<鼻歌で散歩>

くも膜下出血で受け死にかけました。鼻歌を歌って散歩しながら体力つけて100まで生きるつもりです。

くも膜下出血と薬

2020-08-01 10:55:15 | 蜘蛛膜下出血

出張先でくも膜下出血を起こして病院に運ばれてから5年経ちました。手術を受けた時はグレード5の状態で意識がなく瀕死の状態でした。よく死なずに済んだと思います。1年間入院して退院しました。退院してから4年経ちますが今でも朝ごはんと夕ご飯の後に3粒ずつ薬を呑んでいます。朝と夕方の3粒のうち2粒は同じ種類の薬で、一つはてんかんでもう一つはパーキンソン病を予防する薬です。頭を2、3回開いているので頭の薬を呑む必要があるんだそうです。今年の2月からてんかんの薬は減らしています。入院中に発作を起こしたと言われました。今思い出すと入院中に妻の弟が亡くなった時のことだと思います。それを聞いたときに自分が死にかけたことが負担になったのではないかと思いました。そう思うと何だか急に悲しくなって大泣きしました。こらえることができなかったんです。それを見ていた看護師さんがてんかんの発作を起こしたと思ったようで急に病院のベッド周りに外に出れないような装置をつけていました。それでてんかんの薬も通常の2倍を呑むようになりました。思うにてんかんの薬は感情のコントロールをしている脳の部分を抑制する効果があるんじゃないでしょうか。感情がコントロールできないので薬を通常の2倍の量を呑むことになったんだと思います。そして退院してからも通常の2倍のてんかんの薬の量でした。

今年の2月から半分の量にしました。担当の先生は頭がスッキリしますよと言ってくれました。その言葉の通りと言っては何ですが、薬の量を減らしてからは色々なことをやる気が出てきました。入院して退院してからもしばらくできなかったこのブログを再開したのも薬を減らしてからです。ちらからしっぱなしだった机の上も少し片付けました。薬の量を減らしたから作業が進んだということがわかったのはしばらくしてからでした。頭の手術と関係があるのかはわかりりませんが入院中も退院後も量を減らす前は悲しくなると涙が止まらなくなって号泣してしまうということが何回も起きました。とにかく感情のコントロールができないのです。ところが減らした後はそんな風に感情のコントロールができなくなることは無くなりました。今の所ちょうどいい量の薬量なんでしょう。

それと他の薬ですが朝は降圧剤、夕方は整腸剤が加わります。つまり朝ごはんの後はてんかん、パーキンソンの薬と降圧剤、夕食の後はてんかん、パーキンソンと整腸剤を呑んでいます。降圧剤が効いているのかこの頃はいつ測っても上110で、下が80くらいです。脈拍数は70くらいです。くも膜下出血の前は少し高血圧気味でしたが大抵の場合脈拍数は100を超えていました。血圧の高低よりも脈拍数が低い方がいいのかな?と思っています。