状態では、いくら羊毛が水蒸気の調整が出来るといっても飽和状態になりやすく壁体内結露が出る恐れがあります。

このような施工をしてしまったら、タマゴグミの理念から外れますので、今回は羊毛をはずしました。

 

しかし、羊毛の持つ室内の調湿性能はなくなるので残念なのですが・・・・・・・今回はとっておきの調湿出来る材料を考えているんですね。

それは、、、今は内緒です。

 

ウェアハウスの状況です。といってもこの状態で1週間以上ほかりっぱなし。

結構良くなってきていますよ。

この階段、いいでしょ。 階高が極端に低いので段数が少ないのです。それがまた感じがいいのです。

8月には完成させようと、動いています。

 

そして、おまけでこんな活動もしました。

岐阜の道路が良くなるようにと、夜中に募金活動をしました。

ボロボロの軽トラが目についたかなぜか呼び止められまして、なぜか、その日に限って免許証を家においていていまして・・・・

そうそう、癖って恐ろしいですね。警察の方にこの紙を渡されたとき、元気に「ありがとうございます。」なんて言ってしまいました。

アーこれで次回の更新もブルーか。  と思ったら、点数は引かれないようですね。

 

てな具合の1週間をすごしました。