岐阜の住宅設計事務所の でいbyでい

岐阜の住宅屋 タマゴグミの日々の他愛もないことを綴ったブログです。

一ノ宮 パン屋さん横の家 見学会日時決定しました。

2021-10-29 | 日記

一ノ宮駅近くの街中にスポンとはめ込んだ、木の素敵な家。間もなく完成です。

お隣は有名なパン屋さん「たし算とひき算」さん。

そこで、予約制の見学会を行います。

予定は11月14日 日曜日から 11月20日土曜日までです。さあ、家の写真を見てみましょう。

玄関から外を見た様子です。屋久島杉の壁と天井が素敵です。

2階キッチンからリビングを見た様子です。

胴縁という安い材料を吟味して作った天井が素敵です。

ロフトから居間を見た様子です。登り梁がカッコいいです。

 

って、天井ばっかじゃん。

そうです、写真の写っていない下のほうは大工さんや左官屋さん、塗装屋さんの戦場になっており見せれる状況ではありません。

もうちょっと見てみましょう。

玄関横、手洗いのタイルです。

2階洗面横のタイルです。

おトイレ床のタイルです。

これもアップばっかかい。

そうです、この横では、養生されていたり、塗装が途中だったりしてお見せできません。

ちなみにこのタイル、私が貼ったものがあります。どれでしょうか?

見学会の時、私にこそっと教えてください。正解者には・・・・なんか考えておきます。

 

見学会の案内ホームページは来週早々にアップします。

お申し込みはタマゴグミにご登録いただいている方にメールにて案内します。

タマゴグミにご登録いただいていなくて、見学を希望の方は下記リンクより資料請求をください。

タマゴグミの資料請求

 

 

 


エコジオ工法で地盤改良中

2021-10-20 | 日記

 

 

 

鶉の家、地盤改良工事を行っています。

エコジオ工法という砕石を柱状に埋め込む工法です。この工法は、支持層が深い場合でも上からの荷重を砕石が広がる力にかえられるので採用できる工法です。詳しく知りたい方はこちらへ エコジオ工法

地盤改良の工法はたくさんあり、それぞれ利点があります。

エコジオのように、垂直の力を水平の力に変える方法、固い地盤まで杭を打ち込む方法、杭の摩擦力で力を受ける方法、建物の重量分の土を掘り起こして軽いものに置き換える方法・・・・

この場所はエコジオ工法を採用したのですが、地盤調査の結果や、土地の状況、予算、現場までの進入路、近隣の様子、お客様の希望によって工法は使い分けます。 今回も私の方で改良工法を2種類まで絞り込み、最終的にお客様に判断いただきました。

 

 

今日は技術の方もいらっしゃって様々な地盤改良工事談義をさせてもらいました。タマゴグミは結構地盤改良の種類を使っていますが、私も知らない工法はまだまだたくさんあり、大変ためになりました。また、それぞれの工法の裏話も聞けて面白かったです。

 

今週末から、基礎工事に入ります。スケルトンインフィルの建物ですので、地中梁のサイズが大きくなるのと、スラブの配筋が所々変えいなきゃいけないのでちょっとややこしい基礎になりそうです。(何のことかわかりませんよね。いつか動画かなんかで説明します)

10年以上前にお引渡しさせて頂いたお宅へ水道蛇口の修理に行ってきました。最近はご連絡いただいて状況を少し伺うと、何となく故障の状況が解ります。修理は5分ほどで終了しました。

写真は玄関アプローチからですが、できたばかりの時は低かった木が今や大木になっています。

緊急事態宣言も解かれたことですし、そろそろ定期点検を再開しようと考えています。

 

この写真は、先週半日さぼって池田町のかみがれへ行ってきたときの写真です。

最近自転車にはまっていて、時間があるとどこかへ登りに行っています。いつもは池田山を登るのですが、最近工事中で登れません。で、近くにあるここへ登ってきました。

池田山より標高が低いのでちょっと物足りないのですが、景色もいいしまあまあ楽しめました。

ここしばらくは、ここへ登る予定です。

どなたか一緒にのぼりませんか? 

 

 


家づくりメルマガやっています

2021-10-14 | 日記

やっと言えるようになりましたから書きます。

家づくりメルマガやっています。毎週金曜日から土曜日にかけて発送しています。

ここ数か月続いていますので、やっと公表できるようになりました。明日金曜日にパソコン版を配信、土曜日に携帯版を配信予定です。

今回のテーマは「なぜ耐震性能が必要か」を地震が起きた時でなく、大きな地震が起きた後の状況より説明しています。岐阜特有の条件を考えるとやっぱり耐震等級3はいるんですよね。

メルマガ希望の方は、タマゴグミホームページから資料請求をしてください。タマゴグミの資料請求

 

さてさて、最近はというと島田は新築2棟を担当し、私はリノベーション工事と今月中ごろからかかるお宅とお引渡しさせて頂いたお宅の対応をしています。

50年以上前の住宅、これになんと樹脂サッシをつけてしまいます。そして内壁をふかして(壁を中にもう一回組むこと)断熱を入れます。断熱気密性能は劇的に変わる予定です。

但し断熱気密性能が上がるということは、家に対するリスクがすごく増えるということです。だから、通気を確実に取れる方法を現地にて考え検討しながら進めています。 予算・・・は恐ろしくオーバーしていますが、やっぱり長持ちさせたいのです。

こんなふうにサッシがついています。サッシの隣は耐震補強の合板です。

実はこのお隣は先日お引渡しさせて頂いた家が建っています。

杉の外壁を貼って約1ケ月チョット、徐々に落ち着いた色になってきました。

 

そして

今日は3時間ほどかけて丁張をしてきました。

丁張とは建物のくい打ちや基礎を行うときに位置を決めるための重要なものです。

私が造る丁張はくい打ちを行うためのもので、3時間かけて作っても作業をする2日ほどで撤去されます。それでも誤差2ミリ以内で正確に作ります。

今回採用する地盤改良はエコジオ工法です。砕石をパイル上に地中に埋めます。

ここ数日、エコジオを設計する業者とやり取りをしていました。

 

エコジオ工法はあくまでも地盤改良。設計趣旨は20KN以上の地盤にすること。だから、設計は建物の下部に2.3m以下のスパンで均等に打つ設計をしてきます。

私としては、構造計算をして基礎を設計していますので、どこにどの程度の重量がかかるかが解ります。ですのでこの柱の下、この梁の下に杭を持ってきてほしいと依頼をします。そうすると・・・ムチャクチャ杭の本数が増えて無茶苦茶な金額になります。

で、こんなやり取りを数日やっていました。

私)いやいや、そうじゃなくて、ここにはまったく力がかからないからこの杭をこの梁の下に移動してここにもってきて・・・・

業者)できません。規定スパンを超えてしまいます。

私)けど、ここ、梁にのっていませんよね。全く関係ないですよね。

業者)規定ですので、必要です。

最終的には、規定を伺い私が位置決めをして、業者の設計担当にチェックをしてもらいました。

 

いい工法なのですが、実は大なり小なり毎回このようなやり取りをしています。 

地盤改良はあくまでも地盤改良であり杭工事ではない。いつも矛盾を感じるのですね。