雨は依然として激しく降っていましたが、いつまでも「大勘荘」で待機しているわけにもいかないので、予定より一時間遅れて9時頃に出発しました。風はかなりおさまってきましたものの、時折突風が横から吹き上げてくるので、傘を支えるのもやっとでした。大貫商店街のメインストリートに出た途端、風がまた強くなってきたので、お好み焼き屋「道」の店先で雨宿りをせざるを得ませんでした。
お好み焼き屋「道」の店先には数多くのガルパンイラストが飾られてあります。大多数がこのお店にいる大野あやを描いたものです。ウサギさんチームの6人の中でも人気があるようですね。右下には「献血道」ポスターも貼られていました。
とにかく展示品や寄贈品がウサギさんチーム関係に特化しています。「北の「いそや」、南の「道」」などと言われている所以です。
雨が弱まった所を見計らって再び歩き出しましたが、まもなく横殴りの強い雨が戻ってきたので、這う這うの体で大洗駅に駆け込みました。ズボンもザックもずぶ濡れ状態でした。外を見ながら、本当に午後から晴れるのか?と首を傾げました。
秋山優花里で埋め尽くされたインフォメーションコーナーの室内です。見学していると、係の方が「これをどうぞ」と言ってインフォメーション入場者10万人達成記念のガルパン缶バッジを下さいました。これで三個になりました。期間限定のガルパン缶バッジを幾つも貰えるという機会は、滅多にありません。
鹿島臨海鉄道のヘッドマークは、秋山優花里誕生日イベント時のものが展示されていました。
秋山優花里の誕生日は6月6日ですが、私にとっては鑑真和上に会いに行く日でした。奈良県の唐招提寺で行われる「開山忌」の日で、寺内の御影堂に安置される国宝の鑑真和上坐像が公開される日です。奈良に住んでいた25年間、毎年欠かさずに6月6日には唐招提寺へ参拝していた私でした。
設定資料のひとつ、西住みほの実家ですが、元ネタはこれも奈良県の文化財指定建築です。奈良国立博物館の構内にある、仏教美術資料研究センターの建物です。奈良公園の敷地内に位置しますが、周囲を高い塀と樹木に囲まれているので外からはあまり外観も見えず、奈良県民でもこの建物のことを知っている方は稀です。なので、この建物をガルパンの設定参考の一つに取り上げていること自体が驚きです。制作スタッフに奈良県出身の方がおられるんじゃないかなあ・・・。
以前に「江口又進堂」で見かけた書籍宣販POPのあんこうチームです。
そのうちに「パンツァー・リート」が響いてきました。テレビシリーズ11話のラストの黒森峰チームのパンツァーカイルのシーンが映し出されていました。あれでガルパンファンになった人も多いでしょうね。
バスの時間になったので、駅前バス停から「海遊号」に乗りました。雨は次第に弱まっていきましたが、風は依然として強かったです。
アクアワールドの横を通っている際に鹿島灘を見たら、御覧のような大荒れの状態でした。 (続く)