ガルパンのコミックシリーズの一つ、「激闘!マジノ戦ですっ!!」の第2巻が9月19日に発売されました。これでストーリーは完結となりますが、テレビシリーズの流れにコミックのストーリーが加わる形なので、全体的に見ますと、ガルパンの物語全体に厚みが出てきた感じがいたします。
以前にも書きましたが、テレビシリーズと劇場版の後に二期を期待するよりは、コミックなどの方でサイドストーリーを様々に展開してもらったほうが、多彩で深みのあるガルパン世界の構築に繋がり得ると思います。コスト的にも手間がかかりませんし、印刷物ですので全国展開がスムーズに出来ますし、いつでも手元に置いて楽しめるという気軽さがあります。
個人的には、第63回全国大会の全ての参加校の試合を順にコミック化していただきたいな、と思いますが、無理な希望かもしれませんね・・・。スピンオフで新たなストーリーを展開するのも一手ですが、アニメ本編のストーリー内で描かれていない部分に光を当てて物語を膨らませてゆくという方法も、コンテンツの強化に繋がる有効策であろうと思います。
今回は予約をせずに書店にて特典付きのを購入することにし、9月20日の「京都国際マンガアニメフェア2015」見学の後で京都のアニメショップ巡りをやった際に、メロンブックス京都店で購入しました。上図右は特典イラストカードです。
特典イラストカードは販売元によって幾つかのデザインがありますが、戦車に乗っているエクレールの図はこれが唯一です。これが気に入ったので、買いました。
まあ、キャラクターだけの画も良いのですが、私自身は「ガルパンと言えば基本的には戦車がメイン」と捉えるほうです。実際にガルパン戦車プラモデルを少しずつ作っていますから、戦車が出ないと、どうもガルパンの絵だという気がしません。キャラクターだけの画ですと、他のアニメのそれと大して変わらない感じになります。
同行したアンドー氏に「これも買っとけ」と勧められるままに、上図の「MC☆あくしず」38号も買いました。それまでは、こういう雑誌があることを知らず、アンドー氏に教えられて初めて存在を知りました。もちろん、買うのも初めてでした。
なぜ買ったのかというと、裏表紙がガルパンの西絹代で、しかも付録がガルパン劇場版特集記事およびガルパンイラスト集だったからです。上図右が付録で、日本海軍の特二式内火艇カミに乗る西絹代の図がカッコいいです。もしかして、劇場版に特二式内火艇カミが登場するのか・・・?
あと、個人的には日本陸軍の戦車部隊の編成や車種や戦歴をイラスト入りで分かりやすく紹介してあるのが良いです。私はもともと日本海軍マニアなので、軍艦や艦艇には馴染みが深いですが、日本陸軍のほうはあまり知らないので、戦車についてもほとんど無知に近いです。なので、この雑誌の記事は、萌え要素てんこ盛りではありますが、内容的にはしっかりしていて参考になります。ガルパンの知波単学園の設定などの背景にある諸史実をおさらいするのにも良いでしょう。
アンドー氏によれば、この「MC☆あくしず」では時々ガルパン特集を掲載しているとのことでした。全然知りませんでした・・・。
イカロス出版「MC☆あくしず」の公式サイトはこちら。