気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

「倉野川」の倉吉をゆく シーズン5の2 「ウェディングりんりん先生」

2016年08月19日 | 倉吉巡礼記

 銀座通りをしばらく進むと、左手に以前は無かった新しい店舗の建物が見えてきました。そのショーウインドー内にパネルらしきものが見えました。あっ、あれか、と足早に近づきました。


 間違いなく、公式のツイッターで予告されていた画像のそれでした。


 これは、霜月凛ですね。しかもウェディング姿です。店舗自体がウェディング専門店「とさき」の建物ですから、こういうパネルがあっても違和感がありません。


 しかし何ですな、霜月凛のこういう表情はあんまり見かけません。ウェディングりんりん先生、なかなかいいじゃありませんか。ウキーーッ。(アホかお前は)


 これで新パネルの一枚を確認したわけですが、次の交差点まで行くともう、その先にはパネルが無さそうな感じがしました。とりあえず引き返すか、と思って付近の景色を見回したとき、角の上図の店舗建物が目に入ってきました。かつてはレコード店だったようで、廃業して久しい雰囲気でしたが、どうみても「ひなビタ」の元ネタの建物の一つじゃないか、と思いました。
 つまり、山形まり花の実家のレコード屋「サウダージ」によく似ているのです。


 街区の南へ回り、路地などを通ってパネルのありそうな場所を探しましたが、なかなか見当たりませんでした。今回のパネル探しは、もしかして難易度が高いのではないか、と思ったりしました。


 途中で見かけた、「わたなべ」という看板のある店舗です。前回来た時は工事中でしたが、それはこの外装のリフォーム工事であったようです。
 この建物は、以前から和泉一舞の実家の「いずみ洋裁店」の元ネタではないか、とされています。


 パネルが見つからないまま、打吹公園通りの明治町交差点まで回ってきてしまいました。時刻を見るとまだ9時を回ったばかりで、町並みの店や施設の大半が開く10時までにはまだ間がありました。そこで、倉吉新地の遊郭エリアに久しぶりに行ってみることにしました。20年前に訪ねた時は数軒の古い遊郭建築を見ましたが、幾つかは取り壊されて消滅してしまった、と聞いたからです。

 そこで、銀座通りをもう一度西へ進んで福吉町の福祉会館の西へ行き、JA鳥取の大きな施設を見ました。かつては倉吉新地と呼ばれた遊郭街区の東側にあたっていた場所ですが、その面影は微塵も残されていませんでした。


 付近の民家も多くは近年に建て直されています。普通の地方都市の市街地の景色です。


 越殿町への路地を通って北に抜けると、道路脇に稲荷社がありました。20年前に訪れた時とあまり変わっていないように思いました。
 かつて各地に栄えた遊郭には、たいてい稲荷神社がお祀りされています。稲荷神社のある所に遊郭を作ったケース、遊郭に稲荷神社を勧請したケースの双方があるとされます。そして遊郭において稲荷神は梅毒予防に御利益があるとして崇められました。多くの芸妓や遊女が稲荷社にお詣りして、無病息災を願ったということです。 (続く)

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