イムジン川 水清く

むねにぃ　しみる　そらのかがぁやき
きょうも　とぉぉぉく　ながめ
なみだをぉぉ　ながすぅ

そういえば、この前亡くなった加藤和彦さんの原点であるフォーククルセーダーズの「帰ってきた酔っ払い」に続く第二段は「イムジン川」でした。それが、なぜだか、わからないけど、放送禁止になったんです。そりゃ、放送禁止といえばあたしゃどきどきしますから、どんな歌か聞きたくなるもんです。でも、田舎の悲しさですね。頼みの綱のラジオからながれなきゃ、聞くことができないんですよ。海賊版なんてあるわけないし。そういうわけで、なんとか手に入れた楽譜でどんな曲かを知ろうとしたもんです。とはいっても、楽譜が読めないですよね。だから、何となく勘で歌ってたわけなんですよ。それが、イムジン川の思い出です。

それで、イムジン川のかわりとして発売されたのが、「悲しくてやりきれない」でした。それと前後して、確か、ズートルビと言うグループが「水虫の歌」をリリースしました。このズートルビは笑点で座布団を運んでいる山田君のいたグループとは全然関係ないんです。この本家ズートルビはもちろん、ビートルズの日本語的な反対言葉なんです。まぁ、そんなんで、フォークルにまつわる思い出です。

ちなみに、あたしが勝手に作曲していた「イムジン川」は、フォークルが歌ったのとは全然違ったんです。楽譜が読めないと放送禁止の歌を歌えないという落ちでした。

息継ぎの音が聞こえる

このごろ、特に女性歌手で気になるのが、息継ぎの音です。わざと入れてるんでしょうか。肺活量が少ない気がして、あまりいい気はしないのですが、最近のはやりなのでしょうか。

ところで、9.11のとき、NHKの特配員の手嶋という人がよくテレビに出ていました。この人も息継ぎの下手な人でした。最近の息継ぎが下手な女性歌手って手嶋さんのまねをしているのでしょうか。