気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く25 その8 「ガルパン戦車プラモの数々です!!」

2016年10月05日 | 大洗巡礼記

 ガルパンギャラリー内のガルパン戦車プラモデル展示も、一新されていました。前述のBT-42もそうでしたが、全てがガルパン制作関係者および声優さんたちの作品に入れ替えてありました。展示ケースの一番右にある、未完成状態のM4シャーマンはバンダイのプロデューサーおよび大洗大使である杉山潔さんの作品です。車体の形状や履帯パーツを見ますと、ドラゴンのM4A3のキットのように見えました。


 河西忍役の桐村まりさんの作品、八九式中戦車甲型です。ファインモールドの公式の旧キットを使っているので、以前に模型誌のインタビュー記事の関係で作ったものかもしれません。未塗装のままですが、キットのパーツの成型色がほぼ同じであるため、塗らなくてもそれらしい感じに仕上がります。
 私も以前に作りましたが、公式キットの中では組み立て易い方だったと記憶しています。


 佐々木あけび役の中村桜さんの作品、M41型セモヴェンテです。タミヤのMMシリーズの新キットの方を使っているようです。


 いちおうアンツィオ高校チームの所属車を再現しているようですが、ほぼストレート組みのようで、ガルパン仕様への工作はなされていないようです。劇中車には無い機銃架がつけられています。


 中村桜さんの作品は、ほかにも九五式軽戦車、B1bisがありました。さすがにモデラーさんだけあって、仕上げが綺麗ですし、渋いのばかり作っていますね・・・。おそらくこれらも模型誌のインタビュー記事の関係で作ったものかもしれません。


 右が西住みほ役の渕上舞さんの作品、Ⅳ号戦車D型です。左は秋山優花里役の中上育実さんの、Ⅳ号戦車D型ですが、モケジョ顔負けのファンシー仕様でした。似たような傾向の作品を、最近はイベントや展示会で見かけることが多くなりました。


 中上育実さんは金色の38(t)戦車も作っています。派手で目立つ戦車が好みのようです。私の知り合いのモケジョさんたちも色々とデコレーションとかを施して派手に作っていますから、女性一般の傾向の一つでもあるのでしょう。
 左は近藤妙子およびアンチョビ役の吉岡麻耶さんの作品、八九式中戦車甲型です。練習試合時の外観を再現していますが、付属のアヒルさんチームのフィギュアはパンツァージャケット姿でした。


 展示ケースの上に掲げてある、日本戦車道連盟高等学校加盟校一覧のパネルです。テレビシリーズで登場した加盟校に、月刊戦車道等の記事によって追加された加盟校が加わって20校になっています。


 鳥取県倉吉市在住のTさんは、もちろん上図の「コアラの森学園」に注目していたようです。コーナーの書棚にあった月刊戦車道の該当記事もしっかり読んでいました。

 この「コアラの森学園」は、テレビシリーズ第5話にワンカットだけ登場した全国大会トーナメント表に校名が出ていますが、それ以上の描写は無く、月刊戦車道等の記事でも学園艦の母港が鳥取港とあるだけです。
 ただ、校名からオーストラリア軍テイストのチームであることが容易に察せられ、月刊戦車道等の記事では所属車としてマチルダⅡ、M3スチュアート、M3中戦車(リー、グラント)、センチネル巡航戦車等が挙げられます。大半が第二次大戦中の太平洋戦線オーストラリア軍の陣容と同じです。
 ですが、唯一のオーストラリア軍開発車輌であるセンチネルがいまだにキット化されていないため、このチームのプラモデルでの再現は、どうしても精彩に欠けざるを得ません。オーストラリア軍の戦車は車体カラーや塗装パターンも地味なので、「コアラの森学園」チームのイメージは、私の中ではどうもインパクトが乏しいです。


 面白かったのが、上図の劇場版にも登場した念書の各認印です。実際に水戸市の「桜堂印房」さんが印鑑を作成しており、その実物はギャラリー内にてセットされ、スタンプして楽しめるようになっています。私も五種類すべてを持参の大洗ガルパンスタンプ帳に押しておきました。 (続く)

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