風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

定点観察「ユリノキ」「モミジバフウ」など

2020年05月16日 | 好きな木、好きな場所
冷たい雨が降る一日でした。
今日は時間ができたので
久しぶりに子ども美術博物館へ「ユリノキ」を見に行ってきました。

もうそろそろかな、と思っていたら
花がいくつも開き始めていました!


葉も、こんなに茂っていて、びっくり!


この前来たのはいつだっけ?
ブログを読み返してみたら、4月の初めでした。

今年は春から、あまり外に出なくなっていて
季節が過ぎていくスピードに、ついていけてません(^^ゞ
ボンヤリしていると、すぐに大晦日になりそうです(笑)

花の直径は6㎝と大きくて、こんなに派手な色だけど


木から少し離れると、花には気付かないの。


下から見上げると、ほら!ぜんぜん目立たないのです。


コアラ親子の台座あたりに、手の届く花があったので
よいしょ、と・・・ちょっと失礼して、写真を撮りました。

まだ雄しべが閉じている、咲いたばかりの花です。
写真を撮っていたら、大きな蜂が頭の上を飛んでいきました。
スズメバチです!
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ユリノキは、ホオノキと同じ「モクレン科」で
雌しべの集合体の周りを雄しべが囲む
花の造りもよく似ています。
でも、ホオノキが蜜を出さないで、匂いで送粉者を誘うのとは違い
ユリノキは大量の蜜を出し、とても質の良い蜂蜜が採れるので
養蜂家からは「黄金の木」と呼ばれているそうです。

植えてから花が咲くまで、10年ほど掛かります。
去年、ここで拾ってきた種をまきましたが、まだ芽は出ません(^-^)ゝ
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次は、モミジバフウです。
こちらも葉が茂って、違う風景になっていました。


今年も運よく、手が届く位置に花が咲いたようです。
これはとても重要な運です(笑)


花は見逃しましたが、これがトゲトゲの実になるまで
秋まで観察します(^-^)ゝ


今日は日が出ていないから、影も無くて・・・
物足りない気持ち。


遊具に貼られた注意書きが剥がされて
子どもさんたちの、元気な声が早く聞けるようになるといいです(^^)


雨足が強くなり、傘をさしていても濡れてしまいます。
手がかじかむのも、久しぶりの感覚でした。
でも、雨は好きなので(笑)芸術の森の方も探索してきました。


誰もいなくて、鳥や、虫にさえ1匹も出会いませんでしたが・・・
とにかく緑色がきれい!


ナツハゼには、可愛いつぼみが付いていました。


トチノキの、あのペタペタする小さな冬芽から出たとは思えない!
爆発的なエネルギーを感じました。


夢中になっていて、ふと時計をみたら
1時間も雨の中を歩いていました(^^ゞ
帰り道、街路に植えてある(生えたのか?)「桐の花」も見てきました。

つい先日まで満開だったのに・・・


散った花が、木の下にたくさん落ちています。


その花のひとつにしがみつく、小さな虫を見つけました。


ムシヒキアブ?
普段は素早く飛ぶ虫ですが、体が冷えて動けないようです。


雨宿りできるよう、植え込みの中に移動させましたが
花を持ち上げても逃げませんでした。

明日、晴れたらまた飛べるといいね(^^)/

明日晴れたら・・・
そうそう!雨の次の日には、アリの結婚飛行があるかも!
今年は見られるかな。
ソワソワする日がしばらく続きそうです(^^♪

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2 コメント

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Unknown (suimaruhakase)
2020-05-17 05:14:34
そうです!
今日は風もないので クロオオアリの結婚飛行がありそうですね。
新米女王が交尾のために飛び立ち この日の為だけに生まれたオスアリは 役目が終わると数時間の命が終わる。
そして 女王は20年間 ただひたすら卵を産み続ける。
それに寿命が1年程の働きアリ。
みんな生まれながらの宿命を使命に変えて巣を守り続けているんですね。

私は 新米女王がまだ働きアリが生まれていない一番最初の卵を飲まず食わすで自分の手で守り繭の殻を破いてあげて羽化を助けるまでの1ヶ月がとても感動するんです。
働きアリが生まれたらもう女王はほとんど育児は出来ないけど、この時は本当に幸せそうなお母さんの顔をしてるんですよ。

女王アリとオスアリ、今頃 夢と希望を持って巣の出口で 外の様子を伺ってるかな?


おっとーーー!ついつい アリの話で熱くなってしまいました。

早朝の仕事が終わったので、とりあえず寝まーす!!
返信する
Unknown (fuyu325)
2020-05-17 15:11:00
すい丸さん!
アリの話で熱くなる気持ち!めちゃめちゃ分かります(#^.^#)
止まりませんよね!

アシナガバチもアリと同じで、最初の働き蜂が羽化するまで
新女王の労力は計り知れないものがあります。
狩ってきた餌は、小さい幼虫には体液を、少し成長した子には肉を
取り分けて順番に食べさせるの。

それから、気温が上がってくると、口に含んできた水を巣にかけて冷やしたり
巣の上で羽ばたいて風を送ったりと、本当に大変な毎日です。
でも、すい丸さんの言う通り、女王蜂が育児をできるのはこの期間だけ。
もしかしたら、幸せな1か月間なのかもしれませんね(^-^)
アリのお母さんが、繭の殻を破いてあげるのを、私も見てみたいなぁ・・・

そんなの本能でしょ・・と言われるかもしれないけど
虫たちの子育てや生き方に、これからもめいっぱい感情移入しまくって
楽しい観察生活を送らせてもらいましょうね\(^o^)/
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