去る7月13日、モケジョのエリさんより、誕生祝いと称して上図の公式キットが送られてきました。サンダース大付属高校チームのM4A1シャーマン、アリサの搭乗車です。同封のメモには「七人のMGより」とだけ書かれてありましたが、意味は充分に通じました。有り難いことでした。
このM4A1シャーマン公式キットは、御覧のようにアスカモデルの品です。イタレリの品の公式キットに続くもので、ガルパンにおいては同一車輌を二つのメーカー製品にて順に公式キット化した事例として、ポルシェティーガーに続く販売例として知られます。
個人的には、ガルパンのM4系列の車輌の公式キットはアスカモデルの品が最適だろうと昔から思っていましたが、最初にファインモールドから出た無印M4はタミヤからのOEMでした。アスカモデルが参入したのはかなり経ってからで、ファイアフライをリリースしてきたのですが、当時のアスカモデルの製品群には劇中車にみあう無印M4とM4A1がまだ無く、それでM4A1はイタレリ製品が公式キット化された、という流れでした。そして今年2020年になってようやくM4A1がアスカモデルの新製品に据えられ、その公式キット化も実現したわけです。
こうなると、無印M4も出して欲しくなるところですが、いまだに無印M4はアスカモデルのキットでは出ていません。シャーマン愛に溢れたメーカーなのに何故、と首を傾げたくもなります。ガルパンモデラー仲間のSさんも「現状では無印M4はアスカの各車輌のパーツを色々組み合わせてなんとか作れる」と指摘していましたが、パーツそのものは揃っているわけですから、ランナーの構成を組み替えてまとめれば、無印M4の公式キット化は可能な筈です。今回のM4A1の公式キット化によって、おそらくは無印M4の公式キット化も時間の問題になっているのかもしれません。
ところで、私自身の製作では、アリサのM4A1は、既にテレビ版仕様をドラゴンのオペレーションコブラ版、劇場版仕様をイタレリ品にて仕上げています。
本来はそれで完了していたわけですが、今回せっかく誕生祝いでアスカモデルの品をいただきましたので、3つのメーカー品の作り比べによる検証を楽しんでみようと思います。たぶん、劇中車の再現製作におススメなのが、今回のアスカモデル品だろうな、と思っているからです。
自分もアスカモデルのキットで劇中仕様が作れないかと調べてみました。詳しくは私のブログで纏めてありますので参考になさってください。間違っていたらスミマセン。多少パーツを揃えないといけませんが、十分許容範囲内だと思いますよ。
これに35009- DGが2枚と35012- T48 部品4本セットがあれば、ケイの無印M4を再現出来ますね。
もしかして、ケイの無印M4公式キット化への布石では?