<鼻歌で散歩>

くも膜下出血で受け死にかけました。鼻歌を歌って散歩しながら体力つけて100まで生きるつもりです。

ナカタさんとの会話

2005-04-30 08:07:59 | ガルマルの鼻歌で散歩
「ガルマルは頭が悪いのでムラカミハルキさんの海辺のカフカをよんでも意味が理解できません」
「ガルマルさんはナカタと違って字が読めるので頭が悪いことはないと思います」
「字が読めても頭の悪い人はいます。政治家のほとんどは親の七光りでいい学校に行けますから字が読めます。でも、頭のいい政治家は少ないのです」
「ナカタは頭が悪いから字が読めないのです。字が読めないから頭が悪いのではないのです」
「ナカタさんは、字が読めるようになったら海辺のカフカの意味を理解できるのですか」
「ナカタは頭が悪いので理解できないと思います」
「海辺のカフカのメタファーを理解できるのですか』
「メタファーというのはなんですか?」
「中国の幻の動物に目多というのがいます。用心深くて、いつもたくさんの目で周りを見張っています。だから、敵が近付くとすぐに気がついて逃げてしまいます」
「どんな形をしていますか?」
「鹿のような、猿のような、伝説上の竜のような形です」
「で、目がたくさんあるんですね」
「そうです。一時間交代で見張っています」
「不思議な動物ですね」
「そうです、誰も観たことのない不思議な動物です。その動物の毛皮しか知られていません」
「生きた姿は誰もみたことがなくて、毛皮しか見たことがないのですね」
「そうです。そんな動物ですから、毛皮が漢方薬として高値で取引されています。もっとも、目多の毛皮かどうかは分かりませんけどね。多分、牛かなんかの毛皮を目多と称して売っているんだと思います。この目多の皮がメタファーと呼ばれているのです」

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