WOWOWとNHKのBS1で続けてフラガールが放映されたのでそれぞれ録画してみました。2006年に作られたそうですが、私はその頃2年間ほど暮らしたベトナムから日本に帰る時の帰りの便の飛行機の中で見ていました。その頃はわからなかったのですが、この映画にはタヒチアンダンスがたくさん出てきますね。私はフラを習っていますが、この映画の中にあるステップの練習風景が面白いです。飛行機の中で見たときは将来フラをなら会うとは思ってませんからあんまり真面目に見てなかったことがはっきりとわかりました。あのいわきの炭山は私には懐かしいものです。この頃石炭は石油に追い出されたんですね。確かに、石炭は重いし、火をつけるにはちょっとした工夫がいります。それに冬の寒い中で煙突のすす払いをしなければなりません。石油になってからは煙突のすす払いをしなくて済むようになりました。
映画の設定は昭和40年なんですが、この頃は炭鉱で落盤事故が頻繁に起きていました。悲しい時代でした。私は札幌の林縁部の小学校に通っていましたが新学期や夏休みが終了した時にたくさんの転校生が炭鉱の町から来ていました。小学校に入学した時は一学年5学級くらいだったのに、卒業時には10学級になっていました。あまり生徒が増えすぎたので教室が足りなくなって、理科室や音楽室などでも授業が行われていました。主人公の早苗さんのお父さんが炭鉱をクビになって夕張に行くシーンがあります。この頃はいわきより夕張の方が景気が良かったんでしょうかね。夕張はメロンで盛り返しましたが、この映画ができた頃は財政破綻をしていました。昭和40年と現在では随分変わったんでしょうね。あの炭鉱の宿舎も私にとっては懐かしい気がします。
録画したフラガールは5回くらい見ました。踊りは下手ですがフラは私の生活の一部になりそうです。
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