岐阜の住宅設計事務所の でいbyでい

岐阜の住宅屋 タマゴグミの日々の他愛もないことを綴ったブログです。

夏のエアコンの使い方は

2015-05-28 | 日記

夏のエアコンの使い方は

はい、冷房にしてスイッチオン。  なんて誰でも知っていますよ。

今日は、タマゴグミのある特定のお客様のみへのブログです。「床下エアコン設置のお宅向け」です。

 

さてその前に

羽島の家の様子です。

いいわ~ まだ下のほうがごちゃごちゃしていますので、カットしましたが、良い感じだと思います。

このお宅は雨の日なんかもいいんです。 深い軒の下の濡れ縁で、ボーっと雨を見る。なんて贅沢!と思います。

うち(モデルハウス)も、いつか2階の木製デッキを取り除き、こんな感じの軒をつけてやろうとひそかにたくらんでいます。

 

岐阜の家です

指、邪魔!! 何でいつも指が写るかな?

ということで、鉄筋組みが終了し、今日は型枠を組んでいます。くどいほどいいますが、タマゴグミは一体打ち基礎ですので、基礎は一発で打ちます。

部屋内の間仕切りがタマゴグミの場合結構少ないです。それは、鉄筋とコンクリートをケチっている・・・じゃありませんよ。

スケルトンインフィルの考えのもと、内部の主要構造柱は極力減らしています。そうすることで、将来的に自由に間取り変更が出来ます。

このようにするためには、間取りを考えるスタート時点から木組みを意識して行わなくてはいけません。

近々に、スケルトンインフィルと間取りについてなんていう勉強会でもやってみようかと思います。

 

床下点検、続行中です。今日ももぐってきました。

遠くに見えるのはエアコン。 お客様の好意でエアコンをつけてもらっています。だから床下が涼しくて快適に検査です。

今後も床下エアコン採用の家をどんどん増やします。それは、検査時に私が楽だから。 快適な家になるからです。

 

検査終了後の休憩のときにお庭をパチリ。

なんか良い感じになってきています。

 

で、養老の家では

荏油塗りです。

この手法を編み出してから(昔からあるって)作業が凄くスピーディ。 床だけなら、2人で1日かからずぬれてしまいます。

写真は私が塗っている様子です。 設計から荏油塗りまで、何でもやる一応一級建築士です。

 

さて、本題です。

床下エアコンですが、夏場は効果ありません。冷気は重いので、下に落ちてしまいます。また、家庭用エアコンの風量では床の吹き出し口から「おお涼しい」という感じに出てくるまでは行かないのです。(チョロチョロっと出てくるのは確認済みです)

確かにコンクリート面を出してそこに冷気を溜め込んでとか、補助の空調を放り込んで強制的に噴出すという手もあるでしょう。けどそれは今のところ費用対効果がよくないので採用はしません。

また、夏に床下エアコンをつけたり消したりすると、床下や壁内結露(逆転結露)の恐れがあります。

 

もし、夏にエアコンをつけっぱなしにしていただけるのであれば、2階のエアコンをつけ 2階から冷気をソヨソヨと落とすことをお勧めします。

理想形はロフトにエアコンをつけることです。

タマゴグミでは、ゼロエネ住宅にて採用実績がありますが、お客様に聞いたところ、効果があるようです。(とはいっても一台で家が全て涼しくなるというわけではありませんので)

 

今日はここまでです。

 

 


同じ仕様のタマゴグミでもこれだけ違います

2015-05-20 | 日記

日曜日、今日と床下に5回ほどもぐってきました。 数年前に建てさせていたただいたお宅です。

緑が育て来て良い感じになっています。

 

このお宅も結構いい感じになってきました。 あの時生まれたばかりのお子様が、もうしゃべりながら歩いていました。凄いなと感じます。

さてさて、本題です。

 

タマゴグミは、使用は殆ど同じです。仕上げも数種類から選ぶだけ。だけどこんなタマゴグミでも 家ごとの考え方によって少しづつ違うのです。

床下の例を見てみましょう。

 

初期の頃はこれが中心でした。今でも半分はこのスタイルです。この断熱の場合は床下は 外扱いです。だから、断熱と気密が床全体で出来ていなくてはいけません。

 

これは、太陽熱パネルを屋根に積んだ家の床下です。床の断熱材はありません。太陽で温められた熱が結構頻繁にこの床に落ちてきます。そしてコンクリートを暖めて、床をほんのりと暖かくする装置です。

この場合は、基礎できちっと断熱と気密が取れていること、特に配管などの穴の埋め忘れが無いかチェックします。

 

もうひとつ

床下エアコンをつけた床下です。

床部分の断熱が無いのは、先の収熱パネルと同じですが、違うのが基礎の床全体に薄い断熱がしてあることです。

これは、結露対策です。特に夏、湿気が多い空気が床下にあるとき冷房をかけると、床が結露しだすのです。そのためにやっています。

 

しかし、最近の床下エアコンにはこれはしていません。理由は・・・夏は床下エアコンの効果は殆ど無いから使わないことをお勧めしているからです。

 

なお、上記2つのリスクで大きいのはシロアリの進入時に発見しにくいことです。

そのためには、床下点検の定期的な実行、そして今までは農薬系の防蟻材でしたが、2年前からホウ酸を使えるようになり、体に安全なホウ酸での防蟻対策を行っています。

 

さて、これらの床下の使い分けはどのように決まっているのでしょうか。

当然予算ということが大きいのですが、次には間取り、生活スタイルで決まってきています。

 

家づくりって面白いでしょ。

 


エントリーしました。

2015-05-16 | 日記

明日は岐阜市内で岐阜清流ハーフマラソンです。

で、

エントリーしました!!!!

えっ?なぜ自分の名前もぼかしているの? と思いますよね。 エントリーしたのは私でなくてタマゴグミで家を建てていただいたお客様です。

いつも、タマゴグミが宣伝が下手だからと、フビンにおもってうちの名前でエントリーして頂いています。ありがとうございます。

私も走れればいいのですが、残念ながらジムで走ることに慣れてしまい、ハツカネズミ走法しか出来ないのです。ハツカネズミのように同じところでテレビを見ながらなら1時間でも走れるのですが、いざ外で走ると5分でダウンです。

私は明日は長良地方で3件の床下点検です。床下から応援しようと思っています。

 

さて、羽島の現場です。

足場が外れました。写真は、数日前の写真です。

結構良い感じで仕上がってきています。やっぱり深い軒があるといいなと感じます。この時期は直射日光が入らず、室内が暑くならずにいいですし、相当の雨が降っても、窓が全開できます。

出来ればバルコニーよりもこんな軒をお勧めしたいのですが・・

 

まずはモデルハウスをバルコニーからこんな感じにしようかと思っています。

 


大垣で造成工事が始まりました

2015-05-12 | 日記

今朝は大垣の造成工事の現場へ。

いや~ 今回も近隣の奥様からいつもの言葉がいただけました。

「ここで何をやるんですか?」

「家を建てます。」

「えっ、家ですか。」

 

タマゴグミの考えは、土地から家を建てられる方には、土地の検索時期からお手伝いをすること。

そして土地選びのポイントは、1に立地 2に立地 とにかく予算内で一番立地条件がよいところ、いやいや、家の予算を削ってでも立地のよいところ。

土地の形や大きさ、幅や向きなんてどうでもいいんです。南に家が建っていても構いません。四角くなくてもノープロブレムです、

それら、悪条件といわれる土地で快適な家を造るのは 設計屋の仕事ですので。

この写真の右が南、左が北です。つまり南北に長い土地です。

ここから、土留めを作って、山土を搬入します。

 

ここまでする前は

 

こんな感じでした。

 

南側は法規の問題で暫くは家が建ちませんが、この場所は立地条件はよいので建てれるようになったら、じきに家が建つでしょう。

ということは、これから暫く南の景色のよさを取りれること、そして将来南はふさがれてしまうこと、この相反する二つの条件を満たすものをつくらなきゃいけないのです。

 

どんなものが建つのかは、半年後を楽しみにしていてください。

きっと、今日の奥様に、「良い家が建ちましたね。」と言ってもらえるはずです。  

多分・・・・・

 

 

 

 


週末はレコードコンサートを行いました。

2015-05-11 | 日記

週末の夜は、レコードコンサートをウェアハウスで行いました。

25名の予定を超えて、30名ほどの方に集まっていただきました。この場所以外に、キッチンのカウンターに数名、打ち合わせ室に数名2階に数名という状態です。 

様子はホームページにアップしました。こちらをどうぞ クリック

あっという間の2時間でしたが、いろいろな方と会話やお酒をたのしみ、本当に楽しい時間でした。

どれくらい楽しかったかというと、真壁さんに流していただいた曲をひとつも覚えていません・・・

当日の曲や機材は ムジカさんのブログからも確認できます。よろしければどうぞ  ブログ

 

土曜日に、片づけをしていると

梁の上にこんなものが・・

板金屋のうめさんの忘れものです。

板金で、こういうものを作ることを趣味としています。 タマゴグミはこんな方々の技術に支えられて仕事をしています。

 

 

さて、現場ですが

岐阜の家の地盤改良工事が始まりました。

今回は、よう壁の崩壊の可能性があるので、周りに圧力がかからない鋼管杭工法です。

来月なかすぎに上棟にあわせて工事を進めます。


行き過ぎた営業だったかもと反省

2015-05-05 | 日記

今日の午前中はお客様と面談でした。

今日の面談は、ちょっと私の行きすぎだったかなと反省しています。

 

土地から家をお考えのため、土地の選び方とかのお話をしました。いろいろ真剣にお考えの様子だったので、何とか良い土地を選んでもらいたいと思い私が発した言葉は

「土地探しを、手伝います。」

 

なんかな~ 押し売りみたいだったな・・・

営業トークとか、練習したことの無い私ですので、たまにストレートなことを言ってしまってお客様を困らせてしまいます。

反省しています。すみませんでした。

 

で、ついでに土地ですが

土地探しのときは、出来れば建築業者を決めていたほうがいいです。一社に絞るのが理想ですが、出来なえはければ2社程度とかです。

今日はその理由のひとつを書きます。

たとえば、規格住宅やメーカー系住宅、ローコスト系もですが、これらを希望の方は土地の大きさや形によって、間口や奥行き、土地の向きが家にあっていなければいけないのです。

規格住宅は、寸法が決まっているものが殆どですので、土地探しの前に住宅会社さんにどんな土地を探すべきか聞かなくてはいけません。

 

注文系や設計事務所などは、土地はある程度自由です。ただ、ある程度の幅があるのですね。

間口が10メートルほどはやっぱりいるという会社さんと、5メートルあれば何とかしますよ、という会社さん。とくに設計事務所系は、変わった形の土地、困難な形の地とをを見るとなぜか喜ぶという変な習性があります。

ちなみにタマゴグミは、後者です。

 

土地探しのときに業者を決めたほうがいいといいましたが、何も契約する必要はありません。一言「もしかしたら裏切るかもしれませんよ。それでもいいですか?」とか「どこまでなら、ご協力してもらえますか?」とか 素直に聞いて見るといいと思います。

 

さてさて、昼からは

大工さんの作業場へ行って工作をしてきました。

今回は本格的です。この加工を見てください。

凄いでしょ。私も、ここまで腕を上げました。

というのはうそで、大工さんが持っている加工機で、大工さんに作業をしてもらいました。

8日のレコードコンサートのときのスピーカー台です。

今回は、あわよくば商品化を狙っています。

 

タマゴグミの特徴を出すために、オール杉材、そして金物や釘、ビスは一切使わない、木の組み合わせとダボ栓のみで組み立てています。そして一つ一つ手作り。

また、今回大きな特徴は、半製品で郵送できるようにして、組み立ては誰でもが楽しく簡単に出来るようにしました。

 

デザインは、私。なんと1時間もかけてデザインをしてしまいました。 結構かっこいいと思いますよ。

 

組み立てた様子は、明日かあさってにアップします。

 

業務連絡です。

8日にご参加いただける皆様へ。 明日の夜に案内を送ります。お車でいらっしゃる方、電車でいらっしゃる方へのご連絡を送ります。よろしくお願いします。