ステップ3では、車体の底面や背面などを組み付けます。
BT-7は、その車体部分がBT-42にそのまま使用されていますので、パーツは全て共通です。BT-42においては劇場版の劇中車に関してアニメ独特の仕様があるため、各所に修正や改造を施しますが、BT-7はその必要がありません。
組み上がりました。さすがはタミヤ、パーツの合いもバッチリでとても楽です。
ステップ4では、フロントおよびリヤのサスアームを組み立てます。ポリキャップを用いて軸部を可動にしますが、これがズベズダのBT-5の同じ箇所では接着固定でしたので、履帯の組み付けに注意が必要でした。車輪は可動であるほうが、履帯の取り付けも楽だと改めて思いました。
パーツ類を準備しました。
組み立てました。
ステップ5では、車体にサスペンションを取り付けます。
一見すると複雑そうに見えますが、そこは安定のタミヤ、取り付け位置は明確で合いもピッタリです。歪みもグラつきも一切ありません。
このように、綺麗に組み上がりました。ステップ1からここまで15分もかかっていません。
ステップ6では、車体を組み立てます。B29およびB30への穴あけも行います。
関連パーツを準備しました。
組み上がりました。BT-42での組み立ては、確かこのステップにてインテリアの再現に取り組み、操縦席まわりと砲塔下の空間をほぼ劇中車に合わせて完了し、そこで中断しています。
したがって、BT-42での組み立て再開においては、次のステップ7から取り掛かることになりますので、その手順を今回のBT-7の製作にておさらいする形になります。
ステップ7では、アイドラー基部を組み立てます。BT系列の車輌はみな後輪駆動ですから、前輪は誘導輪にあたります。
関連パーツです。
組み上がりました。BT-7のキットは上図のようにストレート組みでいけますが、BT-42においては劇場版劇中車の細部が実車通りに再現されており、これがタミヤのキットでは省略気味になっていますので、手を加える必要があると思います。 (続く)