岐阜の住宅設計事務所の でいbyでい

岐阜の住宅屋 タマゴグミの日々の他愛もないことを綴ったブログです。

岐阜の建築家さんと

2018-10-31 | 日記

昨日は、久々に岐阜の町に繰り出しました。ある建築家にあうためです。

ちなみに私は建築家・・ではありません。建築士です。建築家と呼ばれる人たちは独特の感覚を持っています。以前勤めていた設計事務所の先生いわく「日本で建築家と呼ばれる人は50人ほどしかいない。あとは自称建築家だ。」と。

彼らの話す内容は解らないことが沢山あります。独特の感覚で寸法を決めたりするので、それがなぜよいかは出来上がったとき、やっと解るといった感じです。

建築家さんと家づくりをしていてやっぱりタマゴグミで、というお客様もたまにいらっしゃいます。その理由を聞くと「建築家の先生は私たちのいうことを聞いてくれないのです。」ということです。

多分それは聞いてくれないのじゃなくて、受け入れる隙間がないのだと思います。

鋭い感覚で寸法や素材等全てが決まっているので、どれかひとつを崩すことは全て崩れることになるのが怖いからだと思います。

 

家を建築家さんに建てて貰ってよい家を建てる条件は、全てお任せすることです。そうすれば、すばらしいものが出来るはずです。

私たち建築士が出来ることは、建築家さんの造ったすばらしい建物を見せてもらったり、考え方を聞いたりして少しでもその感覚に近づくことかなと思います。

早々、話してきた内容は、空間についてですが、それは違うところに書きます。

 

写真は岐阜市の現場です。もうそろそろお引渡しです。

 


やっと終わりました

2018-10-23 | 日記

やっと終わったんです。何が・・・は後から説明します。

さて現場の様子です。

大垣の現場では、びおソーラーを取り付けました。大工さん、板金屋さん、私で取り付けるのですが要領がよくなってきて、大体4時間ほどで取り付け完了です。

びおソーラーについてはこちらに少し書いてあります。よろしければ見てください。 びおソーラー

岐阜の現場では

部屋から窓を通した景色が結構いいのです。外構も進み、もう少しで完成です。

この2棟が終われば暫くは現場はお休みです。今後のためにちょっと事務仕事に専念する予定です。

 

さて本題です。

ここ半年、ある資格を取るために勉強をしていました。先週の日曜日がその試験日でした。

合格発表は、12月なのですがアウトだったら私の最近の努力を欠くことなく終わってしまうので結果があいまいなときに書いてみようかと思い書きました。

 

実は宅建試験の勉強をしていたのです。毎週水曜日に学校へ行き、朝2時間ずっと勉強をし続けました。ここしばらく面談させていただいたお客様は多分「こいつ、建築だけじゃなくて、相続や税金に強いな。」と思われたかもしれません。それはすべて勉強の成果です。

 

タマゴグミの家づくりの理念は「丈夫で長持ち」ただそれだけです。その理念を達成するにはどうしても不動産の免許が必要なのです。

長持ちには土地選びが重要なのです。いままでも土地選びのお手伝いはしてきたのですが、もっと精度が高くお手伝いするには不動産の知識と資格が要りますし、また、将来的に建てた家を次に活用するにも不動産免許は欠かせません。

試験が受かっていれば、来年の3月にも免許が取れるはずです。それを加味してこれからタマゴグミをちょっとづつ変えていこうと思っています。

受かっていなかったら・・・・すぐこのブログを削除してまた来年挑戦です。


明日から長良で見学会を行っています

2018-10-05 | 日記

こんにちは。

明日から長良出見学会を行っています。予約制ですので、ご希望の方はご面倒ですがホームページよりお申し込みください。

見学会案内HP

今日は南に目隠しを施工しました。

この目隠しは、景色を切り取るためのものです。手前のごちゃごちゃを切り取り遠くのいいところだけを取り込むためのものです。

具体的に言うと、手前には車を置いたりします。また、前の道路は車や人が通ります。これらは見たくないですし、覗かれるのもちょっと避けたいです。そうするとどうしてもカーテン等目隠しをしてしまうことになります。けど、ここは金華山も見えて遠くの景色はいいのです。それらも見えなくなってしまいます。そこで、この壁の登場です。

中からはこんな感じになります。今回の現場とは違うお宅の写真ですが・・・

 

けどここまで行くと意味が違ってきます。それが下の写真です。

これは完全なる目隠しです。道路からの視線、特に左の道路を走る車からの視線と夜のヘッドライトの光をさえぎります。

 

このような塀も何気なく建てられているようで、ちゃんと意味があるのです。

お時間がある方はぜひ明日以降おいでください。