ステップ13の工程に入りました。左右の前部フェンダーを組み付けます。これをやっておかないと、ステップ10で保留にしたヘッドライトの取り付け位置が定まらないのです。それぐらい、今回のキットの製作ガイド図はイラストが大雑把で、パーツの接着位置が分かりにくいところがあります。
左右の前部フェンダーを組み付けました。内側に半円形の窪みがあるところに、ヘッドライトがくるようです。これに関しては帰宅してから実車の写真を参考にして取り付け位置を決めることにしました。
続いて、関連のパーツ群を次々に切り離して準備しました。ディキャンプ中の屋外での組み立て作業は、風に吹かれるので涼しく、そして接着剤の匂いも鼻にきません。疲れたら顔を上げて、海を眺めて、コーヒーでも飲めばいい気分転換になります。
ドンドン進めてゆきました。パーツの合いが良いのが、気持ち良いです。
ここで、ステップ11および12で保留にしていたパーツB18を左右とも取り付けました。やはり製作ガイドの指示位置より上にズレるうえ、角度もやや浅く取り付けるのが正解でした。
ステップ13の工程が完了しました。
ここで、再度、左右のフェンダーが水平になっているかを確認しました。意外と見落としたままになっていて、後で斜めになっているのに気付いて慌てて修正したりする箇所です。
さらに、車体前部の装甲パーツB3の取り付け状況を再チェックしました。パーツの合わせを下で優先してピッタリ接合したため、上端に段差と隙間が僅かに生じました。これは後でパテをひいて埋めることにしました。
ディキャンプを切り上げて帰宅し、続きをやりました。ヘッドライトの位置を再確認し、取り付けました。ライトのカバーも付けましたので、塗装時には全て車体色に包まれる予定です。
ステップ14では車輪を取り付けます。ステップ15から18までは砲塔を組み立てます。砲塔においては上面のループアンテナは劇中車に無いので不要です。すなわち、A15とA16が不要です。また吊り上げ用フックのA6は、ガイド図では横から接着するように示されますが、ボックスアートの図では上に立てているので、そのように取り付けます。これは劇中車でも同様でした。
車輪類を組み立てます。このうち両端の誘導輪と起動輪はその後車軸に組み付けますが、転輪4つは塗装後に取り付ける予定です。
仮組みして全ての車輪をセットしました。幸いにもズレはあまりありませんでしたが、ダボ穴が小さいところが幾つかあって、ピンバイスで拡張するなどの調整が必要でした。
砲塔の組み立てに移りました。上図のステップ15の段階では、パーツA9およびA10がはまりにくいことが判明し、それぞれをヤスって薄く調整したうえで組み付けました。
砲身が組み上がりました。砲身の砲口は、ピンバイスで開けて仕上げました。
砲塔本体の組み立てに進みました。これも箱組みですので、一つ一つ丁寧に下拵えして、仮組みして合いをチェックしました。
組み上がった状態です。吊り上げ用フックのA6は、上図のように立ててセットしました。ハッチ後ろの機銃取り付け基部とみられる円筒形パーツは、ガイド図に従って取り付けたものの、劇中車に無いことに気付いて、後で取り外しました。
また、砲塔左右のピストルポートの突起は実車写真では板状になっているものも見られるので、そちらに合わせてヤスリで平たく均しておきました。劇中車ではその上に継続高校の校章マークがつくので、突起を平たくしておいたほうが、デカールも貼りやすいだろうと考えたからです。 (続く)