ステップ31では車体部品の取り付けを行ないます。ステップ32および33では砲尾の組み立てを進めます。砲尾関係はインテリアに含まれるので、関連パーツを塗装しながら組み立ててゆきます。
ステップ31で取り付ける各種の車体部品です。運転席の外回りの部品ばかりで、前照灯、ジャッキ台、ワイヤーリール架などです。
取り付けました。車体前面がこちら側であることがよく分かります。多くの戦車を見慣れた目には砲が向いている方が前面と思いがちで、今回のアーチャーでも同様に思ってしまいますが、アーチャーにおいては砲は後ろに向けられてセットされています。
ステップ32で組み立てる砲尾関係のパーツ類です。塗装しながら組み立てます。
塗り分けるパーツにまとめて組んで、上図の4つのパーツに仕上げました。
塗装してから、全て組み付けた状態です。コミックの作中車ですので、インテリアのカラーは実車準拠ではなくて自由にカラフルにしようと決めています。だから、塗り分け方は自由に設定しています。細部が分かりやすいように色を変えたりしています。
御覧のように、砲尾の上下にスライドする尾栓パーツD46は、キットの塗装指示にほぼ従って焼鉄色および黒鉄色で塗りました。接着もしていませんから、実物と同じように上下にスライドさせることが出来ます。
ステップ33で組み立てるパーツ類です。塗装した状態です。砲尾本体は車体色と同じにしましたが、照準器関係や操作レバーなどの操作部品はグレー系の濃淡で塗り分けて、見て分かるようにしました。
組み上がりました。
なかなかいい雰囲気です。実車準拠でない点が、かえってガルパンの車輌だという感じをただよわせています。わざとカラーを変えてカラフルにすることで差別化を図るのも、手法としては面白いと思います。
後ろから見ると砲の尾栓のメタリックなカラーが目立ちます。メタリック系のカラーをもう少し周辺の細部にも塗ればもっと雰囲気が上がったかもしれないな、と感じました。ですが、あまり細かく塗り分けると重箱の隅をつつくような方向へ陥りそうな気もしました。
ポリキャップを左右から軸部に仕込んで仕上げました。これによって砲は俯仰が可能となります。 (続く)