ステップ17では、車体後部右側の各種の装備品、背面の道具箱などを取り付けます。道具箱は大小二種のパーツがありますが、小さいほうのF45は劇中車にはありませんので不要です。
ステップ18では、車輪類と履帯を取り付けますが、起動輪および誘導輪は塗装後に履帯と共に取り付ける予定なので、ここではサスペンションの転輪だけを取り付けます。
劇中車はサンドシールド(俗にスカートと呼ばれる)を装着していますので、ここで足回りのパーツを全部取り付けてしまうと、サンドシールドに隠れる部分の塗装がほとんど不可能になります。今回の制作ではサンドシールドも塗装後、履帯の装着後に取り付ける予定です。
車体後部右側の各種の装備品、背面の道具箱などのパーツです。
劇中車の画像を参考にしつつ、取り付け位置が比較的分かり易いパーツから順に取り付けてゆきました。消火器のG8も向きを逆にしてセットしました。
パーツの大部分が、ガイド指示の位置とはずれますので、車体にモールドされている金具やダボ穴は全て無用となります。削るか埋めるかして均しておく必要があります。
車体にモールドされている金具やダボ穴を消しました。
残りのパーツを全て取り付けました。いずれも位置が微妙にずれていますので、劇中車の画像と照らし合わせながら調整し取り付けました。斧のパーツC21は柄が2ミリ短いので、プラ板で延長しました。
サスペンションの転輪を全て取り付けました。その後、第一転輪および第六転輪のサスペンションアームだけを流し込み接着剤で固定しました。
ステップ19では、ハウスポートを取り付けます。車体側面の三ヵ所については基部のパーツのみです。
ステップ20では、サンドシールドを取り付けます。増加装甲およびエッチングの各パーツは全て不要です。予備履帯も取り付けません。
サンドシールドの各パーツを切り出して、仮組みしてチェックしました。取り付けは塗装後にします。
ハウスポートを取り付けました。車体側面の三ヵ所の基部パーツG9は、ガイドの最後の項にある「車体側面原寸図」を使用して計測した位置に取り付けました。
劇中車には、御覧のようにさらにアーム部が付きますが、該当するパーツは無く、他キットにも見当たりませんので、自作するしかありません。その作業は組み立て工程のラストに行なうことにしました。
最前列のハウスポートアームF50、F51の取り付け位置は、ガイドには具体的に示されていませんので、劇中車の図を参考にして取り付けました。その際に、上端のブラケットG10が水平になるようにしました。
車体前面左右のハウスポートF3、F6の位置は、ガイドの指示位置と劇中車での位置が異なります。赤円内に示すように、やや上についています。
キットの指示では、D1と同じ高さに並べてつけますが、劇中車の位置に合わせると、上図のようにやや上に位置します。あらかじめ開けておいたダボ穴が無用となりましたが、パーツの下に隠れましたので、埋める手間が省けました。 (続く)