銀城歌劇団楽屋日記

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44年前、大阪。反逆の塔の正体は?

2014年11月22日 22時38分15秒 | BUCK-TICK
ども。BUCK-TICKは今週末、大阪でライブですね。今回書くネタは9月14・15日のオリックス劇場公演の時にUPしようと温めていたネタだったのですが、出しそびれてしまったので丁度2度目の大阪公演をやっている今日UPする事にしました。よって、今日川崎のレポはお休みです。続きを待っていた方、すみません

そのネタと言うのは・・・今アルバム曲の「ONCE UPON A TIME」について

この曲は歌い出しが「昔々~」とありますが、皆様はどれ位昔だと考えたでしょうか?

私は歌詞を読んでいる内にコレは44年前の大阪で開催されたあのイベントの事を書いているのではないかと即座に感じたと言いますか、「DADA~」に出てきたGJTHBKHTDと言うワードからして歌詞に出てくる「反逆の塔」は今もかの地に立つあの建造物なのではなかろうか?

実際に上記イベント&建造物関連やその成り立ちについて書かれた本を読んでみると、GJTHBKHTD氏は創作コンセプトについてとにかく「べらぼー」なものを作りたいと語っており、ついにはアバンギャルド・反権力を信条とする芸術家仲間から「裏切り者!」と非難GO-GOだったそうだが同氏は一向に意に介さず、

「反博?なに言ってんだい。一番の反博は●●●●(建造物名)だよ」

とさらりと言い放つ始末。

このやり取りを見ているとますますあの建物=「反逆の塔」説が濃厚になって来たと言いますか、国家の一大プロモーションとも言えるあのイベントにて税金を使い「反逆の塔」を建ててしまったGJTHBKHTD氏のスケールの大きさにはただただ感服せざるを得ない

話は変わって一番の歌詞にはスフィンクスやビーナスと言った国家レベルの宝物の名詞が登場するが、私は5年前に上野の美術館でやった上記イベントの企画展を見に行った際、蒸気じかけのスフィンクスならぬ空気じかけの文楽人形を見たんですよね

人形は3体展示されていて側のボタンを押すと歌が流れ、圧縮空気のピストン仕掛けの人形がその場面の動きを自動的に再現するのだが人形遣いが3人がかりで動かすのと違い、ピストン仕掛けの人形は可動するたびにシパシパと空気音がうるさく現在もテーマパークで見られるオーディオ・アニマトロクス並みに動きがぎこちなくて「40年前もこんな感じだったんだから、まだまだ人型ロボット完成の道のりは遠いなぁ・・・」と何とも言えない気分になったのを思い出しましたね

未来では文楽が人形遣いを必要とせず、オール自動で上演される様になるだろう(あくまで推測ですが)と言う発想も実に大阪らしいなぁ…と思いましたが

改めて歌詞に目を通すとサビの歌詞も突き詰めれば人類の進歩と調和と言う事なのかな?

・・・そう言えば、この年はザ・ビートルズが解散した年でもあったんだっけな

コメント
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