用事があって出掛けた帰り、少し早い時間だったのでどうしようかなーと。
そうだ、美味しいみたらし団子を買って帰ろう。
国道1号線を走って、藤川町の一畑山薬師寺に行きました。
開運だんご1本50円!食券を買って注文するとその場で焼いてくれて
これがとっても美味しいのです。
お寺の駐車場に着いて食堂に向かう途中、ふと思いつき
駐車場の奥にある「蛇ケ谷龍神」の祠に行ってみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/4c/bdba72e009f96518d2f36f481ccc49b4.jpg)
初めてここに来た時、紅葉の木の根元に倒れて埋もれていた観音様を見つけたのは
もう2年も前のことでした。
この場所でお祀りされているようです。
泥だらけだった顔がきれいになって、表情も柔らかく
笑っているように見えて、思わず私も微笑みました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/e4/77a5a135939528191d9481f50908496d.jpg)
懐かしくなって、祠の先の広場へ行ってみました。
こちらも駐車場になっていて、奥に森の中へ入っていく小道が見えています。
案内板などは何もないのですが、多分これが牛乗山への入口です。
牛乗山は、第三紀末波蝕巨礫群という市の天然記念物になっている場所です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/7c/43e35037a80a6aae73c0543750341e90.jpg)
誘うような「森の切れ間」です(笑)
どうなっているんだろう?ちょっとだけ行って見ようか。
樹木のトンネルをほんの数十メートル歩くと
パッと視界が開けて、不思議な感じのする空間に出てきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/ab/f46a5cabdbc742d98e678bf3195795ee.jpg)
シダの中に背の低い松の木が点在しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/68/85b3583808480ffa4e39261940d488ea.jpg)
牛乗山の頂上は、1億5千年くらい前は海底だったそうです。
地面はサラサラの白い砂粒で、水はけが良すぎて草が生えないそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/c9/906cf98ee01c0512867a85734abc7163.jpg)
落ちている石も丸っこいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/a2/f32bb404266927214788e7b12328166b.jpg)
もっと登るかと思ったのですが、よく考えてみたら
一畑山薬師寺が山のてっぺんに建っているのだから
牛乗山が横並びの位置にあるのは当然でした(^^ゞ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/28/34332d124939c4a60b744d5bce2fe5ea.jpg)
いい眺めです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/dd/9dc17218f86c7bfcd09f2599ca5cef24.jpg)
さあ引き返そうか・・・
そう思ったのですが、もっと先へと誘う道があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/2f/e022a13a6b71c911a358249b756d9d15.jpg)
ああ、抗えない(笑)
薬師寺とは反対方向へ向かうけど
歩いて帰れる距離だろうと予想して進みました。
*
平坦な尾根道です。
人がひとり歩けるくらいの道幅が筋のように続いています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/4c/a56f2e46154f20a08bdd8c5d5b5bce51.jpg)
風が強くて寒い日でしたが、山の中に入ると無風です。
ちょっとだけのつもりだったので
手袋を車に置いてきてしまって、手が冷たい。
道の両サイドはこんな感じの雑木林になっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/27/065400d1a5b6005b9053a1bf4575de25.jpg)
樹皮が白くなめらかな樹木たちに、あちらこちらから抱き付かれている
ゴツゴツした太い木がありました。
「モテモテの木だ・・・」にやにやしながら写真を撮りました(笑)
山の中を歩く時、偶然となり同士に芽生えて成長してきた
木と木の関係をあれこれ想像するのは楽しいことです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/e0/5408447014a205fc4cc7a42bb92dd92b.jpg)
道が二股に分かれています。
なんとなく右を選んで進みました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/11/a61d159a0502346a090fa6401345776e.jpg)
しばらく行くと尾根道から
四角いゴツゴツした石が多い下り坂になってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/70/c12c125a9f849b53d1c653a07de1850b.jpg)
石積みの人工物が見えたので、少し戻って見てみると
お遍路のお地蔵様でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/ec/9a402238844eef7a5b46253109e1220a.jpg)
大きな岩を組んで作った祠が殆どですが
中にはコンクリートブロックのものもありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/ec/47ff3f3ba6d7c7bb6a67a041b055f7ee.jpg)
あ、こちらはレンガのお家です。
思わず「3匹のこぶた」の物語りを思う浮かべてしまって・・・スミマセン(^^ゞ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/dd/d7d301057ab153f3de4a743419eb2e98.jpg)
屋根に積もった土にシダが茂り、ステキな屋上緑化のものもあれば・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/c1/0264f46c7ba172f9ca801e340cb90fce.jpg)
自然岩を掘削したワイルドなものもありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/7d/c56810629be027d89af6811a1a34cd30.jpg)
興味深く見て歩いているうち、あっという間に
山を下りきって、一番札所のお地蔵様のところへ到着しました。
こちらは木造で、瓦屋根の立派な祠でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/e1/9bbb182c2de154e95b42a47fee76f6a6.jpg)
案内板がありました。
「三河八十八か所弘法巡り」は明治の中期に作られ
昭和初期には全山がライトアップされて、多くの参拝者が訪れました。
でも、戦時下に電線が供出され、賑やかだったお遍路道は廃れてしまったそうです。
どんな風景だったんだろう・・・見てみたかったです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/18/79c160f796d099a97313b6684c903bb3.jpg)
ちょっだけのつもりでしたが、ひと山下って1時間半くらい・・・
徳性寺の境内から国道1号線へ出て、ぐるっとひと回り
一畑山薬師寺へ戻ってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/f7/bb880d1dfb5d2575edf23e9c2f748b05.jpg)
帰宅後に調べたら、お遍路は徳性寺の東にある阿弥陀寺へ続いているようです。
もしかしたら、山の中で分かれ道になっていた場所を左に行ったら
阿弥陀寺なのかもしれません。
今度はこちらから順に回ってみたいと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/48/5df55a867cc3d2bb11d0d80ca2ff833b.jpg)
お店は3時までで、みたらし団子は食べられませんでしたが
面白い寄り道散歩になりました(#^.^#)
そうだ、美味しいみたらし団子を買って帰ろう。
国道1号線を走って、藤川町の一畑山薬師寺に行きました。
開運だんご1本50円!食券を買って注文するとその場で焼いてくれて
これがとっても美味しいのです。
お寺の駐車場に着いて食堂に向かう途中、ふと思いつき
駐車場の奥にある「蛇ケ谷龍神」の祠に行ってみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/4c/bdba72e009f96518d2f36f481ccc49b4.jpg)
初めてここに来た時、紅葉の木の根元に倒れて埋もれていた観音様を見つけたのは
もう2年も前のことでした。
この場所でお祀りされているようです。
泥だらけだった顔がきれいになって、表情も柔らかく
笑っているように見えて、思わず私も微笑みました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/e4/77a5a135939528191d9481f50908496d.jpg)
懐かしくなって、祠の先の広場へ行ってみました。
こちらも駐車場になっていて、奥に森の中へ入っていく小道が見えています。
案内板などは何もないのですが、多分これが牛乗山への入口です。
牛乗山は、第三紀末波蝕巨礫群という市の天然記念物になっている場所です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/7c/43e35037a80a6aae73c0543750341e90.jpg)
誘うような「森の切れ間」です(笑)
どうなっているんだろう?ちょっとだけ行って見ようか。
樹木のトンネルをほんの数十メートル歩くと
パッと視界が開けて、不思議な感じのする空間に出てきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/ab/f46a5cabdbc742d98e678bf3195795ee.jpg)
シダの中に背の低い松の木が点在しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/68/85b3583808480ffa4e39261940d488ea.jpg)
牛乗山の頂上は、1億5千年くらい前は海底だったそうです。
地面はサラサラの白い砂粒で、水はけが良すぎて草が生えないそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/c9/906cf98ee01c0512867a85734abc7163.jpg)
落ちている石も丸っこいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/a2/f32bb404266927214788e7b12328166b.jpg)
もっと登るかと思ったのですが、よく考えてみたら
一畑山薬師寺が山のてっぺんに建っているのだから
牛乗山が横並びの位置にあるのは当然でした(^^ゞ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/28/34332d124939c4a60b744d5bce2fe5ea.jpg)
いい眺めです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/dd/9dc17218f86c7bfcd09f2599ca5cef24.jpg)
さあ引き返そうか・・・
そう思ったのですが、もっと先へと誘う道があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/2f/e022a13a6b71c911a358249b756d9d15.jpg)
ああ、抗えない(笑)
薬師寺とは反対方向へ向かうけど
歩いて帰れる距離だろうと予想して進みました。
*
平坦な尾根道です。
人がひとり歩けるくらいの道幅が筋のように続いています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/4c/a56f2e46154f20a08bdd8c5d5b5bce51.jpg)
風が強くて寒い日でしたが、山の中に入ると無風です。
ちょっとだけのつもりだったので
手袋を車に置いてきてしまって、手が冷たい。
道の両サイドはこんな感じの雑木林になっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/27/065400d1a5b6005b9053a1bf4575de25.jpg)
樹皮が白くなめらかな樹木たちに、あちらこちらから抱き付かれている
ゴツゴツした太い木がありました。
「モテモテの木だ・・・」にやにやしながら写真を撮りました(笑)
山の中を歩く時、偶然となり同士に芽生えて成長してきた
木と木の関係をあれこれ想像するのは楽しいことです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/e0/5408447014a205fc4cc7a42bb92dd92b.jpg)
道が二股に分かれています。
なんとなく右を選んで進みました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/11/a61d159a0502346a090fa6401345776e.jpg)
しばらく行くと尾根道から
四角いゴツゴツした石が多い下り坂になってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/70/c12c125a9f849b53d1c653a07de1850b.jpg)
石積みの人工物が見えたので、少し戻って見てみると
お遍路のお地蔵様でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/ec/9a402238844eef7a5b46253109e1220a.jpg)
大きな岩を組んで作った祠が殆どですが
中にはコンクリートブロックのものもありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/ec/47ff3f3ba6d7c7bb6a67a041b055f7ee.jpg)
あ、こちらはレンガのお家です。
思わず「3匹のこぶた」の物語りを思う浮かべてしまって・・・スミマセン(^^ゞ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/dd/d7d301057ab153f3de4a743419eb2e98.jpg)
屋根に積もった土にシダが茂り、ステキな屋上緑化のものもあれば・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/c1/0264f46c7ba172f9ca801e340cb90fce.jpg)
自然岩を掘削したワイルドなものもありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/7d/c56810629be027d89af6811a1a34cd30.jpg)
興味深く見て歩いているうち、あっという間に
山を下りきって、一番札所のお地蔵様のところへ到着しました。
こちらは木造で、瓦屋根の立派な祠でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/e1/9bbb182c2de154e95b42a47fee76f6a6.jpg)
案内板がありました。
「三河八十八か所弘法巡り」は明治の中期に作られ
昭和初期には全山がライトアップされて、多くの参拝者が訪れました。
でも、戦時下に電線が供出され、賑やかだったお遍路道は廃れてしまったそうです。
どんな風景だったんだろう・・・見てみたかったです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/18/79c160f796d099a97313b6684c903bb3.jpg)
ちょっだけのつもりでしたが、ひと山下って1時間半くらい・・・
徳性寺の境内から国道1号線へ出て、ぐるっとひと回り
一畑山薬師寺へ戻ってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/f7/bb880d1dfb5d2575edf23e9c2f748b05.jpg)
帰宅後に調べたら、お遍路は徳性寺の東にある阿弥陀寺へ続いているようです。
もしかしたら、山の中で分かれ道になっていた場所を左に行ったら
阿弥陀寺なのかもしれません。
今度はこちらから順に回ってみたいと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/48/5df55a867cc3d2bb11d0d80ca2ff833b.jpg)
お店は3時までで、みたらし団子は食べられませんでしたが
面白い寄り道散歩になりました(#^.^#)