去る9月3日、模型サークルの知人A氏のお誘いを受け、大阪および京都へアニメ関連グッズのショッピングに出かけました。前日の9月2日に大阪出張があり、翌3日が休みなので、東淀川のA氏の自宅に泊めていただき、その足でまずは大阪梅田に繰り出しました。
最初はナムコ梅田店のキャラポップストアに行きました。8月29日に行ったばかりですが、A氏が「俺はまだ行ったことが無いから連れてってくれ」と依頼してきたのと、9月1日から「キャラホビ2014」での限定販売商品が梅田店にも入荷すると聞いていたのとで、再び行ってみる必要がありました。
「おー、ここがそうか。キャラポップストアって初めてみたねえ」と言いつつも、そのコーナーのガルパン商品には目もくれず、横のキャッチャーの「ハイキュー」グッズの獲得に血眼になっていたA氏でした。ガルパンファンの私と違って、A氏は色々なアニメを広く浅く楽しむというスタンスなので、カウンター横の一番くじも幾つかのアニメのを二本ずつひいては、当たったグッズに一喜一憂していました。
おい星野もやらんのか、と言われて「くじは結構です」と手で制したのですが、「ガルパンのくじがあるんやぞ」と言われて「ええっ」とびっくりしました。カウンターに並ぶ各種の一番くじの中に、今年の春にやったガルパン一番くじが含まれてるのを認め、まだ継続しているのか、と目を疑いました。既に20本ぐらいが引かれていましたが、上位賞はまったく出ておらず、賞品陳列棚にはフラッグもマウスクッションも並んでいました。
店員さんに尋ねると、まだ在庫があるので9月から再スタートし、無くなり次第終了、ということでした。A氏が早速二本をひいていましたが、どちらもH賞のラバーストラップで、アンチョビとケイでした。星野もやれよ、と三回ぐらい言われましたが、本来の目的を見失って浪費に走ってはいけないと思い、一番くじにはタッチしないでおきました。
本来の目的、とはこちらです。「キャラホビ2014」の限定販売商品です。スマートフォンケース、ランドリーバック、ボトル&カバー、お守りの四種がありました。上画像の左にスマートフォンケース、右側にお守りが練列されてありました。お守りはあんこうチームの5人のそれぞれをデザインしてあり、キャッチコピーも異なっていました。私が購入したのは冷泉麻子の「緩急自在」でした。スマートフォンケースもカッコよくて良い感じだったのですが、私はガラケー派なので未だにスマホを持っておらず、スマートフォンケースを買っても仕方がないので購入しませんでした。
続いて、ボトル&カバーも買いました。上画像の同じ棚にアウローラのガルパンサイクルボトルも並べてありましたが、カバーが無いので買うまでには至りませんでした。アウローラのボトルは大洗の「山戸呉服店」でも販売しています。、
さらに、ランドリーバックも買いました。上画像では肩に通す紐が見えてザックのように見えますが、持ち手がちゃんとついているので、ザックを兼ねているバック、というのが適当でしょう。キャパシティはそんなにありませんが、デザインが非常にカッコイイので、これだけはどうしても買っておきたかったのでした。
A氏はいつの間にか「シュタインズ・ゲート」の牧瀬紅莉栖のフィグマを買っていて御機嫌でした。よし次は京都へ向かうぞ、というので、足早にナムコビルの地階から地下街を通って阪急梅田駅へと向かいました。途中でA氏が「セブンスドラゴン2020-Ⅱ」の案内ポスターを見つけて「これ欲しいのう」と立ち止まるので、「そんなものに目をつけんといて下さい、早く行かないと特急が出ます」と急かして改札口へ急ぎました。
かくして河原町行きの特急に乗り込み、一気に京都へ移動。新京極通りを北上して六角通りへ左折し、上画像の「らしんばん」京都店に行きました。セブンイレブンの上、という分かり易い場所です。このお店は、関西地区の「らしんばん」の中では最もアニメフィギュア関連の品ぞろえが充実しているそうで、A氏も「フィグマやねんどろいどの中古品を安く買うんならここやな」と評価していました。
私の方はガルパングッズに絞って探しましたが、缶バッジが全く見当たらない代わりに、ラバーマスコットやキャラマイドやカラコレの中古品は沢山あり、100円からの安値で売っていました。ラバーマスコットは余り知らなかったので、園みどり子、ナカジマ、蝶野亜美、澤梓、ねこにゃー、カエサル、左衛門佐、磯辺典子などがあるのには驚かされました。
みんな初めて見ましたので、いっそ全部買おうかと思ったのですが、まだ五ヵ所を回るので、最小限にとどめておきました。園みどり子、澤梓、左衛門佐、磯辺典子、五十鈴華の五つが100円ずつでした。他のアニメキャラのは300円前後でしたので、ガルパンキャラは人気が無くて価格も下落しているのかな、と思いました。あと、第一回目の一番くじの賞品も三種類ほどあり、買ったのはF賞のキャラマイド100円でした。
A氏は「ラブライブ」や「ゲルトルート・バルクホルン」のグッズを買い、 色んなアニメの缶バッジを5個ほど買っていました。艦これのバッジがすげえ多いなあ、とかボヤいていたので、そちらを見ると大量の艦これバッジが「特価セール」のボックスに詰め込まれてありました。公式でも100種類以上、準公式や同人系まで含めたら500種類は下らないとされる、艦隊これくしょんの缶バッジ群のすさまじいほどの「質と量」は、とてもガルパンバッジの及ぶところではありません。しかも供給過多、過剰在庫になっているようで、どの店でも安く叩き売られているという感じでした。
それらを、女子高校生や20代ぐらいのOLたちが喜んで買ってゆくのを、何度も見ました。A氏は、半ば茫然として、中学生らしい三人組がキャッキャッ言いながら、艦これバッジコレクションを買ってゆくのを見送っていました。
「おい、艦これって、男よりも女の子の方に人気あるのかね?」
「そうらしいですね。イベントでも女の子が多いですもんね」
「すると、ああいう娘たちがDDMでゲームを楽しんでるってわけか・・・、時勢も変わったもんだのう」
「アニメも、もう来年からはじまりますからね、そうなったらファン層が劇的に拡大してグッズも売れ始めるでしょうね」
「だろうな、すると今が艦これグッズを集めるには最適な時期ってことになるな、どこへ行っても特価で沢山売られてるし」
「既にプラモデルがブームですからねえ、ウォーターラインシリーズだって、いつの間にか艦これ仕様になっちゃってるんですからねえ」
そう言いつつ、子供の頃から軍艦ファンである私も、艦これの猛威的な人気ぶりには、隔世の感を抱かざるを得ませんでした。
続いて新京極通りの「アニメイト」京都店をのぞき、再び阪急電車に乗って淡路経由で地下鉄堺筋線に乗りました。恵美須町で降りて、大阪日本橋オタロードの「アニメイト」および「らしんばん」および「メロンブックス」へ行きました。一つのビルに集結しているので、回るのも楽です。
ここでは「アニメイト」にてガルパンはっぴを買いました。アンツィオ戦OVAの上映劇場の一部で限定販売されたもので、大洗チーム仕様とアンツィオチーム仕様の二種があります。劇場上映が終了して後に「アニメイト」で販売されていますが、店員さんの話では、ここ日本橋店のみでの販売、ということでした。東京の方でも秋葉原店のみでの販売らしく、ムービック製品であるにもかかわらずムービックの通販サイトには挙がっていないという、ある意味レアな商品でした。
私は大洗チーム仕様を買いましたが、それに対抗するかのようにA氏もアンツィオチーム仕様を買いました。
「よし、次の活動日に二人揃ってガルパンはっぴで決めようぜ」
「恥ずかしいので、遠慮しときます・・・」
その近くの中古同人グッズ販売店に行き、缶バッジのワゴンセールを見つけたので探して見ると、ガルパン同人バッジが十数個見つかりました。1個10円という叩き売り価格でしたので、全部買いました。A氏は大喜びで色んなアニメの同人バッジをたくさん買っていました。アニメイトの公式缶バッジである「アニカプ」シリーズの品が結構混じっていたので、それもA氏は20個ほどゲットしていました。
再び地下鉄に乗り、動物園前で御堂筋線に乗り換えて天王寺へ行きました。角に「あべのハルカス」が聳える交差点の反対側に、上画像の「エコーアクロスビル」があり、その中に「アニメイト」と「らしんばん」の天王寺店があります。事情通のA氏によれば、ここの「アニメイト」には、京都店や三宮店や日本橋店でも扱っていない品物が幾つか出ていることが多いそうです。
「ガルパングッズでも、そういう傾向があるんですかね?」
「かもしれんな」
入って探してみると、驚いたことに、他店では見られなかったアンツィオタオルやメタルマグネットが並んでいるのでした。すぐにガルパン仲間のN氏に電話をしましたが、お留守のようでした。N氏とは春に大洗行きで同道して同じ宿に泊まったほか、一番くじ賞品のトレードや、サンクス商品のトレードなどで交流が続いており、最近には「アンツィオタオルが欲しい」と聞いていたのでした。
他にもワイングラスやボールペンセット、戦車道手ぬぐい等の劇場限定販売品が並んでおり、A氏の話が本当であったことに感心しました。私自身は、武部沙織や五十鈴華や冷泉麻子やケイのラバーストラップを発見して購入しました。
A氏もここでは色々買っていて、両手が手荷物で一杯、という状態になりました。時刻はすでに18時を回っていたので、「あべのハルカス」のタワー内で古潭ラーメンを食べて空腹をおさめ、ふたたび「エコーアクロスビル」に行きました。
そうしているうちに、N氏から電話があり、アンツィオタオルやメタルマグネットの購入依頼がありました。N氏には、最初に行った梅田ナムコのキャラポップストアでもランドリーバックとカンパン三種の依頼を受けていましたので、あわせて一つの手荷物になりました。
お互いぎょーさん買えて大満足だのう、と笑顔のままのA氏とは、大阪環状線を同道して大阪駅で別れました。また半年後ぐらいにやろうぜ、と言われましたが、その頃にガルパンブームが続いていてグッズが売られているかどうかは、ちょっと分かりませんね・・・。
上画像は、購入した品のうち、缶バッジを除く全部です。左の大きな青い大洗マークが「アニメイト」日本橋店で買ったガルパン応援はっぴ、右の迷彩色のボトルとランドリーバック、および左下にあるお守りは、梅田ナムコのキャラポップストアでの購入品です。下に並ぶ9個のラバーマスコットと左端のキャラマイドは、「らしんばん」京都店と天王寺店とで買いました。
あと、「アニメイト」天王寺店では、びっくりするような商品がまだ売られているのに出会いました。これについては明日の記事に書きます。