<鼻歌で散歩>

くも膜下出血で受け死にかけました。鼻歌を歌って散歩しながら体力つけて100まで生きるつもりです。

コイズミさんは「遅れてきたサッチャーさん」だそうです

2005-12-05 13:26:24 | ガルマルの鼻歌で散歩
コイズミさんは「遅れてきたサッチャーさん」だそうです。それで、書店で目に付いたので買って読んだ本が「ブレア時代のイギリス」でした。その中では、サッチャーさんの時代は「民営化」、「規制緩和」、「小さな政府」と定義されていました。なるほど、確かに、我が国の首相が言っていることと同じです。それに対して、ブレア首相はサッチャーさんの政策を引き継ぎつつも「福祉」と「教育」に力を入れているのだそうです。

一方で、コイズミさんは後出じゃんけんみたいなもんで、ブレアさんのいいとこ取りもしています。その一つは、選ばれた独裁者という部分です。小選挙区制という制度を利用して、自分の意のままに動くように、自民党を変えています。ブレアさんも同じことをしているのだそうです。コイズミさんもブレアさんのように選挙という道具を使って独裁者になることができました。ただ、政策はブレアさんとは全然違うと思います。

ということで、揺り戻しはいつか来るでしょう。遅れてきたブレアの役をする政治家がいずれ現れるのでしょうか。やっぱり日本の政治家は独創性がないのですね。最も政治家だけでなく、学者もそうなんですが、もう少し、自分で考えることのできる政治家が現れるのを希望します。

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